カップルジュース
俺はカップルジュースを和弘と飲んでいる
だが俺はだれもいえないはずのけむしちゃんがみえる
それは幽霊じゃなくて狂ってしまったがゆえにみた幻影だ俺はその幻影のけむしに話しかける
けむしは一匹だけではなくたくさんのけむしだ
だから俺からしたらけむしが足にむらがってくる状態で飲んでいるわけだ
「うんどうしたんだ足なんかみてなんかついてるか」
「いやなんでもないよ気にしないで」
「うんならわたしはきにしないよ」
「あっちょっと落ちちゃった」
「えっうっどうする食べちゃいけないから捨てるしかないけどあっ言う必要なかったね」
おどおどしている和弘をみて俺は表の和弘と全然違うと感じただから和弘の知り合いがこれをみたら驚くな
だって全然違うからね表と裏がまぁでも俺もその一人だけどな
「美味しいね和弘」
「うん美味しいよ」
だから俺はこの関係がすきだ俺しか知らない一面をみている気がするから
だから俺はこの関係を誰にも奪われたくない
「でもなにかあったら頼ってねわたしてきにはそっちの方がいいから」
「どういうことだよそっちの方がいいって」
「うんまぁ気にしないで」
なにか隠している気がして俺は聞こうと思っただけど俺も隠しているから人のこと言えないや
俺たちは偽物の恋人関係を築いている
だけれどその関係は結局すぐにでも崩れそうな関係で
「うんそうなら気にしないよでさ次どこ行くよ」
「そうだなどこへ行こうか映画館にでも行くか」
「ええカラオケに行こうよ」
「カラオケはいやかな」
「えなんでいやなの」
「だってカラオケは騒がしいから」
「うんたしかにそうだねなら映画館にいこうか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます