第9話、レインとミィと
次の日、僕達は火の
けど、何故だろう?さっきからレインが
「う~……」
「……えっと、レイン?」
「……………………」
そんな僕とレインの様子を、どう思ったのか?ミィが小首を
そして、やがて何かを思いついたのかミィはレインに何事か話し掛けている。それを聞いたレインは、驚いた様子ながらも首を
「れー、
「え?えっと、
「うん、大丈夫だから。少しだけ待ってて欲しいの」
「……うん、分かったよ」
そう言って、レインとミィは
気になる。
・・・ ・・・ ・・・
そして、私はれーから離れた場所まで来た。
分からない。けど、私は
「話って、何?」
「……貴女、私に
「っ‼」
思わず
どうやら、まだ話はあるらしい。
「
「……どうして」
「私は、前世でレイと
「⁉」
愕然。れーの前世は既に
だとすれば、この女の子はその親友が後を
私の驚いた様子を
「私は、レイが事故で亡くなったのを自分のせいだと
「…………それほどれーを
聞くのが
私のその言葉に、女の子は淡々と
まるで、
「さっき言った通り。レイと貴女の関係を
「……………………」
「私はただ、レイの傍に居られればそれで
女の子の言葉に、私はやはり黙り込む。れーを
そんな私に、女の子は言った。
「そんなに信じられないなら、
そのまま、女の子は私の
・・・ ・・・ ・・・
二人を待っていると、ミィに
そんな事を思っていると、レインが僕に何かを言おうとして
「れーは、私の事をどう
「ん~?どうって何を?」
「……………………」
レインは黙り込む。そんなレインを見かねたのか、ミィが
「彼女は、レイと私が仲良くしているのを見て
ミィの言葉に、レインは俯いてしまった。若干、
僕は其処で、ようやく察した。レインは、僕とミィが仲良くなって不安だったのだろう。だから、ミィに
僕は、レインにそっと近付いた。レインがびくっと
驚いた表情でレインが僕を見上げた。そんな彼女に、僕は笑みを向けながら言う。
「僕は、レインの事が
「れー、けど……」
「レインが昔、
「……うん」
「その時に、僕はレインを
「っ、うん……ぅん…………」
レインは、一気に感情が
そんなレインを、僕はそっと撫でた。そして、ミィは小さな笑みを浮かべてレインに言った。
「
「私、の……ひっく。名前、はっ…………レイン。よろじ……く」
「うん、よろしく」
そう言って、僕とレインとミィは
・・・ ・・・ ・・・
そんな三人と二匹を、遠く離れた
「良かったわね、何とかなったようで」
「うむ、一時はどうしようか本気で
「そう、けどドラコ。貴方はレイ君の事を
「……………………さあな」
そう言って、再び二人は
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