第4話 クロノス王国



新作 Virtual Artificial Intelligence RPGを語ろう Part.9


190名無し@VAR

動画更新されてるぞー


191名無し@VAR

Thx

スキルは身体強化を選んだのか

物理の殴り合い最強決定


192名無し@VAR

AIが使い魔になるのか。


193名無し@VAR

八咫烏はクロノスコーポレーションのマークでもあるから納得


194名無し@VAR

名前が尊(ミコト)

使い魔設定があるってことはテイマースキルも存在しそう


195名無し@VAR

アイテム特典の紹介北


196名無し@VAR

なんだ、この黒刀。刃こぼれしない、壊れないってチート過ぎる•••

武器にも耐久あって、切れ味が変化する世界観だよな、このゲーム•••


197名無し@VAR

召喚魔法キタコレ!!


198名無し@VAR

何が出てくるんだ!?


199名無し@VAR

どう見てもリッチです•••

最強モンスタークラスです•••


200名無し@VAR

ブハッ

魔王様扱い


201名無し@VAR

魔王閣下の誕生を私は見た!!


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“VAR” クロノス閣下 配信を語ろう Part.4


・ゲーム内では閣下と呼ぶこと。

・社内情報は漏洩させないこと。

….


1名無し@VAR

定期ルール


2名無し@VAR

ゲーム内とは言え閣下を生で見れるのは嬉しい。


3名無し@VAR

閣下の王国はどこにあるんだろう。馳せ参じたい


4名無し@VAR

生ライブ予告あるから、それまで待とう


5名無し@VAR

第一世代の重役達がやたらとゲームについて聞いてくる…


6名無し@VAR

閣下と直接仕事をしていた世代だからなぁ…

引退されてから中々会えないと愚痴こぼしてるし


7名無し@VAR

100万円アカウント買いそう…


8名無し@VAR

確かに…あの人たちにとって大した金額じゃないし。



9名無し@VAR

クロノス財団出身組はゲームやる気満々だもんな

間違いなく閣下の元に向かうな


10名無し@VAR

予定発売日からの長期有給申請が多いよ。

おかげで俺、休めない…


11名無し@VAR

ドンマイ管理職!


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「尊(ミコト)、この国の情報を共有したい。」


クロノス王国


大陸東部エリアに位置する小国。

近隣に国が4つあり、一番近い隣国への距離は馬車で1週間程度。


クロノス王国は、東北部に位置し死の森に近接しているため領有化はされておらず、建国宣言に対してはどの国も不干渉。

現在の国民は、子供から老人まで200人程度。

流民の子孫がこの場に住み着き定着している。

細々と農業と狩猟をしながら生活をしている。

主な収入源は、死の森のモンスターの素材の収益にてやりくりをしている。


近隣国


元々は一つの連邦国家だが文化と風習が違う民族同士の国家だったため、それぞれ建国し今に至る。


東西南北に位置し、人族(南部 平野地帯)、エルフ族(東部 死の森隣接)、ドワーフ族(北部 山岳地帯)、獣人族(西部 平野地帯)の代表が王になっている。現在の各国の外交状態は基本的には不干渉路線

(考え方の相違により最低限度の外交レベル)

それぞれの特産品が違うため中立地帯を設け、物流のやりとりを行う(一律関税)

各国1000〜10000人程度の人口。



【初期スタート位置に大陸東部エリアは選択不可】

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「農業技術の発展前の中世ヨーロッパ程度ということだったな。穀物類は生産量の半分は次年度の種子として保存する必要があるのか•••当面の課題は食料の確保と生産量増大、森から国民の安全を守る為の城壁、その後に最低限の教育・道徳心が必要だな。クワンよ、魔法で壁は作れるか?」


「閣下の魔力量があれば大規模な城壁も可能でございます。」


「私の魔力?」


「召喚された我は閣下の魔力と共有されております。閣下の大量の魔力を用いれば魔力切れの心配はございません。」


「そうか…クワンは過去に宰相をやっていたと言っていたな?先を見据えて5000〜10000人規模の城塞都市をここに作成したい。有事の際に民を守れる都市の作成を任せても良いかな?クワンの思い描く理想の都市をここに作ってもらいたい。」


「我にそのような…感激でございます。閣下の偉大さを象徴するような都市を作り上げましょう、お任せあれ!」


「尊(ミコト)、ゲームの中に野薔薇は存在するか?」


「閣下、存在します。野生種は死の森内部でも繁殖しております。」


「では、時間を見て採取をしに行こう。クワン、城壁の外はバラで囲う。棘がある植物で行動を制限される生き物もいるだろう、見た目も良いしな。」


「閣下、良いお考えですな。将来は薔薇城と呼ばれる美しい居城に仕上げてみせますぞ。」


「では、私の能力について検証してみようか。尊(ミコト)よ、アシストを頼む。まずは植物魔法から教えてくれ。」


「現在の閣下の使用できる魔法はこのような魔法をお使いになれます。」

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