第4話『愛の言葉さえ 2進法』

【1行戯言:だいたい17文字】


・草いきれ仁王が隠す君の影


・生活を我整えて芙蓉咲く


・サボテンがとことん惚れる天邪鬼


・運は天に任せ生き来て秋彼岸


・寺裏の閻魔大王裏盆会


・千代紙の鶴置きにけり白槿


・赤とんぼ水の日本に生まれけり



【1行詩】


・秋は見た目は寂しそうだけど、奥には優しさがあり芯があるけど、その奥に何があるかは僕は知らない。


・いろは坂猿を見たりと三色の色鉛筆の葉書来る秋


・『限界』を超えるのに必要なのはスキルではない『決意』だ




【不可解】


●『言葉を「見知らぬ」人に送る時代

愛の言葉さえ 2進法で 送る

気持ちが込めてあれば良しとする』



●今度こそ君は変わると蛇が言う

そうかな、と思う

(おまえには言われたくないけど)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る