ねぇ、どうして?

星光かける

ねぇ、どうして?


 この世には歌、踊り、音楽、短歌など、さまざまな表現方法が存在する。

そして、どの世界にも必ずある凶器。

それは『誹謗中傷』だ。


 ここ、小説の世界でも誰かの心を傷つけるような言葉が飛び交っている。


 例えば、カクヨムという小説の世界の一部では、応援コメント、レビューなどで、どう考えてもその小説に否定的なコメントであろう言葉を送っている魔獣を多数見かける。


 本人たちはアドバイスのつもりなのだろうか。

僕は問いたい。


「あなたたちは画面の向こう側にいる人たちのことを、ちゃんと考えることができていますか?」


 伝えたい気持ちがあって小説を書いている人。

自分の痕跡を残したくて小説を書いている人。

趣味の一環で小説を書いている人。

さまざまな人たちがこの世界には住んでいる。


 だが、どの住民でもこれは一緒だろう。


『考えて、伝わるように、面白いように』


 みんなそう言う風に想いを込めて、書いていると僕は思っている。

そんなたくさんの想いが込められた作品に対して、『くそ』とか『面白くない』とか。


 否定的なコメントだけを残して、食い散らかして去って行く、魔獣たちよ。


「ねぇ、どうして?」


 ここってこうした方が良いんじゃない?あぁした方が良いんじゃない?

そう言う風に言えないの?


 あまり面白く感じなかった他の人の作品をおもしろくする。

これもこの世界での生き甲斐になるのではないか。


 自分たちを高め合える仲間たちで溢れかえっている。

それがこの世界の本当のありようなのではないだろうかと僕は思う。

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ねぇ、どうして? 星光かける @kakeru_0512

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