※第4話『断章:神託1』まで読んだ時点での感想です とある南の島の古い因習についてのお話。 離島を舞台にした現代ものホラーです。 客観的に説明するような語りの調子が特徴的なのですが、それもそのはず。 なんと「島で祀られる神様」自身の視点で描かれた物語です。 島民たちからすれば神への捧げ物のつもりが、しかし神様からすると別に無理に必要なものでもなかったり……等々。 認識のズレというか、一方通行であるが故のすれ違いが印象的なお話でした。