第4話 有名なアーティストの言葉
私はいろいろな人の言った言葉を心に刻んでおくことにしている。しかし、それも多くなると忘れてしまいそうなので、ここにメモしておこう。
私が学生の頃、好きだったアーティストがこんなことを言った。
よく曲や歌詞のことで『パクリ』とか、『このフレーズは、あの曲のあの部分に似ている』と言われることがある。モーツアルトやショパン、ベートーベンが作曲していた時代から現代まで、ありとあらゆる国でいろいろな音楽家や作曲家、ミュージシャンが曲を作ってきた……『そんな、今の時代にまったくのオリジナルのフレーズなんてあるのか……』と、どこか似ているぐらい、当たり前なのではないか?
みたいなことを言った。
ものを創作する人は何かに影響を受けたり、感動したことがきっかけで、それを始めるものだろう……
例えば、本が好きな人は、いつか、どこかで感銘を受けた本と出会っているのではないか……ミュージシャンになる人は、どこかで感動した曲に出会っているのではないか……そして、『自分も創作したい……』という気持ちにまで駆り立てられるとき……それほど感動した作品や音楽の影響が、自分の作る作品に、まったく出て来ないということがあるだろうか……
ミュージシャンにしても音楽を作るとき知らず知らず、その影響が自分の作品に反映されることはあるだろう。
だから、パクリじゃなくても、少しぐらい似るんじゃないでしょうか……
憧れ、こういう作品を創りたいと思って、その世界に入っていくのだから……
そんな感じ。
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