第10話 くしゃくしゃの甲冑

「さて、こいつどうするか?」


 白目をいて泡を吹いているキシを眺めながら、フォルティスが呟く。


「俺は自分より弱いものを虐げてイキってる奴が一番キライなんだ」


 きたねぇと呟きながら、ガットがキシの体液まみれになったグングニルを拭きあげる。


 相変わらず、キシにとどめの一撃を喰らわそうとしているくしゃくしゃの甲冑をなだめながら、フォルティスがこちらに向かってくるフロースやホーホたちを見つけた。


「また派手にやったのう」


 ホーホが、ひっくり返ったキシを見ながら言う。


「しかし、丁度よい。極限の恐怖と激痛によって感情、感覚ともに極まっておるな」


「今なら、催眠魔法も簡単にこやつの心身に深くかけられる」


 そう言うと、ホーホはキシの頭に手をやり呪文を唱えた。


「死が分かつまで、我に絶対の忠誠を誓え。フォロウ・ゾンビスレイヴ!」


 すると、ホーホの手から小さな光の玉が飛び出してきてキシの頭に入っていった。


「これで、こやつもわれの傀儡かいらいじゃ」


 ホーホがニカっと笑った。


「さて、ほかの村人たちはどこにいるんだ?」


 ガットが、くしゃくしゃの甲冑に尋ねた。


 くしゃくしゃの甲冑はようやくキシから目を離し、村の中央にある教会を指さしてガットに言った。


「あそこだ。あそこに女子供や亜人もみんな捕らえられている」


 ガットたちはその教会に向かった。

 教会は半壊しており、床にある鉄の扉をこじ開けると、地下に続く階段があった。


「この下だな」


 フォルティスが、鉄の扉を破壊しながら言う。


 かがり火を持って地下に向かうと、そこには沢山の鉄格子が並んでおり、すすり泣く声があちこちから聞こえた。鉄格子の中では沢山の女子供や亜人が鎖で繋がれており、強烈な腐敗臭や屎尿しにょうの臭いが立ち込めていた。


「ひどいのぅ」


 ホーホがため息をついた。


「とりあえず、皆を外へ運べ。外で介抱と食事の準備をするんだ」


 一緒についてきた、くしゃくしゃの甲冑やそのほかの兵士たちにフォルティスが指示を出す。


 キシとガットたちの戦いを見ていた兵士たちはもう逆らうことはせず、ただ黙って言うことに従った。


 地下牢から次々に運び出される女子供や亜人たちを見て、他の村人も次々に集まってきた。そして、お互いに抱き合い、涙を流しながらガットたちに感謝の言葉を述べ続けた。


「われが回復魔法を処方してやるから、フロースは大鍋で粥を作ってくれ」


 ホーホがフロースに言う。


「わかりました、ホーホ様。それでは私は料理をお作りいたします」


 フロースが鍋を探しに歩き出す。


 すると、それを聞いていたくしゃくしゃの甲冑が言った。


「そ、それなら、キシ様の使っていた厨房に行こう。あそこにはおれたちから奪った穀物や調理器具が大量にあるはずだ」


 そして、フロースとくしゃくしゃの甲冑はキシの厨房へと向かおうとしたが、フォルティスに折られた足を引きずって歯を食いしばりながらガシャガシャと懸命に歩く、くしゃくしゃの甲冑を見てフロースが言った。


「ちょっと待って。いま治癒魔法でその足を治してあげるから」


「え? い、いいのか!?」


 驚くくしゃくしゃの甲冑の顔を見ながら、フロースは少し困った表情をしながら言った。


「だってこれから沢山お手伝いしてもらわなきゃならないのに、そんな足じゃ大変でしょ?」


「お、おう。あ、ありがとう」


 そしてフロースが骨折したところに手をかざして治癒魔法を詠唱すると、あっと言う間にその傷は治癒してしまった。


「あ、あんた、本当にスゲーな!!」


 治った足をぺちぺちと叩きながら、くしゃくしゃの甲冑が感嘆の声をあげる。


「あれ? こんなに早く治癒するなんて……」


 フロースはあまりの手応えの無さとは裏腹の効果に疑問を抱きつつ、飛んだり跳ねたりしているくしゃくしゃの甲冑と共にキシの厨房に向かった。


 キシの厨房には沢山の調理器具があった。また食糧庫には大量の食材が保管されていた。


「これだけあれば、もの凄く沢山スープが作れる」


 フロースは、くしゃくしゃの甲冑と手分けしてそれらの器具や食材を使って料理を作り始めた。


「さて、こやつはどうしたものかの」


 精神支配され呆けるキシを見ながら、ホーホが呟いた。


「こいつの記憶はどうなってるんだ?」


 ガットがホーホに尋ねる。


「記憶は保持されとるよ。ただ、それを使って以前の性格に準じた行動を起こすことは不可能じゃな。われがこやつの精神を支配しとるからな」


 ホーホは答える。


「それじゃ、こいつにはクエストを与えよう」


 ガットが言った。


「クエスト?」


 フォルティスがく。


「こんなヤツになんのクエストを?」


「こいつは沢山の亜人を売りさばいたって言ってただろ? ってことは、こいつにはそうした販売網だの人脈がノウハウとして備わってるハズだ。なら、それを逆手にとってこれまで売りさばいてきた亜人の所在を把握して、取り戻させるんだ」


