妹
俺は和弘と陸さんが話していた姿を見てよかったと思った
俺は和弘が気にしていた姿を見てすごくだいじょうぶかなと心配していたがそれは気にしすぎだったようだ
和弘と陸さんが笑顔で話している姿を見て俺はそう感じた
そしてそんな俺は鈴木陸の妹である鈴木めいと話していたのだが鈴木めいがすごく辛辣だった
「ねぇなんで我輩がこんなことしてあげないといけないのかな」
「こんなことってなんのことですか」
「あなたと話すことですよ」
「いやそのひどくないかな俺だって人間なんですよ」
「なにこの扱いじゃダメなの」
「ダメに決まっているだろうがバカ」
そういって陸さんがめいの頭に拳をうちこむ
「すいませんうちの妹があとでいって聞かせておくので許してはくれませんかね」
「いえだいじょうぶです気にしないでください」
「それはダメですよちゃんと教育しないと」
教育その言葉を聞いて俺は嫌な予感がした
「おい妹を教育するのはやめろってあれほどいっただろうがまだやめてなかったんだな」
「あれもしかして怒ってますかかずっち」
笑顔で話しかけている陸さんとは対照的に和弘は怒っているように見えた
俺はそんな姿を見たことがないから意外だと思った
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