第4話 「陰謀」

「戦略家 ジークヴェルト・フォン・アインホルンの物語」


「わ、私はポーレット・リコリスと言います。リコリス準男爵家の長女です。あなたのお姉様、メーア・フォン・アインホルン様とはアカデミー中等部の頃から親しくお付き合いさせていただいております。本当は、こんな話をあなたにお聞かせしたくはないのですが……」

 ポーレットの重ねた手が、かすかに震えている。少女が内心の恐怖に必死に耐えている事は明らかだった。ジークヴェルトは、ポーレットに紅茶を勧めた。

「紅茶はいかがですか、ポーレット嬢。クリスタロス経由で取り寄せた舶来の名品です」

「い、いただきます……」

 ポーレットは、カップを取り上げた。カップは小刻みに揺れている。紅茶を一口飲んで嘆息を吐いてから、彼女は語るべきことを語らなければならないと覚悟を決めたようだった。

 ここは、ヴァルデス公国宰相兼財務卿を拝命するアインホルン侯爵家の本邸、その庭園に臨むテラスである。アインホルン家の財力と権勢をそのまま表すように、植栽で幾何学模様を描く整形式庭園であり、豪華と瀟洒を極める造りとなっている。

 白いラウンドテーブルを挟んで、ポーレット・リコリス嬢と向き合うのは、アインホルン侯爵家の長子ジークヴェルト・フォン・アインホルンであった。

「……言うまでもなく、メーア様はアインホルン公爵家の御令嬢であらせられ、中等部の頃から、その美貌で学園中に名を馳せておられました。高等部に進学されてから、そのお美しさは更に際立って、同学年だけでなく他学年の生徒たちもメーア様のことを憧憬と畏敬を込めて、『氷の彫像』と呼んでいるほどです。中等部の頃から、メーア様に告白する男子生徒は引きも切らず、しかしながら、メーア様は、学生の本分は学業であるとし、どなたの言葉にも耳を貸されることがございませんでした…… しかしながら……」

 ポーレットは、また、紅茶を口に含んだ。

「中等部の頃は、メーア様の美しさに惹かれて、あの方の回りに群がる輩がほとんどであったのですが、高等部となると毛色が異なって参ります。メーア様の心を捉え、メーア様と恋仲になり、やがてあの方と華燭の典をあげる事に成功すれば……」

 ジークヴェルトは、口元に皮肉な笑みを浮かべた。

「ヴァルデス公国宰相兼財務卿を預かる、アインホルン侯爵家の財産と権力を丸ごと手に入れることが出来ると……」

「メーア様に群がる貴族の御令息たちには、それを隠そうともしない方がいらっしゃいます。メーア様はそれをとても嫌がっておられます。皆様、メーア様のお美しさや家門の威勢に惹かれるだけで、どなたもメーア様の内面を見ようとはなさらないのです」

 ジークヴェルトは、ポーレット・リコリスの緑色の眼を覗き込んだ。

「……ポーレレット嬢、そろそろ、本題に入っていただけますか」

 ポーレット・リコリスも真正面から、ジークヴェルトの眼を見つめ返した。

「ジークヴェルト様。メーア様の身に危険が迫っています。私、この耳で聞いたのです。メーア様が誰の告白にもお応えにならない事に業を煮やして、メーア様に無理やり、その……

乱暴を働こうという計画が進んでいるらしいのです」

 ジークヴェルトの唇が歪んだ。

「姉を凌辱しようと企む輩が存在すると、ポーレット様はおっしゃるのですね」

 ポーレットは、小さく頷いた。

「あ、あの日、私は忘れ物をして、夕刻、アカデミーの学舎へ立ち戻ったのです。近道になるので、馬場の獣舎の横の小道を通りました。その辺りはアカデミーの不良学生たちがたむろしている場所で、少し怖かったのですが、舎監に見つからずに学舎へ出入りするために、学生たちが時々、用いている秘密の通り道なのです。その時、複数の男子生徒たちの下卑た笑い声が聞こえて来たのです。私は怖くていちいの植え込みに身を隠しました。

彼らは、その後、小声になって、今、思い出しても背骨が凍るような恐ろしい計画を語り始めたのです。メーア様を暴力的に辱めようとする陰謀を……」

「その時の面子は分かりますか」

「クライン子爵家の次男、アルトゥール・クライン。リヒター男爵家の長男、フェリクス・リヒター。シュワルツ男爵家の次男、リュディガー・シュワルツ、この三人でした」

 ジークヴェルトは、首を傾げた。

「小者ばかりですね…… わが父は、ヴァルデス公国の宰相と財務卿を兼任する国家の重鎮、

そして侯爵という爵位を保つ大貴族でもある。その娘を辱めようとするには、駒が小さすぎる……」

 ポーレット・リコリスが思い詰めた表情で、ジークヴェルトに言った。

「ジークヴェルト様。アルトゥール・クライン、フェリクス・リヒター、リュディガー・シュワルツ、この三人はある人物の子飼いの手下なのです。陰謀の首魁は、恐らくその方です。本来は、あなたのお父上、ユルゲン・フォン・アインホルン宰相閣下に申し上げるべき事なのでしょうが、確信が持てないので、仕方なく、メーア様の弟であるあなたにお話しているのです」

「誰ですか、その人物とは」

「ゼークト伯爵家の次男、エドラー・ヴォルフ・フォン・ゼークト様です」


「あらあら、中等部の子ね、あなた」

「こんな可愛い坊やが、高等部の学舎に何の御用かしら」 

 二人の少女たちが、ジークヴェルトの姿を認めて、くすくすと笑いながらそう言った。 ジークヴェルトも貴族らしい、優雅な振る舞いで会釈を返す。アカデミーの学舎は関係者以外は、原則、立ち入り禁止だ。しかし、各学年に身内がいる場合は、学生証の提示があれば、建物の中に立ち入る事ができる。学生証を見せた時の舎監の表情は、見ものだった。

 目の前に立つ少年が、ヴァルデス公国宰相兼財務卿たるアインホルン家の人間である事を認識したのだから当然だ。

 ジークヴェルトは、六回生の教室の前で足を止めた。ヴァルデス公国の「公立魔導アカデミー」は、12歳から14歳までの三年間を中等部とし、15歳から18歳までの四年間を高等部として学年区分が定められている。

 教室の中から、生徒たちの楽しげな笑い声が聞こえてきた。

今は、授業の合間の休憩時間なのだ。ジークヴェルトは黙ったまま、教室へ入る。

 優美な制服に身を包んだ学生たちの視線が、ジークヴェルトに集中する。明らかに自分たちと比べて、年少の生徒が教室には入ってきたのだから、当然の反応だ。

 ジークヴェルトは、窓辺で数人の少年に囲まれて談笑している大柄の少年を認めた。

「ゼークト伯爵家の次男、エドラー・ヴォルフ様はあなたですか」

 少年が眉根を顰め、ジークヴェルトを厳しい表情で睨んで来た。

「“フォン“を付けろ。俺は、エドラー・ヴォルフ・フォン・ゼークトだ」

 少年の制服の捲り上げた袖口からは、鋼鉄の鞭を撚り合わせたような太い腕が突き出ている。少年のはだけた胸元からは、シャツを押し上げる見事な大胸筋が覗いていた。

 側にいる三人の少年たちは、ポーレット・リコリス嬢の言うアルトゥール・クライン、フェリクス・リヒター、リュディガー・シュワルツの取り巻きでであるようだった。

「中等部の餓鬼が、俺様に何の用だ」

「……失礼しました。僕は中等部の三回生で、アインホルン侯爵家の長子、ジークヴェルト・フォン・アインホルンと言います」

 一瞬で教室の空気が凍った。「勇み立つ一角獣」を旌旗とするアインホルン公爵家は、公国における元老であり、公国における錚々たる大貴族たちの筆頭である。

「エドラー・ヴォルフ・フォン・ゼークト様。あなたとあなたの一党が僕の姉、メーア・フォン・アインホルンに対して、これから実行しようとなさっている行動について、お話したく、本日は参上しました」

 エドラー・ヴォルフと三人の少年たちの顔が、蒼白となった。

「心配ご無用…… これから僕が話すことは、あなたとあなたの背後にいる人たちにとっても、利益のあることですから」

  

 その日、授業が終了してから、ジークヴェルトは複数の男たちに囲まれた。アカデミーの学生ではなく、三十絡みの屈強な男たちだ。明らかに貴族の私兵であった。

 男たちは、ジークヴェルトの頭に黒い袋を被せ、押し殺した声で言った。

「悪いが、ハンドカフとニュートラライザーを付けさせてもらう……」

 ハンドカフは手錠、魔素中和器ニュートラライザーは、人体内に吸収された魔素オドを無効化し、魔法を使えなくする魔道具である。

 男たちは、ジークヴェルトの周りを囲み、特別な通路を使ってジークヴェルトをアカデミー内の秘密の部屋へ連行した。

 ジークヴェルトの頭から袋が取り覗かれた時、彼は頬の産毛がチリチリと逆立つのを感じた。盗聴などを防ぐため、この部屋に強力な静電界が仕掛けられている証拠だ。

 ジークヴェルトに語りかけてきた男が、暗闇に向かって言った。

「全て、クリーンです。現在地を追跡したり、会話を録音したりする魔道具は所持しておりません」

「ご苦労」

 暗闇の中で、何者かがそう答えた。男は一礼して闇の中へ消えた。ジークヴェルトの身体は椅子に緊縛されている。どこからか、一筋の光が照射され、ジークヴェルトの顔を暗闇の中に浮かび上がらせている。その光は、ジークヴヴェルトから視力を奪った。

