第11話『天狗からの果たし状』

子天狗が封筒を持ってやってきた

「これ、とうちゃんから」と言って、帰った

封筒をみると「果たし状」と書かれていた

天狗から果たされないといけないものなんて、思いつかない

でも、対応策を練るために知り合いの河童に会いにいった


「彦一が言うには、まず、あの団扇を取れ。あの団扇のひと振りでお前なんぞ、四里先まで飛ばされる。

次に、あの鼻を握れ。すろと天狗は小さくなる」


サイヤ人か? と思ったが彦一の言うことだから、間違いないのだろう

それにしても、なんで、果たし状を子天狗に持たせてきたのだろう

せっかくラインを教えてあるんだから、ラインで送ってくればいいのに、見かけによらず、古風なやつだ

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