第3話 最終ランナーについて思うこと
第2話の続きである。
リレーとか駅伝競技で思うこと……よくバトンをつないだり、たすきをつないで複数人でゴールを目指す競技は、小学生の頃から最終ランナーが花形のように言われがちだが、私個人的には第一走者が花形ではないかと思う。
リレーの場合、小学生の運動会などは違うかもしれないが、ある程度、練習を積んだものが競い合う場では、最終ランナーがごぼう抜きして勝利を飾るなどということはほぼなく。最終ランナーがバトンをもらうまでにだいたい勝負がついている。
地元主催の駅伝競技などの場合、第一走者は、開会式のあと、全チーム一斉にスタートするので、観客もここは注目してみている。
最終ランナーとなると一位のチームと最後にゴールするチームでは一時間以上差がついていたりする。速いチームに所属して一位ゴールを切れれば注目の的になる。しかし、五十チーム中、三十八位などというチームの最終ランナーは、すでに自分のチームの仲間たちも帰る準備をして雑談していたりする。誰もゴールしたのを知らなかったりする。だから、第一走者が花形だと思う。
そんな感じ。
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