第2話
あれから、さらに一月俺が生まれてから二月がたった母親の母乳を飲むのは前世の記憶があるせいか少し恥ずかしいが問題はない。
目新しい情報はないが霊力に関しては進展があった。
俺は前世で重度とまでいかなくともオタク気質がありラノベもそこそこな量読んでいた霊力をラノベで言う魔力と同じ物または似た物としてりるならば感知し操作し量を増やせるのではないかと思った。
作品によっては儀式が必要だったり親や魔力が使える人に手解きを受ける必要があったりするようだがこの世界では自分で感じ取ることができるようだった。おそらく前世で存在しなかったと言うのと、この体に宿る才能が天才とまでいかずともそれなりに高いからだろう。
霊力を認識して以来身体中に染み渡らせたり血液のように循環させたりして、体の外に放出することもできるようになったし、霊力の量もかなり増えてきている。
霊術は教えてもらわねば使えないだろうが霊力の量を増やし自分の思うがままに操作できるようになれば将来的に役に立つはずだ。
そうそう、そこでこれからの俺の方針を決めたいと思う。この世界は妖がいてそれを退魔師が倒しているが逆に退魔師が殺されることもあるだろう。
俺は天峰家に長男として生まれたこれから先弟妹が生まれてくる可能性もあるが俺がこの家を継ぎ妖と戦うことは確実。継がずとも退魔師として戦うことになるだろう。
前世の死因を覚えてはいないが今世では事故や病などより明確な命の危険がある。自分自身を守るため家族を守るためこれから先は肉体的にも霊力的にも鍛えて強くなろうと思う。
ん?前世に未練はないのかだって?あるにはあるが兄弟が何人がいたから親孝行はアイツらがしてくれるだろうしそれよりも今は前世になかった霊力を扱うことに夢中である。
_________________________________________
_________________________________________
主人公が喋れるようになるまでもう少しお待ちください。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます