序章~五節~
(ああ~~っ……怖かった……!)
お兄さんを抱えたまま安全な場所を探して駆け抜けたけど、ようやく安全そうな路地裏を見つけて腰を下ろす。
腕の中のお兄さんは口を縄で縛られたままだった。舌噛んでないかな……と思いながらその縄を解く。
「はあッ、はあッ……!」
「だ、大丈夫、ですか?」
「あ、ああ……大丈夫だ。けど、それより……」
塞がれていた口を解放されたお兄さんは、信じられないものを見るような目でわたしを見つめる。
「君は……撃たれたはずじゃ……!それに、その力は……」
うう……まあ、気になるよね。だって撃たれたはずの子供がなぜか生きてて……しかも大人を何人も殴り飛ばして、そのままお兄さんを抱き上げてコンクリートの囲いを跳び越えたり高い屋根の上に登ったり飛び降りたりして逃げてきたから……。ていうかやり過ぎだよもう……!
「傷は?大丈夫なのか!?」
「あっ大丈夫です!ほらっ絆創膏持ってるので!」
ポケットから持ち歩いてる絆創膏取り出しすと、ぺたりと貼って笑って見せる。お兄さんは心配そうな顔をするけど、本当に大丈夫だった。確かに撃たれたけど、弾が貫通する前に素早く頭を、その、こう……仰け反らせて……後ろへ受け流せたから。これなら撃たれたフリもできるし、油断させてお兄さんを助けれるって思ったし。
「……君は、何者なんだ?」
ううう、ご尤も。……でも、どう答えればいいか困っちゃう……。
「えと……その……生まれつき、こうなんです」
ほら……やっぱりさすがに「忍びをやってて…」なんて言えるはずもないし!
けどこの答えもどうなの!?と頭を抱える。生まれつきこうって何?苦しすぎるよ!
「生まれつき……?」
「そ、そうですあの……はい」
いたたまれなくて、つい色んな事を口走りそうになる。
「あの、ヘンだって思うのもわかりますし、納得できないのもわかります。でも本当に……!」
「……素晴らしいじゃないか……!」
「生まれつき、で……へ?」
こんな…こんな苦しい言い訳しか言ってないのに。
どう見てもおかしいわたしなのに、お兄さんは、
「君のその力のおかげで僕は救われた」
「あの、え……」
「助けてくれてありがとう」
一つしか見えない瞳を細めて微笑んでくれた。それだけで胸の奥がきゅうんとなって、嬉しさでいっぱいになる。
「えへ、えへへへ、そ、そんな、そんなこと……っ…!」
くすぐったい気持ちを誤魔化そうとしたけど、ゆるゆるの口元は全然元に戻ってくれない。
うう、全然締まらない……でも、嬉しい。それどころじゃないのに、嬉しいな……えへへ……。
「ああ、名残惜しいが……すまない、そろそろ行かなければ」
でれでれするわたしとは反対に真剣な表情に変わったお兄さんは、傷を押さえつつよろよろと立ち上がる。
そ、そうだ、お兄さんを早く手当てしないと!
「だ、だめです!怪我してますから、一先ず病院へ……!あと警察にも通報を、」
「駄目だ。僕はあの印籠を取り戻さなければならない」
いんろう……って、アレだよね?あのヤクザさんに取られちゃった、時代劇の道具みたいなやつ。
そんなに大事なものだったのかな……?
「……あれって、一体何なんですか?」
おそるおそる聞いてみると、お兄さんはぐっと口を引き締める。
言おうか言うまいか、迷っている様子だ。少し拳も震えているように見えるので、よっぽど因縁のあるものかもしれない。
もちろん無理に答えて欲しいわけじゃない、と告げようとしたときだった。
「僕は長い間、ある男を追っている」
重い口調でお兄さんは静かに語る。
「あれはそいつに繋がる手掛かりなんだ。失うわけにはいかない」
その眼差しは決意に満ちたもので、同時に揺るぎない覚悟も秘めているようだった。
その相手とはよっぽど深い因縁があるらしい。
「その人は……あなたに、何をしたんですか……?」
「………母の仇なんだ」
お母さんの……仇?力強くも物憂げに語る表情に言葉が詰まってしまう。ひょっとして……。
『絶対に譲れない……僕の使命だからだ』
その使命って、お母さんの仇を取ること?
仇って、それはその、つまり……。
(お母さんが、死んじゃったのかな……?)
今日一日で別世界で生きる人達をたくさん見たけど、目の前のお兄さんもその中の一人で……ほんの少し前に出会ったばかりなのに、たくさん辛くて悲しくて、険しい道を歩んできたんだって言うのがすごく伝わった。
でもお兄さんは挫けることも怯むこともなく、最後まで立ち向かう姿勢を見せていた。あんな風に命の危機に晒されていても、譲れない使命だって毅然と言い放っていた。
やっぱり、このままじゃ……放っておけない。
「あのっ……!」
色々取り繕ったりしている暇なんてない。わたしはこの人を、どうしても……!
