第2話 母親の訪問

遅れてすみません

ちょうどテスト期間なので次回も更新が遅くなると思います。


今話もどうかよろしくお願いします。


追記:『◾️◾️◾️◾️◾️』を加えました。


◇◆◇◆◇



入学式が終わり、教室に戻った。

教室に戻ると再び席に座り、HRが行われた後、下校となった。

ちなみに、HRで自己紹介などは一切なく、すぐに解散となった。


陽キャたちはもう仲良くなっていて、何人かで遊びに行くようだ……ヨウキャコワイ、、、


ぼーっとしながら帰ってたら学校の帰り道で、烏のフンを引いてしまった。最悪だ……


自宅に帰ると自転車を駐輪所に置き、エレベーターで三階まで上がる。

部屋の鍵を開けて「ただいま」と呟く。


まあ、一人暮らしだから返事を返してくれる人なn「おかえり〜」


は⁉︎侵入者!?中に誰かいるのか?


恐る恐るリビングに向かうと母親がソファでくつろいでいた。


「なんだ、母さんか。」


そりゃそうか、よくよく考えなくてもコソ泥が「おかえり」なんて言うわけないわな。


「なんでいるんだよ」


「息子の入学式に母親が来たらダメかしら」


俺が聞きたいのはそこじゃねぇよ


「そこじゃなくてさ、俺が聞きたいのはなんで俺の家ここに来てるんだってことだよ」


「あら、そもそもこの部屋ここは私と さんの稼ぎで購入したのだけれど。れんに拒否権があるとでも?」


「はぁ、俺の部屋だけは入んなよ」


「だから、煉に拒否権はないのよって言ったじゃない」


は!?入ったのか!?


なんだ。焦らせんなよ。


「まあ、これから入るけどね」


「おい!」


「冗談よ、今日は入学式の休憩でよっただけよ。すぐ帰るから安心しなさい」


「今日はってことはまた来るつもりなのかよ……」


「当たり前でしょう」


俺は今日何度目か分からないため息をついた。


「それじゃあ、お邪魔しました。」


「ああ、帰れ」


「はいはい、ばいばい」


母親はそういうと玄関を出ていった。


ったく、嵐みたいな奴だな。


俺は制服を脱ぎ捨てるとラフな格好に着替える。


そして、机の上に置いてあるパソコンを立ち上げた。

俺はオンラインゲームをするため、いつものようにヘッドセットを頭に装着する。


「よし、始めるぞ。」


俺はマウスをクリックしてゲームを始める。



◾️◾️◾️◾️◾️



「ふわぁあ、、、」


俺の意識が戻ったのは午後8時だった。

どうやら寝落ちしてしまったらしい。

俺は軽く伸びをして体をほぐす。


「ふぅ、そろそろ飯にするかな……」


俺はキッチンに行き、冷蔵庫の中を見る。


「なんかあったけぇもんないかなぁ……」


中を見ると中には冷凍食品のハンバーグが入っていた。


俺はそれを電子レンジに入れて温める。

チン!と音がなり、取り出す。


そして、ご飯と一緒に口の中に掻き込む。


「ごちそうさま」


食べ終わると食器を片付け、風呂に入る。


「はぁ〜、気持ちいい」


湯船に浸かりながら、今日の事を思い出す。


(今日は入学式だけだったから早く終わったな)


そんな事を考えているとだんだん眠気が襲ってきた。



「やべ、寝そうだ」


このままだと溺れ死ぬかもしれないので急いで風呂から出た。


風呂から上がり、髪を乾かす。

ドライヤーの風が温かくて心地よい。

そのまま寝てしまいそうになったがなんとか耐えた。

髪がある程度乾いたので、ベッドに潜り込み、電気を消して目を瞑る。

そのまま俺は意識を手放した。



◇◆◇◆◇


ここまで読んでくださりありがとうございます。

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