「アインホルン侯爵家は…… いや、宰相閣下は今回の件について、どこまで把握しておられるのかね」

 声の主は、ストレートに切り込んできた。

「エドラー・ヴォルフとその仲間が、我が姉メーアに不埒な行為に及ぼうとしているという怪情報のことなら、このジークヴェルトの胸に留めています。我が父、ユルゲンはまだ、何も知ってはおりません」

「それを信じろと」

 別の声がそう言った。この闇に満たされた部屋には、どうやら、三人の男が存在するようだった。

「信じていただくしか、ありませんね」

「君がエドラー・ヴォルフに言った言葉、あなたの背後にいる人たちにとっても、利益のある事とは、どう言う意味だ」

 ここからが、正念場だ。ジークヴェルトは唇を噛み締めた。

「あなた方が何者であるのか、それは僕のような若輩者には分かりません。ですが、アインホルン公爵家に対して、好意的な存在でない事は明白です。そこに僕たちの間に共通の利益が存在します」

「君は、そのアインホルン公爵家の人間ではないのかね」

「ご存知でしょう、僕がアインホルン侯爵ユルゲンとその令夫人ブリュンヒルトの実子でない事を。僕は公都ヴァイスベルゲンのスラムの娼婦の子です。冬の夜、生みの母と共にスラムの路上で凍え死にしかけていたところを、ブリュンヒルト様のお情けで拾い上げていただいたのです。実の母エーデルガルトはその時、亡くなりましたが……」

 暫しの沈黙の後、最初の男が問いかけてきた。

「ならば、君にとって侯爵家は大恩人であろう。その侯爵家の娘は、君にとってかけがえのない家族ではないのかね」

「スラムから拾われてきた、それも最下級の娼婦の息子がある日、突然、自分の弟になって…… メーアが…… 生まれついての侯爵家御令嬢が、そんな存在をどう思うか、どう扱うか、想像がつきませんか」

 三人の男たちは、闇の中で沈黙した。

「僕は、幼い頃から姉メーアに、あらゆる肉体的精神的虐待を受け続けてきました。ユルゲン様、ブリュンヒルト様には最大限の恩義を感じますが、姉メーアに関しては、憤怒と憎悪の感情しかありません」

「……あり得る話だが、メーア嬢に対する個人的な感情だけで、彼女の身に振りかかろうとしている危機を敢えて見過ごすと言うのかね」

「僕にも個人的野心というものがあります。現状のままなら、アインホルン侯爵家の家督は、メーアが継ぎ、メーアが選んだ男性が次代のヴァルデス公国宰相と財務卿の地位を襲う事になるでしょう。大公家を除けば、この国の最高権力者の地位をね。ですが、メーアに異変が起こり、彼女が結婚の機会を逸すれば……」

「スラムで拾われた子にも、アインホルン侯爵の地位を得る機会が生まれると言うことか……」

「過ぎた野心が身を滅ぼすことは、承知しています。ですが、あなた方が僕を支援してくださるなら、僕はこの国の最高権力者の地位を獲得でき、一方、あなた方は僕を通じて公国の施政に大きな影響力を及ぼすことができます。それこそ、公国の内政を壟断することも可能になるはずです。いかがですか」

 闇の中で、三人の男たちが沈思するのが分かった。

「辻褄は合っているし、魅力的な提案ではあるが……」

「書面にしていただければ、署名血判いたします。事が露見した時は、この僕が陰謀に加担していた事の証拠になります。僕は間違いなく、ユルゲン・フォン・アインホルン侯爵閣下から、死を賜るでしょうね。それだけの覚悟を持って、申し上げている積もりです」

 暫く、闇の中で押し黙って男たちは、柔らかい口調で言葉を吐き出した。

「ジークヴェルト・フォン・アインホルン、君の意思と覚悟は十分、確認できた。我々にとっても、有意義な会談となった。本日は、手荒い事をしてすまなかったな。近々、再び、連絡させてもらおう」

