第12話 ツエェェェ!キュアスカイ対カバトン!!
江戸時代っつーか昔の日本はあちこちで『決闘』してたイメージあるよね? あるでしょ?
戦国時代から、日本の武士の間では『果たし合い』ってのがあったんですね。ただそこまでに発展するパターンはそうそう無かったようです。ただ江戸時代には『仇討ち』的なものが法的に認められておりまして、殺された被害者の家族やらなにやらは加害者が行方不明などでお奉行さんがどうこうできないパターンのとき、自らがかたきを討つ権利を得られていました。
決闘ですから、相手もただ殺されるのを待つだけじゃなく武器をもって戦うことができます。つまり返り討ちパターンもけっこーあったんですね。だから「家族を殺された! アイツが憎い! 殺してやる!」と心に決めてもそれを実現するにはかなりの壁があったのです。明治時代以降、仇討ちというか決闘自体が『決闘罪(決闘罪ニ関スル件)』によって禁止されたのでやっちゃダメだよ? マンガでよく見られる「憎しみは何も産まない! 敵討ちなんてやめるんだ!」とかそういうアレじゃなくてガチで法律で禁止されてるからね?
これからプリキュアの実況感想書く雰囲気じゃないけど華麗に書いてきますのでよろしくおねがいします。
カバトン氏、例のおでん屋でまたお食べになっております。常連かぁ、しっかし日本円持ってるのか? ただ食いのまま食わせてやってんならおでん屋のおっちゃんかなり心が広い、いやもはやアタマおかしな人だろそれ。
とかやってる隣で女子中学生がおんなのこトークしとるがな。うん、うまくいってない時幸せそうな人々を見ると嫉妬に狂うってのはよくある心理だね。これはアナタも経験あるでしょ?
人間ってどうしても他者と比べたがる生き物なのよ。自分の力量と相手の力量を比較して自信を無くしたり相手をバカにしたり――そういう心理に陥るのはすなわちイロイロな落とし穴への入り口です。常に他者と比較せずにはいられず『自分』というモノを見失ってしまった状態なのだと自覚しましょう。
アナタは他の何者でもない『アナタ』なんですから。さてソラちゃん、カバトンのセリフに引っかかるモノを感じたね。これは以降の伏線になることを期待します。カバトンはソラを諸悪の根源として決闘を挑みました。はい決闘罪。
決闘ってのは"約束事"がついてくるものです。勝ったらこう負けたらこう。現在のあれこれメンドクサイ(オイ)議論三昧よりコッチのがカンタンで楽なんじゃね? なんて思っちゃう脳筋なわたしですが、それはすなわち力こそ正義 = 戦争大好き人間がナンバーワンになっちゃうのでやめといたほうがいいと思います。
創作物じゃけっこーお話の盛り上げどころとして書かれる決闘だけどね、リアルヨーロッパで行われた決闘はわりかし死者いるのでオススメしないわよ? っていうロマンのないツッコミ。
まさかのあげはさんを誘った上で特訓回。おねーさんと少年の絡みがまた見られてうれしいです😆
なんで日本だとむかーしっから『修行といえば山ごもり』なんだろうね。あげはさんが放ったソレはかめはめ波なのかビーム式の真空波動拳なのか議論が分かれるところ、アナタはどっち派?
ソラはともかくましろまでノリノリなの草。
そして滝へ――なんかいるー! いかにも『師匠』って人がいるー!! ……と思ったら肩こりに効く滝だったようです。どういう理屈だ? マッサージ効果なら他の滝でもええやん。あ、でも温泉的な成分をもってる湧き水ならワンチャンあるかも。
鳥だから鳥と話せる理屈に草。よし、じゃあわたしもサルとおはなししてみよっかなと幼児向けアニメにツッコミをかますオッサンがここにいます。それはおいといてプニバード族って技術力あるし鳥と会話できるし努力すれば飛べる可能性あるしこれもう無敵なのでは?
あげはさん学業がんばって! ――ところでアナタ、宿題終わった? 終わってないならこれ読み終わったあとやりましょうね(*^^*)
どうぶつとコミュニケーションできたらどれだけ幸せなことか。普段から知識系の話題を扱ってるわたしですけどね、わりとこーゆーメルヘンチックな願望をもってたりするんですよ。とくに我が家に居座ってる黒ラブが何をどう思ってるのか知りたいですねぇ。まあわたしが頬ずりしてくっついてる時は「めんどくせーなぁ……」って言ってるのは確定だけど。
マンガとか読んでてもさ、どうぶつとコミュニケーションできるキャラクターとかマジでうらやましいと思うもん。わたしもたまにこう、木にとまってる鳥とかに話しかけたりするんだけどぜーんぜん通じなくてさ、いや当たり前だけど。
ちょっとまって……いい年したおっさんが鳥に話しかけてる場面想像してウッってなったから今後は控えるわ。
いまのなろう系っていうか創作物って『修行ターン』書かないよね。さいしょから強いとかこうサクッと強くなっちゃう的な感じで『強くなる途中』をどんどん省略しちゃうっていうか、なんか試合中に勝手に強くなってったみたいな感じでさ。最近のゲームとかもそうなんかなぁ……ネトゲとかはそりゃあもう気が遠くなるほどレベル上げが長い道のりだったような気がするけどどうっすか? 今の若い子はどんなゲームやるの? ちょっとオッサンにコメントで教えていただけません?
