九 火葬の帰り道

 表座敷へもうけた葬場できようと焼香が終ると、用意の大八車に棺をつんで、ただちに火葬に出発した。

 来客の男子はそろって火葬場まで行くことになり、一馬、木ベエ、人見小六、丹後弓彦、博士もピカ一も、神山東洋に至るまで、棺につづいてゾロゾロと出てくる。セムシ詩人が森の妖婆の杖みたいなものにすがって玄関から出てくると、外に勢ぞろいの見送りの娘子軍の中から、あやかさんが、

「内海さんはムリじゃありませんこと。半みちぐらいあるそうよ。失礼させていただきなさいな」

「ええ、ほんと。私たち女だけ残されると、なんだか、さみしいわね」

 と秋子さん。

「アラ、もてるわね、カジモトさん」

 と、千草さんが大きな声で冷笑をあびせて、

「行っといで。まさか、図にのって麗人方のオモチャになりたがる程、鈍感じゃないわね」

 まったく、どうも、デリカシイのない人だ。不美人というものは自然にひねくれて下品になるものか、どうも然し、論外きわまる下品な言葉で、然し又、セムシの奴は変り者だ。彼はむしろ異彩を放って無智無学下品粗雑な千草さんに、それだからオレは好きなんだというような、内々奇妙なところがあり、彼は機嫌よくヘラヘラ笑って、

「ああ、行ってくるよ。ボクが引導渡してやらなきゃ、王仁のヤツも、めでたくお骨になれないだろうからな」

 誰よりも一人おくれて、コツコツ歩きだす。それと並んで、あやかさんが門の外まで見送ってきた。

 火葬場はブナの森を通りこして、山の奥底、人の通らぬ裏山の密林の中にあった。百米四方ほどの平らな草原をかこんで、スリバチ型に山がかぶさり、森に山鳩がないている。すでに火葬の薪がつみあげられ、かたわらに隠坊の夜番小屋があった。

 ここで又、あらためて読経をやり、火をかける。傍若無人、狼藉者の大きな肢体がこれでいよいよ煙となって消え失せると思えば、私の感慨もさすがに深い。

 明朝お骨をあげにくることにして私達が引きあげる頃は、いくらか、たそがれて、うすくモヤが浮きだしていた。いつのまにか谷からモヤがあがり、山々が暗く紫にたそがれて、ヒグラシがなきだす、これが私の記憶にみ残っている夏の山の日暮れのダンドリであるが、まだヒグラシはなく時期にならない。

 さすがに内海は疲れきって、日頃にまして顔色が白々と苦しげだから、ピカ一が、

「おい、セムシの先生、オレが押してやるから、大八車にのれよ。かんおけの帰り車だが、エンギをかつぐこともなかろう。老若不定、酔生夢死、まったく、貴公なんぞがこの御老齢まで生き延びるとは造化の妙という奴だ。サア乗ったり、乗ったり」

「妖怪変化は長生きのものさ。遠慮なく乗っけて貰うか」

 内海が大八車にノコノコのっかると百姓が、車をひいて動きだす。ピカ一があとを押して車は威勢よく谷の道を登って行った。

 つづいてそうりよの一団と一馬と神山東洋が一とかたまりに先に立ち、丹後弓彦、小六、木ベエ、それに巨勢博士と私が一とかたまりに、ぶらぶら歩いていた。

 とつぜん弓彦が例の皮肉な顔で私たちを見廻して、

「珠緒さんのことは知らないが、この四人の誰かが王仁を殺したんじゃないのかね。巨勢君をのぞいて、ね」

 冷静な木ベエはフンとも言わず知らぬ顔の木ベエで歩いているが、馬鹿正直の人見小六がやや荒い息づかいで、

「なぜ、この四人の誰かなんだ。え?」

「この四人の中なら、さしずめ、君だろう、なぜ、そんなことを言いだすんだ。だいたい君は、何かにつけて、肚で充分思案を重ねて、カケヒキのあることしか言えない男なんだな。君が、実は、王仁も、珠緒さんも、殺したんじゃないのか」

「だから、四人の誰かが、と言ってるのさ」

「君自身のことだけ、ハッキリ言ったらどうだい。君も作家じゃないか。我々はみんな文学者だから、言葉に責任を持とうじゃないか。探偵じゃないんだからな」

 弓彦はいくらかテレたが、益々皮肉な笑いを光らせて、

「たとえば、物盗り強盗が王仁を殺したんじゃ、全然面白くもないからな。又、たとえばだね。一馬が妹の問題とか王仁の無礼とか、それやこれやで、王仁を殺す、妹を殺す、ありふれたことは、真実であるにしても、面白くないじゃないか。君はそう思わないかね。僕が王仁を殺し、珠緒さんを殺す。これも極めてありうるから、真実にしても、面白くもないじゃないか。僕らは探偵じゃなくて、文学者だからな。真実を探したり、犯人を突きとめる必要はなかろうと思うが、どうかね。僕は、犯人をこしらえてみたいのだ。王仁殺し、珠緒さん殺し、面白い素材じゃないか。こいつを使って、可能性の犯人というのを創作するのは文学者の道楽には面白いことじゃないか。陳腐の犯人なんか追放するのが、僕らの義務みたいなもんだと思うんだが、いかが」

 小六は怒って返事をしなかった。

「なんだい、文学の話かい。ショーバイの話は止そうじゃないか。だいたいが、王仁にしろ君にしろ、可能性もあるけれども、極めて即物的な作風なんだから、この殺人事件も即物的に考えたらどうだい。真実は真実、犯人は犯人、極めて有りうることが、なぜ陳腐なんだ。可能性の犯人だって、ちょッとした目あたらしさ以外に、陳腐でないものが有るのかい。え? こと、人間性に関して、何か、陳腐ならざる犯罪が……」

 木ベエが静かな声で理論的にたたみかけようとすると、小六がブリブリしながら、ひきとって、

「丹後は肚に一物があるんだろう。可能性の犯人とか、真実は陳腐だとか、実は、自分自身の弁護にすぎないのじゃないか。君みたいな奴は軽蔑するな。王仁は、ともかく、傲慢無礼な奴であったが、ザックバランで、愛すべきところがあったよ。あの豪放な陽性にくらべりゃ、丹後が作家として王仁に数歩負けているのは明かだよ。肚に一物とか、考え深く、陰性だとか、そんな事は作家の資格じゃないんだ。王仁はズケズケ物を言うが、考えるだけは、ちゃんと、別のところで考えている筈で、考え深いなんて事は、表面に見せることじゃなくて、作家ともなれば、みんなそれぞれ考えているに極ってるんだ。そうじゃないか。王仁の作品は現に丹後の作品にくらべりゃ、簡潔で、断定的だが、思考の根は、はるかに深い。だから、スケールが大きいのさ。丹後はケチな思考にこだわっているから、思考も浅いし、問題もせまい、文学が小さく、ケチなんだ。だから、君が、殺人事件の犯人に就いて言いだしたりすりゃ、君自身の弁護のために、きまってるんだ。ハッキリ言うがいいよ。君が王仁を殺したのか。君が珠緒さんを殺したのか。君が殺したのではないが、犯人と見られる事が怖いのか。ここには巨勢君もいるのだからな。君はそれも意識してるんじゃないのか」

 丹後は皮肉な微笑を絶やさなかった。

 谷を登って、村道へでると、

「じゃあ、失敬。僕はすこしぶらついて帰るから」

 丹後弓彦は別れて、村とあべこべの方へ歩き去った。そっちの方には鉱泉のでる部落があり、鉱泉宿が一軒あるが、鉱泉宿といっても、よその土地から客のくるような名の知れたものではなくて、いわば部落の共同湯にすぎないのだった。

 私はふと気がついた。あの鉱泉宿には雑貨、売薬などを売っている。戦争前に仕入れた品物が買手がなくて今もって売れ残りの品物があり、戦争中もカルモチンがあった。私はあのころは酒さえのめば睡くなるタチで眠り薬の必要はなかったが、近ごろは不眠症で、こまっている。村へきたついでに、ぜひとも鉱泉宿で昔のカルモチンの有無をたしかめて買いたいものだと予定をたてていたものだから、丹後の立去ったキッカケで、思いだした。そこで私も別れて丹後のあとを追ったが、三町も行くと丹後が戻ってきた。

「どうしたい? 鉱泉宿へ行くんじゃなかったのか」

「ああ。鉱泉宿へ行ったって、仕様がないさ。じゃア、失敬」

 そこから宿までは四、五町あった。ここには部落が十五軒しかないそうだ。

 鉱泉宿の主人は四十前後の、なかなか抜け目のないところがある青白いインテリ顔の男で、私の用件をきくと、

「そうさね。東京もんは抜け目がないから、ワシらのところまで目当にして、買いだしに来たのが、時々あるからね。今の相場を知らないから売らない方がいいさね。昔は知らずに安く売って大損さ。今はもう、いくらも残っていないね」

「でも、探してくれないかね。あれば、むろん、ヤミの相場でゆずって貰うから」

「ヤミの相場をワシら知らんもの。なんでも百倍だから、百倍かネ」

「薬は昔から九層倍さ。食べ物の方は百倍かも知れないが、薬は百倍にもなっていなかろう。然しまア、値段はあとの相談にして、品物を探してくれないかネ」

 棚の隅にボール箱の中へ昔の薬が一とまとめにしてあった。一つ一つ調べてみたが、カルモチンは、もうなかった。色々世話をかけたから、何か買わないわけにも行かず、胃腸薬だの虫下しだのその他二、三品買って戻った。めぼしいものは何一つなかった。

「なんの薬だね、カルモチンてのは?」

「ねむり薬さ」

「そんなら、あんた、なんでも三月ほど前に、歌川さんのお客の、南雲さんさ、歌川さんの妹のお由良婆さまさ。あの人が来て、何やかや買って行ったね。そんとき、ねむり薬もあったそうな」

 帰る途中で夜になった。ブナの森はあかりがないと足もとの危いところだから、いくらか残る明るさをたよりに、歌川家の山の裏手の間道をぬけると、三輪山へ行く山径に合流する。そこから裏門へ廻るつもりで坂道を降りてくると、裏門の前でバッタリ一馬に出会った。彼は禅寺前の間道の方からやってきた。

「やア、君か。今じぶん、おそいじゃないか」

 一馬はビックリして、言葉をかけた。

「鉱泉宿へカルモチンを買いに行ってきたからさ。戦争中、売れ残っていたのを見かけたのだが、あいにく、お由良婆さまに先手をやられたあとさ」

「なるほど、そうか。あの鉱泉宿の残品も、近ごろはかなり知れてしまったからな。手紙で言ってくれれば買っておいてあげたのに、僕は草林寺へ妹の葬儀のことで話しに行ったのに、いくら待っても誰ひとりいない。本堂に腰を下ろして、三十分もぼんやり物思いにふけって来た始末なのさ」

 表門の方の坂から懐中電燈がポカポカ動いてきた。海老塚医師であった。私たちを認めるとビックリたちどまって、今晩は、と言ったが、

「王仁豪傑も一片の煙となりましたか」ときいた。

 王仁はついに一片の煙となる。私の内に快とするところだけれども、同じことをこのビッコの医者の奴が言うと、私の腹の虫がおだやかではなくなる。要するに王仁だけでなく、私たち全体を茶化し皮肉るところがあるせいで、こいつが何か言うたびに、私はポカリとぶんなぐってやりたくなる。

 私は然し、そのとき、ひどいことに気がついて、大いに混乱しはじめていた。

 それは私が、一馬にも言ったが、さっきたにみちを登って村道へ出て他の三人と別れるときも言ったことで、私は鉱泉宿へカルモチンを買いに、と言った。私はすっかり忘れていたが、王仁の場合には、ゲンノショウコに催眠薬がはいっており、又今日も、珠緒さんの屍体の枕もとには異様な白色の粉末がこぼれていたというではないか。

 まるで私は、私がカルモチンか何か催眠薬を常用していることを故意にひけらかしているような次第で、何か如何にもヘタな芝居をしているようなアンバイである。みんなに疑られているのじゃないかという気がして、いかにも私は不快な、みじめな気持になった。

 海老塚医師は土間の入口から別れたが、私たちがせんざいを廻って洋館へ行こうとすると、母屋の表座敷、昼は葬場であった所に四名の坊さんが並び、多門老人、由良婆さまを混えて食膳についているではないか。

 一馬は座敷の縁側へ近づいて、

「なんのこった。和尚さんはここでしたか。僕は又、知らないもので、三十分も本堂に腰かけてガンバッていましたよ」

「まったく詩人などという奴は世事にうとい奴じゃ」

 と多門は舌打ちをしてせがれの顔をながめて、

「仏事のあとは、きまってそうもんの方々を招じてオトキを差上げるのが日本古来の習慣じゃよ」

「何か御用か」

 と老僧が笑いながら一馬にたずねた。この老僧は戦争前まで大学で印度哲学史を講じていた日本の著名な仏教学者で、この村の出身だった。戦争中から村の禅寺へひっこんでいるが、見たところは、ただ老僧というだけで、学者らしくもない貧相な年寄であった。

「いえ、御食事中ですから、又明朝おうかがい致します」

 広間へくると、もう食堂の用意ができて、一同一馬を待っている。

 食卓につくと、内海が語りだした。

「僕は今日、棺桶の帰り車にのっけて来てもらったけど、車をひいた百姓が妙なことを言ってたよ。僕アお歴々の中に殺人犯人がいるものだと思っていたけど、そうじゃないらしいんだってさ。村の疎開者に復員の気違いみたいな文学青年だか政治青年だか、いてね。王仁みたいなエロ作家は殺さなけりゃ日本のガンだというテロリストなんだそうだ。ふところに短刀をのんでいてそれを村の人にみせて、これで王仁を殺すんだと言っていたそうだ。この先生は珠緒さんが又大のキライで、ああいう女が日本を亡すとか何とか言っていたそうだ。警察もこの男に目をつけはじめたという話だよ」

 一馬は困りきった顔をしてきいていたが、

「その男は疎開者といったって、村の出身なんだよ。奥田ろうという製図工か何かの復員軍人で、復員したら家が焼け、妻子も行方が分らなくて、少し気が変になっているという男なんだ。尤も気が変になったのは戦地にいた時からで、北支にいたんだが、その頃から孔子に凝って今でも疎開の部屋の窓に、孔子研究所とか、論語研究会という看板をだしているそうだよ。人づてに聞いた話だけど、いつか道で王仁に会って何か言いがかりをつけたら、王仁にガンとやられて敗退したということでね、せてヒョロヒョロの男だから、王仁にかかっちゃ問題にならない。小犬みたいにキャンキャンシッポをまいて逃げたそうで、然しね、この先生は王仁をエロ作家だと言うけど、この先生だって妙なんで、うちのあやかのところへ時々変な手紙をよこすんだよ」

 あやかさんも困った顔付で、

「でも、ラヴレターじゃないわ。やっぱり王仁さんに関係のあることなんですもの。王仁さんみたいなエロ作家にだまされるな、なんて」

「気違いかも知れませんが、筋は通ってますな。王仁さんにやられたあとで私の医院へ傷の手当にきましたよ。ちょッとしたカスリ傷です。そのとき彼は言っとったです。腕力ある者はギャングである、すべて体力とか精力とかいうものは文化的なものじゃない。まア、なんです、病的ですが、当ってもいますよ。その時、こんな話もしました。歌川多門方醜怪なるばいへ、という手紙をだしたというんですね。返事がなかったそうですよ。特に名指さなかったから、たぶん、売女がたくさんいて、みんな譲り合ったんだろうと言ってましたな」

 海老塚が又不快なことを言う。

「オイ、その気取屋の君子ヅラのやぶしやめ、つまみだしたらどうだい」

 ピカ一が腹を立てて、

「まったく、あさましい神経質な野郎じゃないか。キザな野郎だ。曲学阿世という奴だよ。お前自身は何者なんだ。不快な連中の集る席へ、何だって、お前は出席するんだ」

 つかつか歩いて行って、海老塚の腰かけている椅子ごとドッコイショと持ち上げて、広間へ持ち去って、置いてきた。

 然し、ピカ一が席へつくころ、医者は椅子をだいてビッコをひいて戻ってきて、平然と、気むずかしいいつもの顔で元の席に坐っていた。

 ピカ一は余憤おさまらず、

「ノートルダムの先生も、カタワのくせに、全然アマッチョロイ頭じゃないか。ふざけちゃ、いけないよ。殺人犯人はこれだけの人間の中にチャンと居るにきまってらア」

「なぜだい。外から忍んで来る事だって有りうるじゃないか」と内海。

「馬鹿な。ここのうちに居る者でなきゃ、できない証拠があるじゃないか。犯人は王仁の部屋の鍵をしめたり開けたりすることが出来るんだぜ。鍵を握っているんだ。だから、ここにいるお歴々の誰かでなきゃ、そんな芸当はできやしないや」

 すると、一馬がイライラ叫んだ。

「我々は探偵じゃないんだ。犯人の話は止そうじゃないか」

「ヘッ」とピカ一は吐きだして、

「よかろう。望むところだ。エロ話。これあるかな。これに限るさ。食堂とは常にそういうものなのだ。男と女が顔を揃えて酒をのみながら、あられもない、文学だの芸術だのとツマラヌ話をしているから、尊公らの作品はいつまで経っても青ッポイのさ。ともかく、さすがに、王仁先生の小説は大人の小説だったよ。だから、エロを談じ、大いにエロを行いましょうよ。今夜こそは、宇津木先生に、インネンをつけなくちゃア。然し、何だな、僕は胡蝶さんの冷めたいオスマシが好きなんだが、どうも僕は、やっぱり日本人のせいか、仏像趣味なんだな。飛鳥あすか時代だな。尤もジャバだのバリ島のエロダンサーも飛鳥時代の原色エロさ。腰の線が、ふるいつきたいのさ」

 ピカ一は、又、立ち上って、南洋土人の腰ふりダンスをやりだした。土人の唄まで、ちゃんと心得ている。手ぶり、腰ぶり、唄声、あざやかなもの、まったく南洋そのままの胴間声、御婦人達は呆気にとられ、一同の眼は憎悪から、隠しがたい讃歎の色に変った。

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