【付録】 第五章 設定資料集
【エリシェヴァ・デウスクーラト】
天使の名門デウスクーラト家の令嬢。
活動的で我儘なお嬢様。飛空艇を始めとするメカ好きの一面もある。
エヴァンジェリンの家族とは一族レベルの因縁があると主張している。
原作では何かと理由をつけて突っかかってはトラブルを起こす役どころ。
最終的にはエヴァンジェリンの人柄に絆されて、ツンデレ気味の友人関係に収まる。
ただし、これはあくまで原作における関係性なので、実際にどうなるのかはまだ分からない。
契約精霊は神器・雷霆槍ケラウノスの守護精霊。
とりあえず契約を結んでおいただけに過ぎず、特に目立った戦闘能力はない。
(原作のユニットとしては他キャラと同様に戦えた)
【ローエングリン】
エリシェヴァの護衛を務める聖騎士。
基本的にはエリシェヴァの意向を尊重するが、ダメなものはダメとハッキリ言うタイプ
しかし、総合的に見ると甘やかし気味の傾向がある
契約精霊は降天武霊ガドル。属性は鋼。設定だけの存在で原作未登場。
二つ名の通り精霊術は直接戦闘向きで、常時発動のパッシブ強化スキルが多い。
原作でエネミーとして登場した際は、1ターン目に大量バフが掛かって以降は通常攻撃のみだった。
プレイヤーからの感想は、おおよそ「強いけど地味だった」というもの。
【ハルシオン・オヴ・コルネフォロス】
姫騎士ハルシオン。ヘラクレス空域に領地を持つ領主の跡取り娘。
その立場と勇猛可憐な戦いぶりから「姫騎士」と渾名される。聖騎士ではない。
アヤの友人を自称する変わり者。アヤからも否定はされていない。
戦闘能力はアヤと同等か、少々劣る程度。ハルシオン本人もアヤの方が強いと公言している。
しかし裏を返せば、領主の娘としての責務の片手間でアヤに匹敵したということ。
このためアヤからは、コンプレックス混じりの感情を抱かれている。
契約精霊は風王アイオロス。風属性の上級精霊。
風属性はウルフラムの火と竜の二重属性を最も苦手としている。
しかし原作のハルシオンは、メインシナリオでウルフラムの猛攻を単騎で凌ぎきったことがある。
その際の戦術は、精霊術で空を飛び回り、味方が逃げ切るまで耐久するという力技だった
【登場人物の命名規則】
セレスティアル・ファンタジーに登場する人間の名前は、原則として鳥に関係するもので統一されている。
レイヴン…ワタリガラス
アヤ…ヘブライ語で「鳥」「素早く飛ぶ」
リネット…ムネアカヒワ
サーシ…タカ(古典ギリシャ語の英語読み)
ハルシオン…カワセミの英語名
ウルフラム…オオカミ+カラス(実在のドイツ語人名)
ローエングリンは変則的で、アーサー王伝説の登場人物ローエングリンに由来する。
該当人物の異名が「白鳥の騎士」であることからの命名で、原作でも類似例は少ない。
【神器強奪事件】
原作メインシナリオ第六章のストーリーの軸となった大事件。
エリシェヴァが輸送していた神器・雷霆槍ケラウノスが、何物かの手によって強奪されるというもの。
当初は身内だけでの解決を試みたが、失敗。ハルシオンを含む近隣勢力にも応援を要請した。
神器奪還作戦そのものは、レイヴン達の活躍もあって無事成功
しかし、戦力を供出したせいで周辺空域の守りが薄くなり、その隙をウルフラムに突かれてしまう。
【ラサルハグ包囲戦】
メインシナリオ第七章。
神器奪還作戦の直後、守りが手薄になったアスクレピオス空域がウルフラムの襲撃を受ける。
実は、神器強奪は邪竜の指示だったが、ウルフラムはこれを陽動として利用していた。
標的はエヴァンジェリンの姉、天使セラフィナ。
レイヴン達はセラフィナを助けることには成功するも、ウルフラムとの直接対決に敗北。
先に脱出していたセラフィナと合流できないまま、命からがら逃げ出したのだった。
……というのが、原作第七章の顛末。
次の第八章で、死霊術師に復活させられたアヤがレイヴン達の元に送り込まれることになる。
【シップレック・ベルト】
天竜戦争で発生した無数の残骸が、霊力の流れや気流で流れ着き密集したエリア。
モチーフは天の川。この世界を帯状に一周している。
飛空艇の航行を阻害し、空賊に隠れ家を提供する厄介な場所。
しかし上手く利用すれば、守るに易く攻めるに難い要塞を構築できる。
民間船がここを通過する場合、その時点で最も残骸が少ないルートを選ぶので、数え切れないほどの飛空艇が同じ場所に殺到する光景がよく見られる。
【アクィラ空域】
シップレック・ベルト内に位置する空域。
天使教会の重要拠点の一つで、聖騎士団の大規模な部隊が駐留している。
また、すぐ近くのキグナス空域には、天使専用の居住区の『聖域』の一つが存在する。
わし座のアクィラ空域にはくちょう座のキグナス空域。
鳥の星座をモチーフにした空域は、天使にとって重要な場所と設定されている傾向にある。
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