第4話 こんな僕らにヤンデレ妹は通用しない 3人向け

永遠:「私は、新井永遠(あらいかなた)。お兄ちゃんが、すこーし大好きなだけの女の子♪」

新井:「ただいま〜。今日も疲れたよ」

永遠:「おかえり〜♪今日は」

新井:「殺されんぞ?」

永遠:「あ!包丁折るなんてすごーい!」

新井:「いまさらだろ、、、小学生には身につけた技だ」

永遠:「お父さん人辞めてるからね」

新井:「俺たちもたいがいだぞ?」

永遠:「でも!でも!お兄ちゃんが浮気するからいけないんだぞ?」

新井:「いつの間に恋仲(こいなか)なんだ?俺たち? 」

新井:「頼むから頭ピンクは横田だけにしてくれ」

永遠:「あの女はコロス!」

新井:「声を変えてまで、言わなくていいよ」

新井:「あいつのためにかなたが捕まる方が困る 」

永遠:「は!お兄ちゃん! 」

新井:「俺が仕事を退職しないと、いけなくなるからな」

永遠:「かなたが、一生めんどうみるから安心して!」

新井:「お前の見てる漫画みたいに監禁(かんきん)される趣味(しゅみ)はない!」

横田:「やぁ、私も混ぜてくれ!そろそろ」

永遠:「普通に入ってくんな!この宇宙人!」

永遠:「お兄ちゃんが入ってすぐ鍵をして、さらに南京錠(なんきんじょう)したのに!」

横田:「私と新井の前に、、、壁はない!」

永遠:「あるよ!?大気圏(たいきけん)くらいあるからね!?」

永遠:「とりあえず、あいうえお覚えてきて!?」

横田:「この頃、異世界語覚えた」

永遠:「もう、あんたさ、、、魔王だよこの世界の! 」

横田:「目的は愛による世界平和だな! 」

永遠:「常識を破壊する世界征服でしょ?」

横田:「なので、新井をください!」

永遠:「十回死んでもお断り!」

新井:「お前らいつまで、やってるつもりだ?」

新井:「後、横田!プライベートおよび俺の靴に触れたら、干物(ひもの)にしてやるからな!」

永遠:「警察呼んだ方がよくない?」

新井:「警察の中の常識を壊せれてしまうだろ?」

新井:「それにこいつのために、警察が残業したら可哀想だろ?」

横田:「新井、、、そんなとこまで気遣(きづか)って、好きだぞ♡」

永遠:「お兄ちゃん、、、素敵♪」

新井:「お前らの愛に答えるくらいなら一生独り身でいい」

横田:「そんな照れなくてイイんだぞ?」

新井:「そうか、、、これも、受け取ってくれると?」

横田:「あぁ!いい!この愛アンクローが!!」

永遠:「アイアンクローのアイが、漢字の愛になってるの聞いてる人伝わらないからやめてくれない?」

横田:「く、、、結婚してくれ!」

新井:「無理!やだ!おかえりください 」

永遠:「この頃の女騎士(おんなきし)がよくいうセリフをアレンジした。くっ!殺風告白(ころふうこくはく)が普通に即(そく)、断られるあたりに」

永遠:「二人の関係が想像出来るわね!」

新井:「とりあえず、、、浴室いくから入るなよ?」

0:むしろ、バラバラで答えてください

永遠:「一緒に入ろ?」

横田:「むしろ、私と合体しよう!」

新井:「入ったらふたりとも明日の朝日を見れないと思え」

横田:「朝まで、、、一緒に!?」

永遠:「あんたには言ってないわよ」

新井:「二人に言ってるんだ!、、、きいて、、、るよな?」

横田:「だ、、、大丈夫だ!私もまだ、結婚までは死ねない」

永遠:「は?、、、あ!うん!大丈夫だよ?かなたはお兄ちゃんの妹だからね!」

新井:「メリケンサックをつけて、浴室にいかないといけない生活はやめたい、、、」

永遠:「もう!いつもしてるみたいじゃん!」

新井:「してるけど?」

永遠:「あ、、、うん。ごめんね?お兄ちゃん」

横田:「愛なら仕方ないさ」

新井:「ダメに決まってるだろ!」

新井:「お前ら、、、俺の本気を見たくなければ入るな!」

永遠:「かなたは、一緒に死ぬ覚悟はあっても、1人で死にたくないからね」

横田:「妹ちゃん!新井ならすでに浴室だ!」

永遠:「あなたが、、、いつも、邪魔(じゃま)するから!」

横田:「だめだろ?そこは?お姉ちゃん♡って呼ばないと!」

永遠:「簡単に包丁の刃を避けて、叩いて、砕(くだ)くまでを、今ので終わらせる人を、人は人間と呼ばないわ!」

横田:「何を言ってるんだ、、、愛に不可能はない!」

永遠:「おのれ!おのれ!この人類の!妹の敵!」

横田:「包丁が無限に出てくるのは仕様(しよう)なの?」

永遠:「毎日、思いを込めて作ってます!」

横田:「鍛冶屋(かじや)になれるな!てか、何本砕(なんぼんくだ)けばいいの?私?」

永遠:「死ぬまで!」

横田:「なら、一生か、、、新井の家族にここまで、好かれるとは、、、私もやるな!」

永遠:「嫌われてんだよ!!」

新井:「はぁ~」

横田:「ため息を可愛いよ♪マイ、エンジェル♡」

永遠:「黙れ!宇宙人!えと、、、どうしたの?」

新井:「近所でお前らがうるさいとの通報を受けた」

横田:「いつだ?電話は来てないようだが」

新井:「俺の心に届いたんだよ!」

永遠:「あわわわわ、、、お兄ちゃんが光ってる!?これは、やばたん!」

横田:「全てを受け止める覚悟は、、、ある!」

新井:「そうか、、、帰ってくるなよ?」

新井:「一生!」

横田:「新井ー!好きだーーーーーーーー!」

新井:「横田、、、お前とは、分かりあえる日は来なかったな」

永遠:「あんなに人って飛ぶんだね、、、」

新井:「扉開けてくれてありがとうかなた」

永遠:「うん♪お兄ちゃんの妹だからね♪かなたは」

新井:「さすが、妹、、、この後の展開わかるよな?」

永遠:「かなた、、、そこはわかんないな~?ゆるしてほしいな~?みないな?」

新井:「平穏(へいおん)を脅(おびや)かすものに鉄槌(てっつい)しないとな」

永遠:「お兄ちゃん!かなたはお兄ちゃんの」

新井:「さよなら、、、かなた、、、いい妹だったよ!」

永遠:「妹だよーーーーーーー!」

新井:「、、、ふぅ、、、二人とも赤松公園の湖の上にくらいは飛んだだろ」

新井:「お願いだから、俺の日常を守ってくれよ神様」

新井:「よし!これで、心おきなく冷えたビールを飲んで」

新井:「好きな映画と靴磨(くつみが)きが出来るぞ!」

新井:「くぅ~!ビールだけが、、、俺のことをわかってくれるよ、、、」

0:次回は皆で残業と戦います

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