第113話 「地球は青かった」とは言っていない
「地球は青かった」
この言葉は、1961年4月12日、世界初人類史上初の有人宇宙飛行で、ソビエトの宇宙飛行士、ユーリイ・ガガーリンが発した名言とされています。
日本では有名なこの言葉、世界的には有名ではなく、実際には「言っていない」らしいのです。
ロシアで、ガガーリンが発した言葉で有名なのは、ロシア語で発した「
宇宙に飛び立つ瞬間の発言であり、これは宇宙時代の幕開けを告げる言葉として、歴史的に重要な意味があるようです。
世界的には、ガガーリンの名言として「私は周囲を見渡したが、神は見当たらなかった」というのが有名らしいです。
で、「地球は青かった」というのは、ガガーリンが地球に帰ってきてから記したルポに
「空はとても暗かった。一方、地球は青みがかっていた」
とあったのを、部分的に日本語に直訳し「地球は青かった」としたために、それが広まったようなのです。
個人的には、無重力状態を視覚的に分かりやすくするため、熊の人形を宇宙船の操縦席に吊るしたというエピソードや、
「無重力状態は面白い、すべてが浮かんでいる」
と言ったという話が好きです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます