第8話 ソウテイのミラージュ・前半

 日曜日の午前六時、箕面市石丸の住宅地。山に続く道沿いにある閑静な高級住宅街のはずれに、一際目立つ洋風の城のような外観の大豪邸があった。その豪邸から毎朝決まった時間に、優雅な弦楽器の旋律が流れてくる。それを演奏するのは紅葉だ。



 ところ変わって同時刻、大阪箕面大学前。最近までは昔からのビルが立ち並ぶ古いオフィス街だったが、大学の建設を機に徐々に周囲の古いビルを取り壊し、新しく建て直してお洒落な街に変わりつつある。

 その景色の中でラジオ体操という、昔からのある意味、朝の伝統行事に、西小路は毎朝参加している。今日も朝の空気が美味しい。



 午前七時少し過ぎ、再び紅葉宅。色とりどりの季節の花が咲き誇る庭園にて、紅葉は鼻歌まじりでシャワーヘッド付きのホースを使い、花に水やりをしている。

 水やりが終わると、石丸をブラッシングで綺麗に毛並みを整える。その後に自分も化粧をし、上品で綺麗な服に着替えて髪型もヘアーアイロンや髪留めを使ってセットする。

 身支度が整ったところで、彼女は朝のティータイムをたしなむ。



 一方その頃、今宮三丁目の探偵事務所トリックスターフォックスにて。

 西小路は普段着の私服から、探偵用のスーツベストに着替え、ケトルでお湯を沸かしながら珈琲豆を手動のミルで挽いている。深煎(ふかい)り豆の香ばしい香りが漂う。

 挽いた豆をフィルターに入れて細く湯を注ぎ、じっくりと抽出する。淹れたての珈琲を手に、事務所に向かう途中で購入した新聞を机に広げ、記事を読んでいる。

 すると、彼はとある記事に目が止まった。


「さっきの話はこれの事か・・・・・・物騒だなぁ・・・・・・」


 先ほどラジオ体操をしている最中に、自分の後ろで近所の奥様方が『若い女性の連続失踪事件』の事を話していたのだ。そこで耳にした大まかな情報と新聞の記事の内容がほぼ一致していたので、西小路は失踪した女性達の顔写真を眺めながら珈琲をすする。

 新聞を読み終わり、時計を見ると、


「あっ、そろそろ出ないと」


 西小路は用事を思い出し、事務所をあとにした。



 石丸を膝に乗せ首元の毛を撫でながら、紅茶を飲む紅葉が暖炉の側にある豪華な装飾と細やかな細工がされた置時計を見て、「そろそろかしら」とつぶやくと同時に、


「お嬢様、エイク様がお見えになりました」


 小野原家に仕える老執事がノックの後に、扉の向こうにいる紅葉に来客を知らせた。


「どうぞ、お入りになって下さい」


 紅葉が部屋への入室を促すと、エイクと呼ばれた色白で線の細い美青年が画材を持って部屋に入ってきた。

 彼は紅葉達と同じ大学の生徒で美術学部に入学した、ロシアからの留学生だ。若くして画家としてデビューしており、女性を中心に人気を集めている期待の新人画家でもある。


「では、続きをお願いいたしますわ」


 紅葉は椅子に座り直し、エイクの前でポーズをとる。エイクは目の前の紅葉の肖像画を描いている。絵は写真と見紛(みまが)う程に忠実で精密だった。既に完成間際で、多分今日中には終わるだろう。


「今日は何か嬉しい事でもあったの?」


 エイクはキャンバスに絵具を塗りながら、彼女に尋ねた。ぱっと見、いつもと変わらない笑顔だが、わずかにいつもより優しい表情になっているのに気付いたのだ。

 紅葉はエイクの問いに、


「ウフフ・・・・・・それはですね・・・・・・」



 『小野原』と書かれた表札がついた大きな門の前に、稲壱を抱きかかえているかやのと西小路が立っていた。


「おい、ダンテ、マジでここで合ってんのか⁉ 城だぞ、城‼」

「ナビによるとここみたいだけど・・・・・・。それにしても、でっかいな~‼」


 西小路は大豪邸を前に何度も表札を確認して、それから恐る恐るインターフォンを押す。

 すると若い女性の声で対応され、西小路が名乗ると、


「西小路様とかやの様ですね。どうぞ、お入り下さい」


 との返事と共に、ウイィィィィィンと音を立て、西小路が見上げる程の巨大な門が自動で開いた。そのまま真っすぐ進むように指示され、二人は周りに設置されている彫像や噴水などの豪華な装飾に驚き、キョロキョロしながら道なりに歩く。

 玄関まで着くと、まるでホテルのドアマンのような服の男性が立っており、男性が扉の中に二人を案内した。エントランスホールには美人のメイドが立っており、


「あとはこのVRメイドがご案内いたします」


 と、男性から紹介されたメイドが二人にペコリとお辞儀をした。まるで本物の人間のように見えるが、足元に円盤状のロボット掃除機があり、そこからメイドが投影されている。


「スゲェなこれ。どうなってんだ?」


 かやのはメイドに興味津々で、紅葉のいる部屋に案内されている途中、立体映像に向かって手を入れたり抜いたりしている。

 西小路はまるで宮殿のような廊下の装飾に視線を右往左往(うおうさおう)させていた。


「お嬢様、西小路様とかやの様がお見えになられました」


 インターフォンでの対応の時と同じ音声で、自室の中の紅葉に声をかける。扉の内側から「はーい」と返事があり、ガチャリと部屋のドアが開かれた。

 紅葉がいつもの笑顔で二人を室内に招き入れる。部屋の中も豪華な装飾で飾られ、まるでルネッサンス期の王宮を思わせる内装だった。

 西小路は目の前に広がる光景に、


「おぉ! 部屋の中も凄いね!」


 と驚きを隠せない様子だが、かやのは西小路よりも更に、


「馬鹿、スゲェなんてもんじゃねぇ! 紅葉オメェ、王族だったのかよ‼」


 と驚愕(きょうがく)の表情を見せる。


「・・・・・・あの、紅葉さん。この肖像画なんだけど―――」


 驚いている二人を見て「大げさですわ」と笑う紅葉に、エイクが声を掛けた。先ほど描いていた紅葉の絵は完成しており、それを自身の作品を載せているSNSに掲載して良いか交渉を持ちかけた。

 その間、西小路とかやのはその肖像画と紅葉を何度も見返して、「凄い凄い」と大はしゃぎで絶賛している。


「・・・・・・気恥ずかしいですけど、分かりましたわ」


 エイクと紅葉の交渉が終わったようだ。

 絵の前ではしゃぐ二人を見て、エイクはニコッとはにかみながら、「良かったら・・・・・・」と西小路のすぐ隣に立ち、先ほど描き上げた紅葉の絵も掲載された自身のSNSのページを開き、西小路とかやのに見せた。そこにはエイクがこれまでに描いてきた絵がズラリと並んでいた。

 かやのは終始「スゲェなお前」とテンション高めで見ていた。はじめは西小路もかやのと同じように見ていたが、途中から何かに気になった様子で、腕を組んで自身の顎先に握った手を添えて、考えるそぶりを見せた。

 そこに十二時を知らせる時計の鐘が鳴り、紅葉は三人に昼食を勧めるが、エイクは「用事があるので」と断り、紅葉と西小路とかやので昼食をとる事になった。

 食事はフランス料理のコースのような内容で、紅葉とかやのはナイフとフォークを使いこなして食べていたが、西小路は不得手(ふえて)なようで箸に代えてもらっていた。

 紅葉の足元では石丸と稲壱が餌を食べている。そして先に餌を完食した石丸は稲壱の餌も狙うが、稲壱がクワッと睨みつけ威嚇(いかく)し、威嚇された石丸はビクッとしていた。

 食事が終わると、三人と二匹は庭園を散歩したり、ティータイムを楽しんだりして過ごした。自宅に友達を呼んでお茶をしたり、おしゃべりをして過ごす時間に、紅葉は「いつまでもこんな時間が続けば良いのに」と、思っていた。



 翌日、西小路が寮から大学に向かうと、後ろから馬の蹄(ひづめ)の音が聞こえ、振り向くと馬に乗ったかやのがいた。


「その馬どうしたの⁉」

「ん? あぁ、稲壱の散歩がてらな」


 稲壱を馬に変化させて散歩のついでに、そのまま乗ってきたらしい。稲壱には鞍はついておらず、手(た)綱(づな)代わりのロープだけがついている。自分が歩いて散歩させるのはダルいのだという。いやはや、面倒臭がりのかやのらしい発想だ。


「西少路さーん、かやのさーん、おはようございます」


 二人の前に、小野原家の執事が運転する高級車が停まり、中から紅葉が降りてきた。紅葉は二人に会釈すると、かやのの馬を見て、


「え、かやのさん! お馬さんもお持ちだったのですか⁉」


 と、とても驚いた様子で、かやのに尋ねる。


「山で拾った。ここは猿と狐だけじゃなくて馬もいるんだな」


 かやのの適当な言い訳に、西小路はさすがにその言い訳は苦しいだろうと思った。  だが、紅葉は抜けているのか、「そうなんですね」とすぐに信じ込み、西小路は拍子抜けしていた。

 そんな朝の会話をしていると、ガリガリガリッと地面に金属がこすれる音が紅葉の後方からして、三人がその方向を見ると、三輪バギーと戦闘機のコックピットを足したような奇抜な形状の四輪車が、歩道の縁石にボディを削りながら駐車スペースに入っていった。


「かやのサァ~~~ン‼」


 かやのに手を振りながら、カメラ片手に軽快なステップで近づいてくる男が現れた。

 彼の名前は王(ワン)といい、中国から来た留学生で、西小路達と同じ学部に在学している。ムチムチと肉が詰まった肥満体型で、電話の受話器が乗ったような独特の髪型をしている。

 尚、彼の父親は中国で急成長させた企業の社長で、紅葉の家ほどではないが、かなりの金持ちだ。

 かやのの近くまで来た王は金色のカメラで、かやのを色んな角度で激写する。


「勝手に撮ってんじゃねーよ」


 かやのは落ち着いた声のトーンで王が構えているカメラを掴み、そのまま流れるような動作で地面に勢いよく叩きつけ、厚底靴で粉々に粉砕する。


「アァァアアアァァアアァァ‼ オレのカメラがぁあああ‼」


 日本で三百台限定生産の高級カメラをかやのに無残に破壊され、王は『数百万だった物の残骸』の前で膝をついて叫んでいる。

 そんな王の事はお構いなしとばかりに、駐車スペースに馬の稲壱を連れて行く。


「うおぉぉおおおお‼ なんじゃこりゃあ‼ 超かっけぇーーーー‼」


 突然かやのが、周囲に注目されるような声量で叫んだ。

 西小路と紅葉と王が一斉に声の方向を向くと、先ほどの奇抜なデザインの車を見て、かやのが大はしゃぎしていた。

 するとさっきまで叫んでいた王が急に笑顔になり、小走りでかやのと車の前に向かった。

 それは王の車だったようで、自国の企業に特注で作らせ、日本に持ってきたという。王は活き活きと車の値段やスペックをかやのに説明し、彼女をドライブに誘っていた。



 ―――美術学部の午前講義が終わったばかりの教室に、何故か王が来ていた。


「オイ、ソこノお前、コノ教室にエイクはいルか? いルなら今スグ呼んで来いヨ」


 王はたまたま近くにいた生徒を呼びつけ、エイクを連れてくるよう高圧的に言った。

 王の傲慢(ごうまん)な態度にブツブツとこぼしながらエイクを呼びに行った生徒に、彼は「愚民が、早くシロヨ!」と怒鳴る。オドオドとした様子でエイクがやってきて、


「・・・・・・どうしたの?」


 と、王に要件を聞くと、


「コの娘の肖像画ヲ描いてクレ」


 彼はエイクにかやのの写真を見せた。

 しかし、彼の威圧的な態度にムッとして、エイクはその依頼を「嫌だ」と断る。


「オレの依頼ヲ断るノカ? オレにはお前が二度と、絵で商売出来なイようにスル事だって出来るヨ? ソレに何もタダで描けと言っているワケじゃないヨ」


 王は小切手に金額を描いてエイクに見せる。提示された破格の金額に、エイクは王からの依頼を渋々承諾した。



 放課後、アロハカフェのカウンター席で連続失踪事件について、西小路は考えていた。彼の注文した品の隣には昨日の新聞が置かれていた。

 かやのはカウンター内で洗い物をしている。


「お前それ、昨日の新聞じゃね?」

「うん、ちょっと気になった事があってね。かやのちゃん―――」


 西小路がかやのに話を切り出そうとした時、店のドアが開いた。


「いらっしゃ~い・・・・・・って、エイクじゃん」


 入店してきたのはエイクで、かやのに話があるようだった。


「突然、ごめんなさい。かやのさんの肖像画を描いて欲しいという人から依頼があったんだけど、描かせてもらえないかな?」

「はぁ? 絵だぁ? 面倒くせぇ。俺はゴメンだぜ。つーか、誰が俺の絵なんざ欲しがってんだよ?」

「王って人なんだけど・・・・・・」

「王か。おう、イヤだわ」


 エイクは王からの依頼で、かやのの絵を描かせてほしい旨を伝えたが、彼女はそれを拒否した。それでも彼はしばらく食い下がって頼み込むが、かやのもずっと断り続けた。

 彼女はモデルになってくれないと悟ったエイクは、仕方なく諦めて店を後にした。


「・・・・・・ったく、王の野郎。なんで俺の絵なんざ欲しがるんだか」

「・・・・・・エイク君・・・・・・・・・っ!」


 この時、西小路がハッと何かを思い出した。

 すると、カランカラン、と再び店のドアが開く。


「いらっしゃ・・・・・・なんだ、今度はお前かよ」

「ウフフ、お二人がお店にいらしているのをお見掛けいたしましたので」


 入店したのは紅葉で、西小路の隣に座った。そして、西小路の前に置かれていた新聞を見て、紅葉は眉をひそめながら尋ねた。