 ガットは言った。


「おそらく、そうした販売網を持つ連中がたむろする場所なんて、かなり大きな街に決まってる。単独じゃ難しいだろうから数人のパーティーでギルドに登録させるんだ。そして、情報を集めて亜人たちの行方を捜させる」


「ホーホならそれくらい朝飯前だろ?」


 ガットはホーホに尋ねた。


「その程度、わけないのう。こやつの行動倫理に少し細工して、ほぼ自発的に動かす。いまおぬしが言った行動をさせるには……そうじゃな、以前とっておいたあやつのゴーストコピーを少し与えればいいかの。」


 ホーホが楽しそうに言う。


「あ、あのホーホ様。行動倫理? に細工をするってどういうことですか?」


 傍らで食材を洗いに来たフロースが、ホーホに尋ねる。


「倫理行動に細工する、つまりこやつを以前の記憶を保持させたまま強制的に別人、それも善人にしてしまうということじゃよ」


 ホーホがフロースの持っていた干し肉を取り上げながら言う。


「それじゃ、この人の元々の性格はどうなるのですか?」


 ホーホが取り上げた干し肉を取り戻そうとしながら、再びフロースがく。


「そんなもんは破棄じゃ、破棄」


 口に放り込んだ干し肉をクチクチと嚙みながら、ホーホが言う。


「こやつはこれから、死ぬまで強制的に善人になるんじゃよ」


 大きな鍋いっぱいの、肉と野菜が大量に煮込まれたシチューが村の者や亜人たちに振舞われた。みな口々に感謝の言葉を述べながらおいしいおいしいと夢中でシチューをかきこんでいる。


 ついさっきまで、鬼の形相でゴグマゴグを襲っていた兵士たちも、みな甲冑を脱ぎ捨ててゴグマゴグや亜人の子らと一緒になって、あるいは自分の家族と笑顔でシチューやパンを夢中で頬張っていた。


 それを見て、ガットは満足そうな表情をしていた。


 口の周りをシチューとパンくずだらけにしたホーホが近づいてきて、くしゃくしゃの甲冑を見つめながらガットに話しかける。


「おぬしといると飽きないのぅ。さすがは槍に選ばれた者じゃ」


「まだ、旅は始まったばかりだぞ」


 そう言ってから、ガットはふっと思い出す。


――に選ばれた? そういえば、最初にホーホに会った時もそう言っていたな……。


「槍ってなんだ?」


 その質問に、一瞬ギクッとしたホーホの顔をガットは見逃さなかった。


「これのことか? これは槍なのか?」


 手に持った鉄の棒を見つめながら、ガットは再度尋ねる。


「ぜんぜん、槍には見えないぞ」


 ふぅ、と天を仰いで一呼吸ついたホーホがガットを見て姿勢を正す。


「な、なんだよ?」


 珍しく真面目な表情をするホーホにガットがたじろぐと、ホーホが言った。


「今更隠し立てても仕方ない。お前さんが持ってるそれは、必勝の槍と謳われる無敵の槍、グングニルじゃ」


「グ、グングニル?」


 ガットが素っ頓狂な声を上げる。


「な、なんだ、それは?」


「ほんとに何も知らずに振り回していたのか、おぬしは……」


 はぁと嘆息し首を数回横に振ったのち、ホーホは言った。


「われも見るのは初めてじゃが、すぐに分かった。昔聞いた話じゃが、その槍はどんな戦いにも負けることは無く、物事の善悪を問わず常にあるべき場所に在るという。そして、これこそが一番の特徴なのじゃが、この槍は持ち手を自ら選ぶという」


「更に……」


「さ、更に、なんですか? ホーホ様」


 いつの間にかガットの隣に陣取ったフロースも興味津々だ。


 フォルティスも目を輝かせて身を乗り出している。


「その槍には常にある法術が施されて出力を強力に制限しておると聞いていた。その魔法こそ、遥か昔に偉大なる先人が与えた大魔法アマリリス」


「だ、大魔法アマリリス!?」


 思わず皆で聞き返す。


「そうじゃ。槍が、グングニルが持ち手と持ち手の目指す目的を得た時、その力を発揮するためにアマリリスが解放される」


「なんでも、この魔法の為に当時の法術者は自身の子孫百代に及ぶ魔質、すなわち魔法力を犠牲にしたと言われておる」


「そ、そんな魔法があるのですか?」


 フォルティスがそう言ってごくりと唾を飲む。


 ホーホは、小さく頷いて言葉を続ける。


「われは、このアマリリスの力を少し借りてこの姿を維持しておる。まぁ、目が覚めてこやつを見た時、なんでこんな冴えない男がグングニルを? と心底驚いたがの」


 そう言って、がははと笑った。


 そんなホーホの軽口には応えず、ガットはじっとその鉄の棒を見つめる。


「それが本当だとしたら、どうしてオレなんだ?」


 ホーホがガットを見た。


「そうした世界の均衡を揺るがしかねないモノが動くとき、必ずその力に見合う人間を選ぶ」


「その気になれば世界を滅ぼせる力を何に使う? あらゆる敵を駆逐し従えさせることが出来る力をどう活かす?」


「グングニルはおぬしを選んだ。それには訳があるんじゃろ」


「しかし、それがグングニルであることは暫らく口外せぬ方がよいじゃろな」


 そう言ってホーホはごろりと横になり、言葉を続ける。


「それがグングニルだと分かれば、いや、グングニルが本来の能力を発揮する条件にあることを知れば必ず手を出してくる者が現れる。それゆえ、今はまだ秘密にしておくのが得策じゃ。まぁ、遅かれ早かれ、いずれバレるだろうがの」


 そう言うと、うぅーんと小さく唸りながら伸びをして、それからスースーと鼻息を立てて寝てしまった。


 ふと、気配がしてガットが横をみると、くしゃくしゃの甲冑が改まって立っていた。


「なんだ、どうした?」


 ガットが尋ねる。


 くしゃくしゃの甲冑は、深く深く頭を下げて言った。


「兄貴! どうかこのおれを兄貴たちと一緒に魔王討伐の旅に連れていってくれ!」


「え、魔王討伐? 一緒にって、いきなり言われても……」


 突然のことにガットは動転して、次の言葉が見つからない。


「おれが亜人をさらってたクズだったことは心から謝る。本当にすまなかったと思ってる。それはあいつら亜人の子供らにも同じ気持ちだ。調子がいいのは分かってる。だけど、どうか!」


 そう言って、くしゃくしゃの甲冑はさらに頭を下げた。


「そんな調子のいい話、受け入れられるか」


 いつの間にか後ろに来ていたフォルティスが怒気を込めた声で言う。


「お前たちが家族を人質に捕られ、半ば強制的に亜人をさらっていたことは理解している。だが、お前たちが徒党を組んでキシに挑めば、あるいは勝機があったのではないか?」


「そうしたこともせず、ただ強者の言いなりになっていたクズの願いなど聞き入れる価値もない」


 フォルティスは強い口調で吐き捨てた。


 下を向いていたくしゃくしゃの甲冑は、小刻みに頭を振りながら、フォルティスに言った。


「おれだって、おれたちだってあんたたちみたいに強かったら、強い仲間がいたらきっと考えた。でも、それまで農奴だった人間がいきなりキシ様みたいな魔物相手に戦えるわけがねぇ!」