 ジークヴェルトは小さく頷いた。扉の外にいた男たちが呼ばれ、ジークヴェルトはまた頭に黒い袋を被せられた。そのまま、部屋の外に連れ出され、長い回廊を連行された。

 ジークヴェルトの頭部から黒い袋が取り去られた時、男たちの姿は風のように消え去っていた。


ーー深夜。


「これが事件の顛末です、閣下」

 ジークヴェルトは、今、義父であるユルゲン・フォン・アインホルン侯爵の前に立っている。ユルゲンは紫檀製のデスクから顔を揚げて、ジークヴェルトを見詰めた。

 ここは、アインホルン侯爵家の本邸、ユルゲンの執務室である。

「……お前を危険に晒してしまったな、ジーク」

 ジークヴェルトは莞爾と笑った。

「姉様のためです。姉様のためなら、自分はいかなる危険も恐れはしません」

「メーアも良い弟を持ったものだ。ありがとう、ジーク」

「閣下はヴァルデス公国の元老でいらっしゃいます。その実の娘を暴行しようなどと計画するのは、尋常な事ではありません。交際の申し込みを断られた事を逆恨みした、思慮の足らない孺子じゅしの暴走であるとは思えません。あの部屋にいた男たちが。ゼークト伯爵家の次男とその腰巾着どもを使嗾した事は間違いないでしょう。閣下を平然と敵に回すなど、並の自信ではない。この国の中枢に巨大な影が差し掛かっているような気がします」

「うむ……」

「閣下」

「ジーク、お前の忠言は心に留めておく。メーアの父親として、お前が大きな危険を冒して動いてくれたこと、改めて礼を言いたい」

「重ねて申し上げますが、僕はメーア姉様のためなら、命も惜しみません。閣下は、スラムで凍えていた僕を拾って、アインホルン侯爵家の養子にしてくださいました。当初、僕は侯爵家の使用人やメイドたちから、白眼視されていました。なぜ、スラムの餓鬼が、それも娼婦の子が大貴族の養子となれるのか、この餓鬼は身の程知らずにも、侯爵家の嗣子になる積もりなのかと…… 貴族の振る舞いが全然、理解出来ず、ナイフやフォークさえまともに使えない僕は、彼らにとって侮蔑と嘲笑の対象でしかなかった。そんな時です。メーア姉様が、僕を庇って下さったのは…… メーア姉様は、僕の前に立って、こう仰いました。

『ジークは私の弟で、ユルゲン父様、ブリュンヒルト母様の息子よ。ジークを侮辱する事は、この私とアインホルン侯爵、侯爵夫人を侮辱する事と同じ。それを弁えなさい』と。

その時から、僕は姉様を守るためにこの命を捧げようと決心したのです」

 ユルゲンは大きく頷いた。

「いみじくもお前が言った通り、私にとってはお前もまた、メーアと同じく大切な子供なのだぞ。だから、決して無理はするな」

「はい、閣下」

 ジークヴェルトは、執務室を辞そうとして、大切な事を失念していた事に気が付いた。

「閣下。リコリス準男爵家のポーレット嬢は、死ぬほど怖いのを我慢して、僕に重要な情報を伝えて下さいました。ポーレット嬢の勇気と厚情に応えるためにも、リコリス家に対して、格別のご高配を賜らん事を」

「そうだな、そうしよう」

 ジークヴェルトは、父の執務室を退出した。その時、ジークヴェルトの背中に鈴を転がすような、軽やかな声が飛んで来た。

「私の可愛い弟は、こんな時間に父上の執務室で何をしているのかしら」

 ジークヴェルトは、踵を返して声の主に向き合う。

美の化身がそこにいた。

 ストレートのホワイトブロンドの髪、色素の薄いペールブルーの瞳、わずかにロゼを浮かべる象牙色の肌、まだ、幼さを残す、優しい卵型の顔の輪郭、名工と謳われる人形師が心血を注いで造型したかのような全身のフォルム、美の女神の恩寵を一身に集めたかのような少女が、微笑みながら、ジークヴェルトを見詰めている。

「メーア姉様。閣下にご報告する事があって……」

 メーア・フォン・アインホルンは、くすくすと笑った。

「ジークったら、まだ、お父様の事を閣下なんて呼んでるのね。お父様、きっと寂しがっているわよ」

 メーアは、両手でそっとジークヴェルトの顔を挟み込んだ。

「この春から、ジークもアカデミーの高等部へ進学ね…… 私の可愛い弟は、いつの間にこんな立派な青年になっちゃったのかしら」

「姉様」

「もう遅いから、いい子にしてお休みなさい。でないと、ラスティエッジが来るわよ」

「はい、姉様」

 小さい頃から、メーアの就寝の挨拶は変わらない。姉のメーアと相対する時、ジークヴェルトは、6歳の幼児に戻ってしまうのだった。


後の帝政エフゲニア、「砂馮シャフー部族国家連合軍」との「三年戦争」で、実に60倍もの絶望的な戦力差をものともせずに戦い抜く戦略家の少年ジーク。


ジークヴェルト・フォン・アインホルン、この時、14歳。


ーー「公立魔導アカデミー」入学まで、後一ヶ月。

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