おまけ4

この辺で魔法の系統について書いておかなきゃかなと思ったので掲載しておきます。

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 現代魔法学において、魔法は大きくわけて放出系魔法、操作系魔法、干渉系魔法、召喚系統、概念系魔法の5つに分類される。以前までは火属性だったり水属性だったりといった属性による分類の方式が採用されていたが、星間戦争終結以降は現在の方式で区別されている。


*放出系統

 魔力から何かの物質を作り出す魔法のこと。他の4系統に比べて、扱いやすく習得が簡単なので、多くの魔法師がまずはこれを覚える。健斗の氷生成はここに分類される。


*操作系統

 対象となる物質に物理的に操作して何らかの運動をさせる魔法のこと。魔法系統の中で最もよく使われる系統であり、放出系統と並んで扱うのが簡単。健斗が見せた氷柱を操って攻撃する魔法は、ここに分類される。(放出系統で氷柱を作り、操作系統で物理的に動かしていた。)


*召喚系統

 武器や超生物を呼び出す魔法。収納魔法は一般的にこの系統に分類されており、武器や道具の出し入れであればよく使われる。超生物の召喚は、主に偵察や治癒などのサポート要員として用いられるが、稀に強力な超生物を呼び出せる者もいる。健斗の第一段階固有魔法はここに分類される。


*干渉系統

 対象となる物質に干渉する魔法のこと。操作系統と原理自体は似ているが、こちらの方が難易度が高い。トリッキーな魔法が多め。健斗の第二段階固有魔法はここに分類される。


*概念系統

 時間や空間といった概念を操作する魔法。他の4つの系統に比べて最も扱うのが難しく使い手が非常に少ない。その分非常に強力で、概念系統の魔法については世界各国が競って研究開発を行うほど重要な研究分野となっている。



 簡易魔法の3つ(身体強化、魔力障壁、魔力感知)は、どの系統にも属さないとされている。この分類方法を考案、確立したのは黒白であり、これが世界基準となっている。


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どうでもいい話

魔法の設定は、結構しっかりしていると思う。

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