近接
それから、およそ1週間、仁は槍の修行、新しく食べれる食糧の発見、はぐれゴブリンを殺すことによるレベリング、また、身体強化、魔力操作など思い思いの日々を過ごした。
異世界転移2週間目
「ステータスオープン」
川村 仁 23歳 レベル5
ジョブ 配達人
スキル 高速習熟 収納2 気配隠蔽2 気配察知2 並列思考1 体力回復3 魔力操作1 身体強化2 投擲1 毒耐性1 槍術1
「レベルがい1上がって槍術1が生えてるな。それにしても、他のスキルレベルが全然上がってない。いや、これが普通の速度かもしれない。最初にいろんなスキルレベルが上がったのは命懸けっだったことも大きいかもしれん」
仁はこの世界のスキルレベルの上がる平均速度は分からなかったので、判断材料がない。
「多分、高速習熟があるから、他の人たちよりはスキルレベルが上がりやすいと思うんだけどな。でも、槍術のレベルも上がったし、はぐれゴブリンで実践と行きますか」
それから、2時間ほど森を彷徨ってはぐれゴブリンを発見した。
収納から、石槍を取り出し、背後から、腹を一突きした。
「ぐぎゃ!!」
気配隠蔽を使い背後に近づいたので、ゴブリンはろくな反撃もできずに死んだ。
「武器がしょぼいから、腹ぐらいしか、刺さる場所なかったけど、意外に腹刺されてもゴブリンって動けるもんなんだな。う〜ん、やっぱり投擲が一番効率いいな、でも、攻撃の選択肢を増やすためにも今日からは斧の訓練も始めるか。」
それからは、日中の訓練に斧の訓練も取り入れて、
はぐれゴブリンを見つけた時は、背後から出なく真正面から戦い、慣れてきてからは2匹同時まで、槍で殺せるようになった。
異世界転生ー1月目ー
「ステータスオープン」
川村 仁 23歳 レベル7
ジョブ 配達人
スキル 高速習熟 収納3 気配隠蔽2 気配察知2 並列思考1 体力回復3 魔力操作2身体強化3 投擲1 毒耐性1 槍術1 斧術1 石工1
「なかなか、強くなったんじゃないか、石を加工しすぎて石工出ててきてるけど。よし、武器ゴブリンに挑戦してみよう。無理だったら逃げればいいし。」
森を彷徨っていると、稀に何か金属製の武器や盾、弓を持ったゴブリンがいる。
そいつらは、大体10匹ぐらいの群れをなしている。
「よし、これからは、ゴブリンの持ち物を剥ぎ取って、生計を立てていくか」
ゴブリン5匹ぐらいまでは、石を投擲することで、瞬殺できるようになっていたので、今まで、安全のために行けなかった場所まで、森の中をより広く散策できるようになっていた。
もちろんその間にも、石やツル、食料などの採集も忘れない。
走行している内に革鎧をつけたゴブリンが9匹ほど群れを率いているのを発見する。夜まで、なるべくバレないように尾行し、ゴブリン達が寝静まったところで
いつものように、木の上から気配隠蔽、身体強化、収納から取り出した石を投擲する。
まずは革鎧を着た、おそらく群れのゴブリンの頭蓋骨に投擲する。
ドゴンッッ!!
革鎧ゴブリンはなんの反応も見せないことから、即死したと思われる。そこからは、眠っていたところに急に襲撃を受けた残り8匹のゴブリン達は、
両手から、投擲される石に蹂躙された。
「やっぱり、両手からの投擲は、速度が段違いだな。その分コントロールと威力はある程度、減退なるけど、よし、ゴブリンの革鎧はいで現場から逃げるか」
現場から逃げた後、革鎧を着てみると。意外にもピッタリのサイズだった。
「俺の身長が185cmぐらいでゴブリンが140cmぐらいだったから、これ着てたゴブリンは、サイズ合ってなかっただろう。」
自分の成長を確認した仁はニヤニヤしながら、木の上で浅い眠りにつくのであった。
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