Tears running down my cheeks.

『あんなヤツ』のことなんて 笑い飛ばしてしまおうと

借りて来た コメディ映画…  なのに、なんでかな

涙が 涙が…   溢れて 溢れて…


「『あんなヤツ』のことなんて すぐに忘れられるだろう」 そう思ってた

それなのに 季節はどんどん流れてゆくのに いまでも

涙が 涙が…   止まらず 止まらず…



誰にでも優しいあいつのせい? 信じきれなかった私のせい?


    誰より『側』にいるはずの私が 

    誰より『遠く』にいる気がして…

    誰より『大切』のはずの私が

    誰より『軽く』扱われてて…


もっと もっと もっと 私を 『近く』に置いてほしかった…



『あんなヤツ』の『上』なんて すぐに見つけてやるんだって、強がって

簡単に 手放した けれど…  だけど、

涙が 涙が…   込み上げ 込み上げ…


誰にでも無邪気なあいつのせい? 素直になれずいた私のせい?


  何よりあいつを見ている私を あいつは見ていてはくれなくて

  いつでも笑顔でいるあの余裕が 私を馬鹿にしてるみたいで…


いつも いつも いつも 私のことだけ 見てて欲しかった…



       いまも、ずっと、『悔しい』のは、

     あのとき、あいつが、私を、引き止めなかったから…


    誰より『側』にいるはずの私が

    誰より『遠く』にいる気がして…

    誰より『大切』なはずのは私が

    誰より『軽く』あしらわれてて…



もっと もっと もっと 私を近くに置いてほしかっただけなのに…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る