第20話:人を傷つけることの共通点 ⑪
現在は海外との距離が以前よりも近くなっていることや正しく学習して、進路選択をする事で国内と海外それぞれに選択肢を作れるなど以前よりも子どもたちが選択することが増えている事やいじめられている子どもや不登校の子どもなど日本の教育が合っていない、自分は日本の価値観が合っていないなど現在の環境で辛い思いをするなら海外に挑戦するという選択をする子どもたちが増えるなど少子化に子どもたちの海外志向が強くなっていることで国内の雇用情勢の構図が大きく変化していくことになり、国内企業が採用活動を行う際にも企業が求める人材がかなり少ない状態で開始するため、有名企業に優秀な人材が流れる可能性があり、中小企業の多くは有名企業の採用が終わる前に学生側もしくは求職者側との接触を図り、積極的なアプローチを図らないと良い人材を採用出来ないと思われてしまっている。
しかし、良い人材というのは学歴や経歴から来るブランドよりも企業が求めるブランド力に見合う人材を指すため、“企業にどの程度の育成能力があるか”や“採用した人材の社内における取り扱いは適正か”など人材選択をする段階で人材選別をするのではなく、自分たちが扱えるかどうかが大事だと思うのだ。
そのうえ、多くの場合は“学歴”や“経歴”といった本人の能力評価に“受賞歴”や“保有資格”といった個人イメージを司る実績評価で決まってくるため、この部分を良くしないと志望企業には入社できないのではないかという不安を与えてしまっている可能性もある。
私はこういう条件が能力の高い子どもたちと企業の距離感を難しくしてしまい、企業に入社するよりも自分で好きな企業を作って自分のペースで自分のアイディア等を自分自身で形を作っていくことで、自分が傷つくことが少ないため、この選択はこれまでの自分を見ていても最善でかつ最良の仕事になり、自分の性格や個性に合っているのではないかと考えやすい。
なぜなら、現在の企業に対する社会的イメージがかなり偏向的になっている部分も多く、個人が人生設計を考える上でどのような選択をすることで“どういう選択肢が生まれるのか”・“どのようなイメージを相手に持たれるのか”など相手に対する印象や理想の形を模索する際に必ずと言っていいほど本人の“学歴”・“経歴”・“職業”もしくは“勤務先”やといった個人の能力や実力、本人の“家柄”・“家族の職業”など家族の情報などが上位に来ることもあり、これらの条件の中でも個人に関する部分は以前から注目されやすい、重視されやすい部分である事は間違いないと思う。
ただ、学歴を縛るというのは見方によっては“就職差別”や“学歴差別”といった声も上がるが、企業として“学歴”を求める事は問題ないが、これらの大学ではない学生が来たときに“○○大学じゃないのに何で家に応募したの?”や“うちは○○大学以外採用しないから”などと選考段階でそのような学生を不採用にするというのは企業に認められている“人材選択の自由”があるが、気を付けなくてはいけないのが“当該大学の3年開始時における卒業後の進路選択がどのような状況であるか”という部分をきちんと把握した上で判断しなくてはいけないということだ。
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