「・・・・・・女性連続失踪事件。怖いですよね。もしかしてこの事件の関係者の方からご依頼を受けられたのですか?」

「ううん、そういうわけじゃないよ。それに、こういう事件は警察の仕事だと思うしね・・・・・・あっ、そういえば紅葉ちゃんって、GPSとかって使ってる?」

「えぇ、スマホにGPS機能がついておりますが」


 紅葉は自身のスマホを取り出し、GPS機能をオンにして見せた。なぜそんな事を聞くのかと尋ねると、「最近物騒だから、念の為に」と西小路は答えた。


「では、私、これからピアノの教室がありますので。すみませんがこれで失礼致しますわ」


 紅葉は二人に軽く会釈をして、店を後にした。紅葉がいなくなって、再び西小路はかやのに新聞の記事とスマホの画面を見せ、先ほどの続きを話し出した。


「かやのちゃん、これを見て欲しい」


 かやのは西小路から新聞とスマホを受け取ると、じーっと見比べた。


「んー・・・・・・・・・見たとこ、一致してるな」


 かやのは目を記事と画面で何度も往復させながら、二つを見比べた感想を述べた。


「僕、ちょっとエイク君を探しに行ってくるよ」


 そう言って、西小路は店を出て行った。きっとエイクは大学にいるはずだと思い、西小路は校内に入っていった。



 しばらく、校内でエイクを探していた西小路だったが、全然見つからなかった。美術学部の生徒達にも聞いてみたが、皆「知らない」と答える。

 既に大学には残っていないと判断し、西小路は近辺を探そうと、大学の外に出た。その時、西小路のスマホが鳴った。画面には『小野原紅葉 自宅』と表示されていた。


「はい、もしもし」

「西小路様の携帯で宜しいでしょうか?」


 西小路は電話に出てみると、相手は紅葉の家に仕える執事からだった。

 執事はピアノ教室の時間を過ぎても紅葉が現れないと、教室から電話があった事。また家にも帰っておらず、スマホも繋がらない事。もしかして西小路なら何か知っているかもしれないと、深刻そうな声で尋ねた。


「紅葉さんなら、だいぶ前にピアノの教室があるからと・・・・・・はい。えっ⁉ 連絡が取れない⁉」


 西小路は思わず声を荒げた。徐々に顔が真っ青になっていく。西小路は電話を切った後、急いでカフェへ戻ってきて、


「かやのちゃん、稲壱君を貸して! 紅葉ちゃんが居なくなったんだ‼」


 店に入ると同時に、カウンターに居たかやのに詰め寄った。


「落ち着け、ダンテ。稲壱より良いもんがある」


 かやのはそう言い、エプロンを外して店を出た。そして屋外席の柵まで歩いていく。


「よぉ、王」

「・・・・・・アレ? かやのサン? ナンデ・・・・・・」


 そこには店内から死角になる位置でポラロイドカメラを使い、かやのを盗撮していた王が屈んでいた。かやのは自分がミニスカートであることも気にせず、高く足を振り上げた。


「オッフォオオオ⁉」


 王は目の前に広がる夢のような光景に一瞬我を失い、本能のままにシャッターを切った。ジーッという無機質な音と共に、ヒョウ柄の下着がドアップで写った写真がカメラから吐き出される。

 王が落ちた写真に気を取られた瞬間、かやのが無言で彼のカメラに踵(かかと)落(お)としを決め、そのまま写真もろとも粉々に踏みつぶした。


「車の鍵をよこせ」



 一方、エイクは箕面船場にある杉谷公園のグラウンドで、ベンチに座ってデッサンを描いていた。その時、不意に何者かに声を掛けられ、声の方向に顔を向けた。


「警察の者ですが、エイクさんで間違いありませんね? 貴方にお伺いしたい事があるので、署までご同行お願いしても宜しいでしょうか?」

「は、はい・・・・・・」


 エイクは警察職員に事情聴取を求められ、参考人として箕面警察署に連れていかれた。



 署内に着いたエイクは、狭い個室に通され、警察からいくつか質問を受けていた。


「この女性達の写真、これに見覚えは?」

「この写真の女性達は、ワタシが絵のモデルの依頼を受けて、モデルにした人達です」


 その男の隣でもう一人の警察職員が会話内容を記録している。


「・・・・・・そうか。じゃあ質問の仕方を変えよう。君は最近、女性が連続で行方不明になっている事件を知っているかな?」

「・・・・・・いえ、知りません」

「嘘は良くないな。正直に知っている事を話しなさい」


 取り調べを行う警察職員の眼光が鋭く光った―――。

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