第7話① 22歳、唯奈の恋(1)

ジャッーン!

ステージの中央でエンディングポーズを取る、私達。


大学生の部活を締めくくる、ラストステージ。

暗闇にスポットライトが私達を照らしている。


私は前列から2番目の左端。

ソコソコの位置だけど、センターではない。


センターはヒロシ。

私より一つ、学年が下だけど。


四年生を差し置いて。

センター、キャプテンだ。


背はそんなに高くはない。

だけど、ダンスはキレッキレ!


学園のアイドルだ。


そして。

私の彼。


一つ、年下だけど・・・。


ヒロシは童顔。

ヒロシは甘えん坊。


いつも。

私をキュンキュンさせる。


ズルいヤツ、なんだ。


でも、私は。

ヒロシにゾッコン。


何でも、きいてあげる。

何でも、のぞみのまま。


携帯のラインは。

ヒロシ、中心。


スタンプも。

ヒロシの好みのまま。


そんな、私が。

ええっ・・・?


今では、別の男と結婚している。


どうして?

続きは、また、今度・・・。(笑)

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