元気な挨拶

田中先生

[田中先生]

田中先生、最近は教育への情熱を取り戻しつつあります。

娘との関係が改善されつつあるからです。

母親がいうには「彼氏でもできたんじゃなーい」ってことでした。

「なに～、彼氏ぃ～？」

最近では娘から気軽に話しかけたりもします。うれしい限りです。

彼氏のことは気になるけど、そこはぐっと、がまんがまん（苦笑）

家庭が、昔のように居心地の良いところに戻りました。

そうなると、元々は熱心な教育者である田中先生です。

担当のクラス全員に教育者として、出来る限りの努力をするようになりました。

その中には、問題児のゆうきくんも含まれます。

田中先生は、熱心にゆうきくんに向き合うことで、

「この子は、実はとんでもなく大きなことを考えている」ということに気がつきます。

それからというもの、

田中先生は周りの先生たちや学校に説明して協力を求め、

ゆうきくんの天才的な才能を伸ばす努力を惜しませんでした。

その甲斐もあり、ゆうきくんは日本で有数の大学や研究機関に

招待を受けるような人物となりました。

[ゆうきくん]

ゆうきくんは頭の中で、次から次と駆け巡る無数の課題とその解決策を

考え込むことに夢中で、まさに周りが見えていない状況でした。

そんな、ゆうきくんを上手に導いて、頭の中を交通整理してくれたのは、

田中先生でした。田中先生は、ゆうきくんの話をちゃんと聞いてくれて、

適切なアドバイザーを紹介してくれました。

適切なアドバイザーと会話することで、徐々に頭の中が整理され、

これまで見えていなかったものが見えるようになりました。

1段階。いいえ、いいえ、ゆうきくんにとっては10段階ほど、

レベルがアップした感じです。

世の中のエネルギー問題の解決に向けて、希望が見えていきました。

[みおちゃん]

毎朝、挨拶を交わすようになり、

交際することになった たかし と ミク は、

お互いの思いが実って、２年後に結婚しました。

運命の出会いとはこのことでしょう。

やがて、二人の間に娘の みおが生まれます。