1月30日③ 相手に誤算が生じる
そういや今日(2/15)、昼にニュースバラエティを見ていると、「フリッチ・クエスト」の投資詐欺のニュースを扱っていました。
昔から脈々と続く投資詐欺の手口。無くならないのは、手口が極めて巧妙で、かつ、人間の本能に訴えるものだからでしょう。
今回私が経験した送金詐欺と、流れは同じです。
被害にあわれた方はお気の毒であり、その方たちが悪いわけではありません。たしかに第三者の立場で見ると「なんでそういうのに引っかかるのかな」と思う方が多いでしょうが、現在政府が投資を推進しているせいもあり、若者にも「自分も投資しなければ」という思いがあったのでしょう。そこに付け込んだ、極めて悪質な手口です。
加害者には、苛烈な裁きを。まあ、加害者側もあれでうまくいくと思ってたんかなといったヌルさが見られますが、まあ一時の享楽に身を滅ぼしたんでしょうね。加害者は自業自得です。
そもそも、拝金主義者が跋扈する世の中。おそろしいことに、政府がそれに加担しているように見えます。あ、個人的意見です(笑)
東京オリンピックでも随分と汚職が蔓延していたようですね。騙されているのは、国民です。税金が横取りされているわけですからね。
まさに公的詐欺。
容疑がかかっている、電通やカド・・・あれ、あれれー?
ここにも、税金で甘い汁を吸おうという輩がいるみたいだぞ(笑)
というような話は置いといて、続きにまいりましょうか。
夜、仕事が終わったところで、コインチェック(大手の暗号通貨取引所です)側の処理画面を見てみたところ、「手続き中」との表示が。
つまり、まだ送金が行われていないということでした。
ちなみに、コインチェック側の表示には「本人への送金」とあります。送金手続きの際に、目的を入力する必要があり、それを「本人への送金」にしていました。
送金手続きは、だいたい10分くらいで終わるものだとのことですが、もう何時間もたっています。
エンクライ(架空取引所だと思われるサイトです)側も見てみましたが、変化がありません。エンクライも表示が結構凝っていて、暗号通貨であるイーサリアムについて、「利用可能な資産」「USDTに相当」「入金」「出金」などの項目やボタンがあり、それらが他の暗号通貨にもついています。
私はまだ「手続き中」であることを相手に伝えました。するとスクショを要求されたので相手に送ります。
それを見た相手は「待つしかない」と返事を返してきました。
そこで私は、「後片付けをする」といっていったんやり取りを終えました。
あ、後片付けというのは嘘です。相手を放置して、遊んでました(笑)
その後、相手から再びメッセが。コインチェックからメールが届いていないか確かめろというものでした。
コインチェックからは「送金申請を行いました」というメールが届いていたのでそれを見せます。
すると相手は「コインチェックのカスタマーサービスに相談しろ」と言ってきました。送信されない理由を聞けというのです。
カスタマーサービスの利用方法が分からなかったので相手に尋ねると、またスクショのやり取りで説明が始まります。
途中スクショが面倒になって、スマホの画面を写真で撮って送りましたが、はっきり見えないと言われました。
いや、見えるだろwと思ったのですが、仕方ありません。またスクショを送ります。
いらいらいらいらいらいらいら・・・・
自分で調べてやったほうが早そうです。そこで勝手に操作し、いろいろためしてみます。
と、
女:「キャンセルも可能ですので、再度発送します」
とのこと。
あー、キャンセル可能なんだ。私はそう思いました。
いや、当たり前なんでしょうか、正直全く知識がないので、そういうことも頭には浮かんでませんでした。
私:「では一度キャンセルして、もう一度やってみます」
さっそくキャンセル。すると、コインチェックのほうに、金額が戻りました。
(送金手続き中は、残高0になっていました)
それを相手に伝えると、もう一度手続きをしようと言ってきました。
私:「もう遅いです。あなたも眠たいでしょう」
というか、私がもう飽きてます。
しかし相手は、まだ大丈夫だと言い、またスクショを要求してきました。
はいはい・・・
前と同じ手順が説明され始めました。
もうわかってるってば・・・
そこからもう一度送信手続き。今度はすぐにできました。そりゃね。
メールを確認すると、コインチェックから「送信申請を行いました」という操作確認メールが届いています。
それを伝えるとまた、「気長に待ちましょう」とのこと。
そこから家に帰りました。一時間後、LINEを確認すると、キウイジュースとザクロの写真。そしてジュースを飲む女の写真が送られていました。
ノースリーブのキャミっぽい服装を着た、色っぽい写真。
まだ、お色気は続いているようです(笑)
いや、ほんと、この写真はどうやって手に入れてるんでしょうね・・・本人じゃないと思うんですが。
せっかくなら、もっときわどいの送って来いよとか、思ってませんから!
さて、その日はそれで終わりました。結果は次の日にということです・・・
相手と関係が切れる日まで、あと二日。
(つづく)
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