光の糸
森に抱かれまどろむひとよ
どうかそのまま
見果てぬ夢の中で遊べ
木漏れ日があった
光の糸を手繰り
目覚めたならば
また遊べ
鹿と跳ね
草木と語る
雨に歌う
水たまりの空飛び越えて
鳥となる
森で目覚めて
森へと還る
帰路の灯火掻き消えて
煙に巻かれ
闇に落ち
崩れたならば
また遊べ
繋いだ星を
手放さず
風に乗るのさ
この星の
懐深く
沈みゆけ
森の記憶も星へと沈む
星の夢の混沌の
渦に抱かれてまどろむ生命
肌に落ちた木漏れ日に
また呼ばれたなら
森へとおいで
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