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処刑台の在り方がこの世界の優しさや礼儀正しさをあらわしてるように思う。
処罰の公表、極刑の公開処刑は次なる罪咎の抑止力として必要なんだろう。
けれどその処刑が娯楽としては行われていない。
絞首後の体は台に隠され晒し者にされることなく、残虐行為を楽しむ者を生み出さない。
罪人とは言え身なりを整えられ生の最期の尊厳が守られている。
人の世界の「善」が普通のこととしてそこに在る。優しくて素敵な御伽噺のような世界観の中に人間くさい感情とエピソードが盛りだくさん。いつまでも続いて欲しい物語だと思った。
まあ確かに刺激は強すぎただろうけど、でも間違いなくメルガナの人生は良い方に少しは傾いたんじゃないかな。
それよりも、主人公が気に病みすぎないか心配です。
作者からの返信
コメントありがとうございます!!!
子供の頃、覚醒剤禁止のポスターを酷く恐ろしいものに感じていたことを思い出しました。
くすりだめゼッタイ!