壊れていくデート
助け合い
俺は陸さんを和弘の代わりに止めていただってそれが一番いまの俺がやらないといけないことだと思うから
「仕方がないわけないじゃない暴力をふるっていいわけないどんな理由があっても」
「なんでダメなんだよ将来のことを考えたらこれが一番正しいことなんじゃないのか」
「この言葉を知ってますか小さな親切大きなお世話これがどういう意味かを知っていますか」
「それは知ってるよ小さな親切大きなお世話もしろってことだろ」
「いいえ違いますこの言葉には親切なことをしているつもりがいらないことをしているという意味です」
「じゃあこの行動がいらないことだってことか」
「ええそうですだからいますぐやめてください」
「それは分かったよわるかったなだけどやめられないんだよいつもどおりのことをすぐにやめるなんて」
「ええすぐにはムリなことは分かっていますですがもしもやめるつもりがなかったら殴りますから」
「ああわかったよじゃあよろしくなありがとう」
「ええどういたしまして」
「わたしからもお礼をいわせてくれありがとう」
「いや俺たちは依存しあう関係なんだから別に助けあってもいいんじゃないかな」
「ええそうですねでもやっぱりありがとう」
和弘が深々と頭を下げてくるそして顔を上げるとすごく笑顔で笑いかけてくる
その顔を見て俺は思わず笑ってしまう
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