女子中学生だけでキャンプはキケンだと思います。しかしキャンプしたいってのはとてもよくわかる。最近ソロキャンプが流行ってたりキャンプ用品をいちいち準備しなくていいグランピングだったりと選択肢が様々ですが、普段と変わった環境に身を置くってのはとても良い刺激になります。アナタも若いうちに友だちの家に泊まるとかそういう経験したほうがいいですよ?
そして3日後。ここ最近のプリキュアにありがちな『ランボーグ作成用エネルギーを自分自身に取り込みパワーアップ』をやってきましたね。心なしか変身セリフに気合が入ってる感があるキュアスカイ。
流水の如く攻撃を交わすスカイ、しかしカバトンは前作某キュアサンドイッチが得意としていた左右から挟む攻撃で動きを封じた! これは万事休すか!! ――まあ潰される展開は年齢層を10歳くらい上げなきゃできないのでパス。幼児向けアニメはちゃんと『努力 × 勇気 × みんなの応援 = 無限パワー』の図式でやらなアカンのですよカバトンさん。
カバトンの敗因はなにか? それはプリキュアが女児アニメだからではなくチキンレッグだからだと思うのはわたしだけでいい。気になった方は『チキンレッグ』で検索してみてね。
カバトンにとって敗北とは『終わり』を意味する。追い込まれたカバトンはなりふり構わずエルちゃんを狙うが
さて、アナタはキュアスカイの行動をどう見ますか? ――カバトンは今までエルちゃんをさらったり、町の人々を恐怖に陥れたりしていました。これはとても『悪いこと』です。でも、キュアスカイはそんな『悪いこと』をしたカバトンを助けましたね。この場面、アナタのとなりに子どもがいたとしたらどう教えますか?
キュアスカイはカバトンをなぜ助けようと思ったのかわかりません。けど、彼女はそれを『正しい』と思ったからやった……この行動について、おそらくアナタも『正しい』と思ったでしょう。では彼女のどういった部分が『ヒーロー』だったのでしょう? そしてそれを年端も行かぬ子どもに伝えるとき、どういった言葉で教えるでしょうか?
わたしだったらどうだろう? ――幼女の知り合いがいないからわかんないや。
危うく命を失うところでしたが、カバトンさんは幸いにも解雇通知だけで済んだようです。日本じゃいろいろな事情で再出発は難しいけど、プリキュアで触れられたように今後社会は変わっていくのでしょう。今後カバトンがどのような活躍をするのかってのにも期待が膨らみますね。
さて、そうなると気になってくるのが次のヴィランの存在だね。しばらくはほんわか日常回ってことはないでしょうから、次週にもアンダーグ帝国から次なる刺客がやってくることでしょう。そもそもアンダーグ帝国自体がまだナゾに包まれてるね。おばあちゃんも知らないっていうしなぜエルちゃん狙ってんのかも真意定かでなし……ソラがヒーローをめざすきっかけとなった彼女も気になるしで、今期プリキュアはけっこ-ナゾ深き作品なのよねぇ~。
次回予告。エルちゃんついに歩けるようになったか! 赤ちゃんってほんとに今日明日への成長がはやいよね。そんなエルちゃんのために新しいクツを用意しましょうってことだけど、ほら、未来の女王陛下であらせられますエルさまの履きものですからガラスでこしらえたアレとかもうリッチでエレガントなデザインにしないとエルちゃんも「エッ!」言うてお断りはいっちゃうから市販のものじゃなくてオーダーメイドせんと――赤ちゃん用のクツってどんなんだろうね?
まあいいや。えーっと今回もたのしい30分間でした。次回からカバトンがどんな活躍を見せるのかって楽しみも増えたね。あとあげはさんはよ変身しなさい。オトナだからって恥ずかしがっちゃダメだよ。世の中にはミソジどころかおばあちゃんになってもプリキュア化した伝説の御方がいらっしゃいます故わたしはいつでもばっちこいです。ってことで、今日プリキュアからもらったゲンキを胸に一週間楽しくやっていきましょう。また来週!
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