アイシテル

        『愛してる』なんて

         言えなかった…。


この前ね、あなたを街で偶然、見かけた時、あなたが知らない子と手を繋いでて…

余りにも幸せそうで…『嫉妬』と言うより『後悔』で心がいっぱいになったよ


『ごめんね』

と 涙が出て来た そんな私がいた

あなたが『不安』だって気付きもせずに、余りにも不器用過ぎて


『別れ』を切り出す  なんてこと  あなたにさせてしまった…



一言  たった  一言


         『愛してる』なんて 言えなかった

    『態度』にも『言葉』にも出さなかった私のあなたへの“すき”

         『愛してる』なんて


          言えなかった…。


今でも覚えてる あの時、あなたがこの手を握ってくれた時、余りにも恥ずかしくて


恥ずかし…過ぎて… 払ってしまった。  本当は うんと 嬉しかったのに…



一言  たった  一言…


          『愛してるよ』って 言いたかった

      気付かずにあなたには言えなかった私のあなたへの“すき”

          『愛してるよ』って


           言いたかった…。



半分は“すき” 半分は“だいすき” それでも はみでる あなたへの アイシテル


          『愛してる』なんて 言えなかった

     『態度』にも『言葉』にも出せなかった私のあなたへの“すき”…


          『愛してる』なんて


           言えなかった…。

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