暁の恋文

書き終えたあなたへの「気持ち」

外は静かに「朝」を迎えた


封をしようか…どうしようか…、止まったままの「この手」


この「朝」をあなたは知らない

外は「車」の音が聴こえた


風を通そうと、そっと、開けた窓から見えた…凍った朝陽



この「朝焼け」のように、「奇麗」に、「燃えて」いくであろう、この「想い」



     まさに今、終わろうとしている、この恋

     あなたには二度と会わない、そう決めて

    書き上げた「すきです」と言う文字で表された

      『さようなら』を指でなぞって

          封をした―――…


さようならあなたへの「気持ち」

外は静かに「朝」を迎えた


そうか、あなたに、もう逢えないんだ…。流れたままの、「涙」


この「朝焼け」のように「儚く」、「消えて」いくであろう、この「想い」


      まさに今、終わろうとしている、この恋

      あなたには二度と会わない、そう決めて

     書き上げた「すきです」と言う文字で表された

        『さようなら』を指でなぞって

            封をした―――…


   あなたが、すきだった。それは、それは、すきだった―――…。

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