ペニスハウス
ザシュッッッ!?
「ワオォーン!!!」
アッシュが巨大の猪の首を噛み切ってフィニッシュ。
最近のアッシュの流行りは、獲物を仕留めた後に無駄にでかい声で遠吠えすることだ。
アッシュはここ2月で、劇的に大きくなり、大きくなったので、その分強くもなった。
「アッシュ、お前3,4月前までは赤ちゃんだったのに、成長速度半端ないな。
俺の猪魔力肉がお前の成長を早くしたか?」
「ワン!!ワン!!」
「はいはい、この肉は全部お前が食っていいよ、でもその前に、一応加熱処理するぞ。お前がいくら、野生だからといって、この猪が何かの病気を持ってたかもしれんからな。一応な。」
「ワン!!」
「ん?この前見つけた、酸っぱい果物も一緒にかけてほしいって?いいよ、それじゃあ、帰るか。
俺たちのペニスハウスへ」
アッシュの仕留めた猪を収納に入れて、帰宅準備をする。
俺はこの2月の間、訓練と家づくり、アッシュの強化と何かにつけて、忙しかった。
特に、家づくりが難航した。
家づくりで重要なことは、
1、強度(安全)
2、持ち運び可能
3、虫、動物、魔物が入らないこと
俺は土魔法を使い、試行錯誤を毎日魔力切れになるまで行う。
失敗に失敗を重ねた結果、
ペニスハウスにたどり着いた。
動物、魔物対策でイメージしたのは、高床式倉庫。
しかし、高床式倉庫では、強度が足らない。
そこで、柱。柱を強くしようとした結果。
でかくなりすぎて、収納に入らないので、持ち運びできない。
さらに、虫対策のためになるべく上の階層に住まないといけない。
結果、ペニスの鬼頭部分を空洞にすることで、ペニスハウスが完成した。
ペニスの棒の部分の中心は土魔法で作った、土に魔力強化を施して、強い芯に
芯の周りは土魔法で出した、砂をふんだんに使って、芯を巻くことで、衝撃吸収となり、結果ペニスハウスとなった。
「魔力強化が便利すぎる。だって、素人工事でも壊れないんだもの。」
衝撃テスト(身体強化でぶん殴り)しても多少揺れるが、砂の衝撃吸収が偉大なんだろう。何発でも耐え抜いた。
さらに、魔力強化にお陰か雨が降っても関係ない。
むしろ、水を弾いている。
「この家の欠点は鬼頭が割合、大きいから不恰好なところだけだな。後、カリ高すぎるところ。」
ペニスハウスは収納から出して、鬼頭の空間に入るには多少なりとも、
収納のコツがいる。
土台を手から、出してその上に乗る。そして、収納から出し続けるだけなんだけど。
ちなみに、外に出るときは、鬼頭から順に収納していくだけだ。
最後に外が見えるように、東西南北も四方に小さい穴がある。
閑話休題
「ステータスオープン」
川村 仁 23歳 レベル18
ジョブ 配達人
スキル 高速習熟 収納5 気配隠蔽3 気配察知3 並列思考2 体力回復4 魔力回復3魔力操作4 魔力感知3 魔力隠蔽2 身体強化4 投擲3 毒耐性2 槍術2 斧術2 剣術3 盾術3 石工1 影魔法3 火魔法1 水魔法2 風魔法1 土魔法3 回復魔法3 魔力強化4
「アッシュと実践的な訓練できるから、近接系が伸びてる。それだけでも、アッシュを育てよかった。魔法系も土魔法は、よく伸びたな。収納5になったから、ペニスハウスが収納できるようになったのか。毒耐性が伸びてるのは、何か毒でも食ったのか?」
最近は色々なものを食べようと、アッシュセンサー(鼻)を使って、いろいろ食べてはいるが。多少、毒の食い物が入っていたようだ。
「さて、アッシュ、明日は筋肉ゴブリンを殺しにいくぞ」
「ワン!!」
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