「取り返すの、わたしも手伝います!この力があればあなたを守れる!」
お兄さんは驚いた顔でわたしを見る。綺麗な顔立ちできょとんとするとなんだか可愛く見えた。
暫くそのまま固まったかと思うと、はっとしてすぐに表情を引き締める。
「だ、駄目だ。さっきも言ったが、君を巻き込むわけにはいかないんだ」
「どうしてですか?わたしが強いって証明できたはずです!だから、お兄さんを助けられる……!」
「ああ、確かに助けられた。けど奴らを甘く見てはいけない!平気で人を殺すような外道しかいないんだ。いくら君が強くたって次はそのケガじゃ済まなくなるかもしれないんだぞ……!」
「わかってます!だからこそ、あなたを一人には……!」
「いいや、君はわかっていない!」
強い口調でお兄さんは遮る。
「もし今回助かったとしても……一度ああいう連中と関わってしまったら、その縁は一生ついて回るかもしれない。……僕もまた、奴らと同じようなものだ」
真剣に、けどどこか自嘲気味に語るお兄さん。
君が救おうとしている人間は決していいものなんかじゃない。そう言っているかのように。
「君は確かに生まれつき強い子だ。……けれど、普通の世界で生きる女の子でもある。こんな見ず知らずの人間を助けてくれる、優しい君を……汚い世界に巻き込みたくないんだ」
わかってくれ、と諭すような口調と切なそうな表情に、言葉に詰まってしまった。
……きっとわたしがここで頷いたら、お兄さんはあの人達を追って行ってしまうんだろう。銃で撃たれてケガをしているのにも関わらず、自分の使命のために、たった一人で。
ヤクザさんはつまらないことを口走るなんてけなしていたけど、わたしはそうは思わない。あんな人達とこの人が同じようなものだなんて、信じられない。
この人はあなた達がバカにしてもいい人じゃない。浴びせてくる冷やかしも全部跳ね返してやりたい気持ちになる。そのためなら、わたしはいくらでも傷ついたっていい。
「……お兄さん。心配してくれて、ありがとうございます。……でも、ごめんなさい」
わたしは一歩前に出て、お兄さんの肩の傷を見る。かすり傷と言っても痛そうなものに変わりはない。
「わたしはいまこの瞬間、お兄さんを見捨ててしまうことが耐えられないです」
「……!」
「今日のこと、ずっと忘れられないです。わたしはお兄さんを助けることができたのに、自分のためにそれをしなかったんだって」
「そんな……」
「お願いです、お兄さん。わたしに、あなたを守らせてください」
ここであなたの手を離したくない。あなたの安全が保証されるまで、絶対に帰りたくない。だから、守らせて欲しい。
懇願する想いで頭を下げるわたしを、お兄さんはどんな目で見ているんだろう。
「……出会ったばかりの人間に、守らせて欲しいって頭を下げる人なんて初めてだよ」
……うん、これもご尤もです。でもこれが、わたしの正直な気持ちだから、しょうがない。
でもこうでもしなきゃ、お兄さんを守り切るまで離れる気はないって伝わらないから。
「君は、底なしのお人好しだな」
お兄さんの声が柔らかくなった気がする。顔を上げると、困ったように笑っていた。
「……印籠を取り戻すまで、いいか?」
「……っ!はい!」
「だが一つだけ、約束してくれ」
「へ……?」
「……どうか、裏切らないで欲しい」
お兄さんがすっと小指を立てる。そっか、約束だもんね……!
「もちろんですよ!」
わたしも自分の小指をお兄さんのに絡める。
「……ありがとう」
ふっと微笑むお兄さんに、胸がときめいて止まらない。
すごく、どきどきする……あんな出会い方して、悪い人に追いかけられてるのに、こんな約束してるなんて……!
今こんなこと考えてる場合じゃないってわかってるけど……これが『運命』っていうものなのかな?ひょっとしてお兄さんと巡り会ったのは偶然じゃないかもしれない……?
そう思ったとき、今朝のおばばの言葉が頭をよぎった。
『うずらが仕えたい思うような人はおらんのですか』
仕えたい人……そうだ。わたしの主君、わたしだけの『殿』……!
ひょっとして、この人が……!
「あ……あのっ!」
「ん?」
「……そのっ、わたし、きっとあなたを最後まで守ります。だから……」
どうしよう。もう『そうなんだ』って頭の中で誰かが言っているみたい。……一世一代の告白って、こんな感じなのかな?あ~~本当に緊張する……!
