第12話
エッチな話に戻ろう。なぜなら、二十八歳になり、やっと手取り二〇万以上の素晴らしい職場へ就職できたわたしに、おなじ、いわゆる悪いタイプのお局が現れる。
その子のやり方も似たようなものだ。そこでも上と下のない、とてもやりやすい環境の職場で。しかし特殊なこともあり、果ては新人の失敗は先輩達がカヴァーするからヘマをした当人には伝えない。という者だ。二十人以上いるうち全員辞めたい、といったらしい。ここでのことは簡潔にいう。係長でも院長でも村長でもなんでもいい。とにかく誰かが辞めたいと言えば指導者が機嫌を悪くする。そこで炸裂するのが例の八つ当たり、憂さ晴らしだ。それも村長があらぬところでただ粛々と。
その子は二十二歳で、わたし、止水より六つも年下だったが造形が美しく、男友達もおり、おそらく彼氏もすぐ作れ結婚できる、そんな更衣室でゴロゴロする長身の美女だった。
ちなみにその厚顔無恥美女の解放の言葉は、
「うん。もういいよー。」
だがわたしはずっと考えていた。ここに勤めている看護師以外、全員処女であってもおかしくないと。エッチな話は次の話でしょう。というよりあまりH(えいち)、英和辞典で言うところの「変態」ではない。とにかく喪女や干物じゃないにしても。全員おぼこ味があるのだ。フェラなんてしたことないような。ちなみにわたし、止水がどうして、そんなあやしいサイトも全部避けpixivで BLがひたすら読めるところから、フェラだのクンニだの、アナル責めに大人のオモチャを知ることができたのかは。今より規制の緩かったYouTubeの「声優 R18 シチュエーション」。
Yahoo!検索の「女性 安心 無料」にいにしえのわたしが他者の助言を得たり得なかったりでたどり着いたからである。好きなのはfc2!なんて女性もいるだろう。男優にも詳しくなった。これは、わたしの話と、みんなの話を混ぜたものだ。だから言おう。おんなだって、朝なんとなく起きたくない時は抜きたくなるのだ。
最初はどうしよう、やろうかと迷いながら、利き手を股の間へ持っていき。
この時、恥ずかしい者、うつ伏せでいたものは腹の下を蛇が這うようでいて、まっすぐにしっかり(さっき迷うようにと言ったが)気持ちいいことをしたい時は人はまっすぐ手を股へ伸ばす。
濡れるということ、また触ることで快感を知っている者ならば、時間があればまず服の上からなぞる。そこで意中のキャラクターや声優の台詞、俳優の上半身、とにかく気分の上がるものならなんでも妄想と性の焚き付けにする。しかし今後わたしが妄想で体験することはこの世のもっと恐ろしい阿鼻叫喚のものだった。幻覚はそれを本当にあったことだと錯覚させた。
性欲旺盛で一人エッチが好きなやっと普通になれたわたしは厚顔無恥の美女の三度の攻撃により、統合失調症となった。
三年後には入院する。
次回には、女性の自慰行為ついて先ほどの書きかけを少し詳しく書いておこう。これが本になれば、わたしは喜んで電車に乗ることだろう。飛行機と新幹線はまだだ。人の視線で一家全てが生きづらくなるだろう。だが、私の話ではないのだから、膨大な日記から書いてあげようと思う。
セイバー。風邪薬と栄養ドリンクを一気に飲むのを辞めた方が良かった。書いてあげるからね。
あなたはNARUTOの月光ハヤテの手が、性的に好きな子だ。
クレヨンの君。彼氏との話をありがとう。あなたもまたこの町を去った。私に知らせずに。会社の女の子とは仲良く話をして旅だったのに。
だから全部書く。アダルトチルドレンに困っていたあの子のためにも。
自慰行為が、マスターベーションが、オナニーが。
ひとがひとをしいたげることにちかい、にているとたとえて申し訳ございません。こんなもの読者欲しさに書いたことです。
孤独なひとりの人間が、耳年増と処女を拗らせ、果ては発狂するような、読んだことのないドグラマグラにできたらとただ、つづっております。
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