第4話
翌日
「さな、さな、さな‼ 大ニュース‼」
といいさなの方へ向かって走ってくる
「何~?」
さなは笑顔で振り向いた
「お 腹 す い た」
といい、ピンク色の舌を出す
「まだ2限目だよ…?」
さなは呆れたような目で瑠香を見つめた
「うぅ…、何時だろうが関係ないの‼ お腹すいた‼」
「はいはい…」
瑠香は悔しそうに言った
「朝母親とけんかしちゃってさ、本当になんなのあの人⁉ ありえない‼ 大っ嫌い‼」
大声で瑠香が叫ぶと周りの人の視線が瑠香に注目した
さなはそれが恥ずかしくなり、慌てて瑠香を止める
「うん、うん分かったからここではちょっとまっ…」
「あ゙~、許さーん‼」
「イライラしてきた‼ あのバーカが‼」
瑠香の暴走ぶりに周りは数秒間固まった後、友達とひそひそ何かを話し始めていた
さなは瑠香の隣にいるせいかさなにまで冷たい視線が集まる
「瑠香ぁぁ、そろそろやめてくれぇぇ」
さなは半泣き状態で瑠香を止めようとするが…
「親ふざけんなぁぁぁぁ‼」
瑠香の暴走ぶりはだれにも止められそうにない
ついにまで先生が来るはめになってしまった
めんどくさいことになった
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先生と話をすることになった瑠香はめんどくさそうに話している
「瑠香さん、何であんなところであんな大声で叫んだ? 周りのお人達が驚くだろ⁉」
先生の視線が鋭い
「ストレスが溜まって、あれが発散法なんです」
「親がうざかったからです」
などまためんどくさそうになることを言っていた
先生も呆れたように「君は頭はいいのに、あれじゃあ残念だねぇ…」
と言っている
「どうでもいいです」
「どうでもいいだと⁉」
「私にはさなという可愛くて優しい友達がいれば別に何を失ったってかまいませんよ?」
瑠香は太陽のようなまぶしい笑顔になって答えた
「はぁ…、友達も大事だけどさ、行動を考えて…」
「スッキリしました‼」
「え?」
「叫んでスッキリしました‼ 私の代償はみんなからの印象が悪くなったでいいじゃないですか‼」
といいまた笑顔になる
「でもなぁ…、瑠香…」
先生は困ったように瑠香を見つめた
「みなさんには謝っておきますので」
といい、瑠香はお辞儀をして退散した
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「さなぁぁぁ、めっちゃめんどかったぁぁ‼」
「お疲れ様…w」
「マジであの先生うざい、引きずり回したい」
といい瑠香は唇を噛む
「地味にサイコパス発言言ってるところ怖いぞ」
といいさなは苦笑いする
「あはは、バレた?w」
といい瑠香は微笑んだ
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はい、今回はいつもにましてつまらなかったですよね、ごめんなさい
作者も実感しております泣
それはともかく読んでくれた人に感謝です泣
それではまた次でお会いしましょう
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