「何だい?」
「そのっ……これが無事に済んだら、わたし……」
口から飛び出そうな心臓を飲み込みつつ、意を決して言葉を紡いだ。
「わたしっ!あなたにつk「見つけたぞ!」
……でもそれは、最後まで言い切ることはできなかった。見てみると、側にある廃ビルの階段から誰かがこちらを見ている。
まさか、さっきのヤクザさんの仲間!?焦ったわたしはお兄さんの手を取って逃げようとするけど、その路地裏からの出口はすでに怖い人達で塞がれてしまっていた。
「甘ぇなぁ、坊ちゃん。逃げられた時の保険くらいかけてんのよ」
男の人がニヤニヤ笑いながらスマホを揺らしている。お兄さんはそれを見てはっとした表情になり、自分の衣服を探る。
「すまない、位置を把握されていたようだ……!」
お兄さんは襟の下から何かを取り出した。小さいチップのような形をしたそれを苦々しく見つめて捨てる。
「先ほど捕まったときに取り付けられたらしい……」
「兄貴は確実に仕事をこなしたいタイプだからな。オラ、さっさとこっちに来い。二人共だ」
「っ!」
「まとめて捕まえろって言われててな。何でもお嬢ちゃんが兄貴と他数名ボコったとか……ほんとかねぇ?それ」
あからさまにこちらを見くびった様子で、仲間達と一緒にわたし達を取り囲む。
それを見たお兄さんが、またわたしを庇うように前に出てくる。こんな状況でも、さっきあんな約束を交わした後でも、お兄さんはわたしを守ろうとしてくれる。
でも、それじゃだめなんだ。
「下がっててください、お兄さん」
「君……」
まだずっと緊張してるけど、怖がってる場合じゃない。
「おっとぉ?ひょっとして実話だったのか?」
戯けて言う男の人に、わたしは背筋を伸ばして、堂々と声を張り上げる。
「この人には、指一本触れさせません!」
何があっても絶対に、お兄さんを最後まで守る。その誓いを宣言するように。
自分達の前に立ちはだかるわたしに、彼らは暫く顔を見合わせた後、げらげらと笑い出した。
「健気やなぁ、全く」
「指一本触れさせません、だとよ」
「背伸びしてかーわいい」
みんなわたしをバカにしてる。それもそうだよね、この人達みたいな本物の悪者の前じゃ、わたしなんてちっぽけな子供だもん。
「いいねぇそーゆーヒーローごっこ。あとでまたゆっくり見せてくれや、なぁ……」
にたにたしながら、わたしの肩に手を置いてくる。『少し力を入れればどうとでもなる』、そんな侮りが感じられた。
でも、それでいい。そうしてくれた方が、とても助かる。
「すぅーーっ…………」
深く息を吸い込んで、相手の腕を内側から払いのける。
「ッ!」
……うん。この方が、倒しやすい。
********************************************************
「くそッ、どうなってんだ!?」
「おい!そっち回り込め!」
何が起こっているかわからない。
自分達は確かに、兄貴から聞いた二人組を追い詰めたはずだった。金髪の男に取り付けたGPSから発信された地点は人気の無い路地裏を示しており、これは好都合だ、楽な仕事だと皆思っていた。
ただ一つ気になったのは、兄貴の言葉だ。
『一緒にいたガキを見くびるな』
聞けば一度追い詰めたはずだったが、一緒にいた見知らぬ少女に一瞬の間に叩きのめされたらしい。しかも脳天をチャカでぶち抜いたそうだが、どうやってかそれを『避けられた』のだと言う。ぶち抜いたものを避けられるなど、どんな後出しじゃんけんだ。矛盾とも言える。
もちろんみんな本気にしていなかったし、実際に相対しても、とてもそんな力があるとは思えなかった。額に絆創膏を貼っているのがまた緊張感が抜ける。人どころか虫一匹にも悲鳴を上げそうなか弱さで勇気を振り絞り、「この人には、指一本触れさせません!」と声高らかに宣言するものの、その様がなんとも滑稽でいじらしかった。
だというのに。
「ッが……!」
息が詰まる声がした。少女に迫った奴の背中が、なぜか迫ってきたから驚いた。慌てて避けると、自分の後ろにいた奴にぶつかり、そのまま倒れてしまった。
一体何が…と少女を見ると、そいつは掌底を突き出し、腰を低くして構えていた。すっとこちらを見る眼差しは幼くも冷静で、勇ましかった。
「このガキ!」
別の奴が殴りかかったが、少女は消えるように頭を低くして避けると、そのまま下から強烈な蹴りをみぞおちに喰らわせる。
悶えて蹲るそいつをそのままに、今度は背後から両手を組んで殴りかかってきた奴の攻撃を受け止める。それも、片手で。
相手の顔を一瞥すると、両手の軸をずらして前のめりにさせると、その顔にも強烈な蹴りがまるでハリセンのように叩きつけられた。スパァン!という紙を叩いたような音に頭を揺らされ、なぎ倒されてしまう。
そこからはもう、『ソレ』の攻撃は止まらなかった。
(何なんだ、あいつは……!?)
後ろから羽交い締めにしようものなら、肩甲骨を回して拘束を脱し、そのまま足払いして転倒させる。
素手では勝てないと見て小刀を持ち出し、顔を狙ってひと突きを狙おうものなら、それすらもあっさり避けられてしまう。あまつさえ腕を拘束、地面を蹴って体を倒したかと思うと、両足で相手の首を挟むとそのまま地に叩きつけて十字固めの形へもっていってしまうのだ。まともに技を喰らった相手は気絶してしまっている。
見目は自分達よりも遥かに小さく、華奢な少女の体格だ。なのになぜ、大の男が束になってかかっていっても軽く投げ飛ばされたり、叩き伏せられてしまうのか。拳も蹴りも、明らかにそいつの体重以上の威力が出ているようだった。
もう立っている者も残り少なくなってきた。このままではまずい。
「くそっ!」
自分は隠し持っていた銃を取り出す。兄貴の言っていたことが本当なら、こんなものも簡単に避けられてしまうだろう。
なら『奴が止まるよう』差し向けるしかない。そう判断し、銃口を背後ではらはらと見守っている金髪に向けた。
勿論、殺しはしない。ただ頭を掠める程度にして、隙を生むだけだ。
(パァン!)
放たれた弾は仲間と少女をすり抜け、金髪の男へ迫る。
「お兄さん危ない!」
気づいた少女が手を伸ばすも遅かった。金髪はそのまま弾丸を浴びてしまい……。
ーーーその頭が、宙を浮いたように見えた。
「…………は?」
結果的に、隙は生まれた。
でもそれは少女だけではない。
その場にいた『全員に』だった。
********************************************************
(パァン!)
気づいた時には遅かった。次から次へとやってくる人達を倒し続けて、さあ残りあと少しだ!と油断していた。
先ほど聞いた破裂音がまた響いたかと思うと、視界の片隅に今日見たものと同じものが映った。
……弾丸。人殺しの道具。誰かが発砲したんだ!でもそれはわたしを狙ったものじゃなかった。それどころかもっと悪い所を狙っていたのだ。
「お兄さん危ない!」
後ろに下がっていたお兄さんだった。
(バカ!わたしのバカ!)
相手はピストルを持っている人達なのに……狙うのはわたしだけじゃないってちょっと考えればわかるはずだったのに!
急いで弾丸を追いかけようとするけど、別の人に邪魔されてうまくすり抜けられない。
お願い、避けて!縋る気持ちでお兄さんを見る。すると、お兄さんも自分に向かって撃たれたのに気づいたようだ。
「っ!」
僅かに目を見開いたお兄さんが映った。そのまま、弾丸はお兄さんの頭を狙って突き抜けていき……。
ーーーお兄さんの頭を、『飛ばした』。
「………へ?」
他に言い方がないか…って言われても、そう言うしかなかった。
お兄さんのきらきらの金髪が、文字通り飛ばされて、宙を舞っていたのである。
「…………は?」
男の人がぽかんとした声を漏らす。いま、目の前で何が起こったのか誰一人理解できていないようだった。
お兄さんの金髪はそのまま、足元へぽすっと音を立てて落ちる。頭部を失った髪はかわいそうにぺっちゃんこになっていた。
「えっ……ウィッグ……?」
ちょ、ちょっと待って。お兄さんのあれって、地毛じゃなかったってこと!?あのきらきらの金髪って偽物だったの!?
じゃ、じゃあ本当のお兄さんはどうなって……!
「………おいおい」
緊迫した中で、また新たな声が響く。
地を這うような、低くて怖い声。
「指一本触れさせねェっつった割にゃァ、脇が甘ェじゃねェか」
一体どこから…と姿を探す必要はなかった。
その声は、お兄さんの立っている場所から聞こえていたのだから。
「なァ?お嬢ちゃん」
俯いて顔を隠していた『その人』が顔を上げる。
ウィッグの下から現われた黒い髪を揺らしながら、こちらをまっすぐ見つめて、凶悪な笑顔を浮かべていた。
よく見ると深いオーシャンブルーの瞳も失われており、ヤクザさんに向けられたピストルの口のような色をしていた。
「て、てめぇ…………!」
その姿を目撃した男の人が、震える声で口を開ける。
その表情は驚きと恐怖に歪み、震えていたけれど、なんとか絞り出すように言葉を紡いだ。
「てめぇは……黒鵜の逢坂!」
そう呼ばれたお兄さんは、端正な顔を愉快そうに歪ませた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます