わたしがそのゲームにハマったきっかけ
雪待ハル
わたしがそのゲームにハマったきっかけ
「私はこのメンバーで魔王を倒しました!」
スマートフォンの画面にSNSの文字列と二次創作らしきイラストが映っている。
どうやらこの人が書き込んでいるのはゲームの話らしい。プレイヤーによってゲーム内で呼び出せるキャラクターは異なるらしく、その偶然仲間にできたメンバーを育成して敵を倒し、ストーリーを進めていくロールプレイングゲーム。
その書き込み主はきっと、この自分が大事に育ててきたメンバーでラスボスを倒せた事がとても嬉しかったのだろう。それが文面から何となく伝わってきた。
「・・・面白そうだな」
ポツリと呟く。自分だったら、どんなメンバーで魔王に立ち向かうのだろう?そう考えただけでわくわくしてきた。
その30秒後にはわたしはそのゲームアプリをダウンロードしていた。口元には自然と笑みが浮かぶ。
わたしがそのゲームにどっぷりハマる事になるまで、そう時間はかからなかった。
おわり
わたしがそのゲームにハマったきっかけ 雪待ハル @yukito_tatibana
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます