第6話 「えいっ♥️!」エッチな2人が、新卒でゆるゆるなあの世代を、葬ってくれるそうです。SNS時代のあるある、ユートピア連続殺人事件でした♡

 あ、ああ…♡

 「お願い、ガガ君?…目を、つむってくれるかな?」

 「大人な私からも、お願い…」

 「ふ、 2人とも!」

 キター!

 この、瞬間!

 俺らの世代、最強伝説!

 「ガガ君?もう、10秒ないと思うけど?」

 「え、え?」

 「…さようなら、坊や?」

 謎の小包を片手に、もう片方の手に、剣を持つ俺!どうなるよ?

 「それ、私がもらった!」

 手にしていた剣を、リアムちゃんに、ぶんどられた。

 「な なにをする きさまらー!」

 彼女は、俺から奪いとった剣を、さやから引き抜いて…。

 「えいっ♥️!」

 俺は、ばっさりと、切られた。

 「今よ、リアム!」

 「うん!」

 切り刻まれた俺の身体は、 2人によって、マンションの部屋の並ぶ廊下から下に、突き落とされた。

 俺は、コチ、コチ…と音が続く小包を、抱えさせられたまま。

 「バーン!」

 マンションの広場に、大音量が響いた。

 そして、若い男性刑事がかけつけてきた。最近話題の「ユートピア連続殺人事件」を調べていた、ヤスという名の刑事だった。

 外庭、マンションの広場には、血だらけになったバラバラの俺が、転がっていた。

 「…計画通り!」(←これ、誰のセリフなのかな?)

 とあるマンションの一室で、SNSで作ったフェイクな関係の親子解散セレモニーが、おこなわれた。

あんなロマサガなんて、さようなら。





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「えいっ♥️」「な なにをする きさまらー!」SNSで知ったリアムちゃん(とママ)、ロマサガな新卒をばっさり! 冒険者たちのぽかぽか酒場 @6935

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