「何人も殺されたんだ。キシ様に挑んだ村の強者が何人も家族の見てる前で……」


「あんたみたいに生まれた時から強い魔法力を持ってるハーフエルフに、おれたちみたいななんもない人間の気持ちが分かるか!」


――いいね、その気概。


 なぜか、ガットはそう思った。


 下を向いて拳を握りしめて震えているくしゃくしゃの甲冑を見ながら、ガットが声を掛けた。


「お前の得意分野はなんだ? あと、名前は?」


 ハッと、くしゃくしゃの甲冑が顔をあげてガットを見た。


 小汚いくしゃくしゃの甲冑の向こう側には、垢黒くはあるもののまだあどけなさの残る、紫色の髪を蓄えたブラウンアイの女の子の顔があった。


「テルア。おれの名はテルアだ」


 くしゃくしゃの甲冑はそう名乗った。


「テルアか。テルアは何ができるんだ?」


 ガットは再び尋ねた。


「おれの得意分野は、荷運びと料理だ。主食、惣菜、菓子に薬、なんでもだ」


 テルアがそれは得意そうに言う。


 ふと見ると、テルアの横にあのゴグマゴグが背負っていた小さな亜人の子供が寄り添っていた。


「お、おねいちゃん、あのシチューもっと欲しい」


 亜人の子供がテルアにねだる。


「分かったよ。だけど、今おれは兄貴たちと大事な話をしてんだ。フロースに頼んできな」


 テルアが亜人の子をフロースのところへ行かせようとするが、その子はなかなかテルアの傍を離れようとしない。


「ううん、おねいちゃんとがいい」


「こまったなぁ」


 テルアが困った表情をした。


「行ってやれ。話はそのあとで改めて聞いてやる」


 フォルティスがテルアに声を掛けた。


 それを聞いて、テルアがパッと顔を向ける。


「ほ、ほんとか!?」


「あぁ、だからその子供と一緒にまずは腹いっぱい食ってこい」


 フォルティスがそっぽを向いたまま言う。


「あぁ分かった。ありがとう!」


 テルアが嬉しそうに手を振りながらガシャガシャと甲冑を鳴らして亜人の子と大鍋に戻っていく。


「なんだ、優しいところがあるじゃないか」


 ガットがフォルティスに声を掛ける。


「そんなんじゃない。ただ、あの亜人の子供がかわいそうだっただけだ」


 フォルティスは少し怒ったように返した。


「ふふっ、本当に飽きないわい」


 横で寝息を立てていたホーホが、クスクスとほほ笑んだ。



 その日の夜、キシが寝床にしていた教会脇の家でガットたちは集まっていた。

 亜人の子供たちは腹いっぱい食べたあと、方々の村人たちの家に連れて行かれてそこで就寝している。


「それで、お前は誰なんだ?」


 フォルティスがテルアに聞いた。


 くしゃくしゃのラメラーアーマーを脱いだテルアが言う。


「おれはこの村で生まれた。母ちゃんと2人で暮らしてたが、母ちゃんはキシ様に捕まっておれは言われるがまま亜人狩りをしていたんだ」


「父親は?」


 ガットが尋ねる。


「とおちゃんは知らねぇ」


 テルアがボソッと答えた。


「ただ、この甲冑は親父の形見だって母ちゃんが言ってた」


 そう言って傷だらけのラメラーアーマーを撫でる。


「それで、母親には会えたのか?」


 フォルティスが再度尋ねる。


「いや、どこにも居なかった」


 しばらくの沈黙ののち、テルアが答えた。


「そうか。すなまい」


 フォルティスが言う。


 下を向いて唇を噛んでいたテルアが、きっと顔を上にあげて言った。


「おれは生まれてこのかた、村を出たことがねえ。でも勇者の武勇伝やいろんな吟遊詩人の奇譚きたんを沢山聞いて、おれもいつかこの目で見るんだって、それだけを支えに生きてきたんだ」


「母ちゃんがキシ様に捕まって、亜人狩りでこき使われて何年か経った頃にはもうそんな夢も忘れて抜け殻みてぇに毎日生きてた。そしたら、あんたらが来たんだ」


「あの絶望的に強かったキシ様を、何年も何年もどうにもならなかったあの地獄みてぇな状況を、棒1本であんな簡単にひっくり返しちまったあんたらをこの目で見たんだ」


「あの光景はおれが今まで聞いてきたどんな武勇伝や英雄奇譚えいゆうきたんも敵わねぇ。腹の底から、ただただ圧倒されてた」


「たのむ。戦力としては使い物にならねぇかもしれねぇが、炊事洗濯荷役って、なんでもやるからよぅ。あんたらのパーティにおれを入れてくれよ!」


「ふむ、どうしたものか」


 フォルティスが唸る。


「まぁ、兵站へいたんに可搬能力は重要だからなぁ」


 ガットがぼそっと呟いた。呟いてから思う。


兵站へいたん? 可搬? 何言ってんだ、俺は?」


――なにか大切なことを忘れているような気がするが……まぁいいか。


「テルア、君は体も強そうだし、役回り的には荷役、つまりサポーターってとこか」


 甲冑を脱いだテルアを改めて見て、ガットが声を掛ける。


「それにホーホが大食漢だから、毎回食事の用意にフロースが苦労してるしな」


「なにおぅ! レディーに対して失礼な!」


 聞き耳を立てていたホーホがプンスカ怒る脇で、それを聞いたテルアが驚いた表情を見せた。


「い、いいのか!!?」


「まぁ、テルアが居た方がフロースも何かと助かるだろうし」


 フロースの方へ視線をやりながら、ガットは答えた。


 フロースは幼子をあやしながら言った。


「私はテルアが居てくれたら、この子の面倒も食事の準備も大助かりですよ」


「やった! やった!! やった!!!」


 テルアは拳を握りしめて体を震わせながら絶叫した。

 そして、くるりと体を回してガットやフォルティスたちの方を向いて深く一礼した。


「これからよろしくっ!! なんでも頑張るから、なんでも言ってくれ!」


 こうしてくしゃくしゃの甲冑、テルアが新たな仲間に加わった。

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