第4話
・・・
何だろう?
誰かに見られている気がした・・・
写真?
いや違う・・・
・・・
あれ・・・
何だろう。
いつの間にか眠っていてしまっていた。
毛布が、かけれれている。
おばさんが、かけてくれたのかな。
あまり長居しても、申し訳ないし・・・
って、もう、かなり居るか。
帰ろう
その時ドアが開いた。
「あっ、陸くん、やっと起きた」
えっ?
万田さん?
まだ、夢でも見ているのか。
「どうしたの?ぼーっとして」
「えっ、万田さん・・・どうして?」
「どうしてって・・・今日は一緒に推理小説書こうって、言ってたじゃない」
「そうだっけ?」
「うん。まだ夢見てる?
万田さんは、不思議そうに見る。
いや・・・
何かある。
「お母さん、陸くんが、起きたよ」
「はーい」
下から声がする。
そして、おばさんも上がってくる。
ボーイッシュな格好は同じだ。
「あっ、陸くん。起きた?よかったら晩飯どうぞ」
「陸くん、食べていってよ。どうせ、1人暮らしでしょ?」
「おばさん、料理は得意なんだよ」
服装の通りさばさばしている。
それに、1人暮らしだったのは、一年間の間で今は実家で・・・
「あのう、おふたりさん」
「どうしたの?陸くん」
「今日は、何年の何月だっけ?」
「202×年の〇月×日だけど・・・」
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