第16話 授業
自己紹介が終わりすぐに授業が始まった。
「みなさん自己紹介が終わりましたねそれではまずこのクラスについて話します。まずこのクラスSクラスは最上位職業以上または職業ランクがSの場合入れるクラスとなっています。なのでここにいるみなさんは選ばれた人間と言ってもいいでしょう」
そういえば言ってなかったなこれ、職業にも強さがあるって言ったんだけど最上位職業の上の職業を言い忘れてたまず最上位職業の上が
で
その代わりその職業に着いたものは誰もがとても強かったらしい僕よりは弱いだろうけどまあこんな感じかな、話を戻そうか。
「それでは今から親睦を深めていただくために実戦を行っていただきます。まぁ実戦と言っても学園側である程度弱らせたオークを5体倒す程度ですけどね。それで私に着いてきてください」
とさも簡単そうに言うがまずオーク1体を倒すには最低5人以上のパーティーが基本である。
しかもそれが5体もいるいくら学園側で弱らせてあるからと言ってもほぼ100%負ける。
それに……
「待ってください」
一人の女子生徒が席から立ち上がる。
ほらな
「私は【非戦闘職】で戦闘に向かない職業なんですが参加しないとダメですか?別に【戦闘職】の人だけ行けばいいじゃないですか?【非戦闘職業】は他の分野で行えばよくないですか?」
職業には主に戦いに向いている例えば【剣士】とかを【戦闘職】と戦闘にむかない例えば【農家】とかの職業を【非戦闘職】と言う。
「では聞きますがあなたがもしダンジョン内で魔物に囲まれていたらどうしますか?もちろん仲間は全員気絶していると仮定して」
「……それ…なら【帰還の巻き物】を使いま…す」
苦し紛れながだした女子生徒の回答
「そうですかではあなたの行動で仲間が全員死んでも後悔しないと言うことですね?」
「そんな訳ないでしょ!仲間を大切な人を失って後悔しないなんてない!」
急に女子生徒が怒ったためクロノスとルアと少年以外の生徒はびっくりしていた。
「ではこの授業に参加してください。
「はい゛」
女子生徒はいつのまにか泣いていた。
それを見てまた驚いた人もいたがさっきほどではなかった。
それにクラスのほとんどの人が教師の言葉に感動していた。
(後悔か…)
「それではみなさん闘技場に行きますよ」
「「「「「「はい!」」」」」」
移動して闘技場に着く。
(正直何これ?話の論点ズレてたし色々とめちゃくちゃだし。しかもこれからオークと戦うのかよ嫌だなー)
「おやおやおやおやおや!これはこれはこれはいい人材がいるではありませんか。うまく利用すれば彼の現状のデータを取れるさらに良ければ血液も手に入る。ふふふふふふひゃひゃひゃひゃはははは笑いが止まりませんなー。っとそうと決まれば行け【MK5】お前の実戦データも欲しいからな」
そう言って男は机に置いてあった手のひらサイズの虫みたいな機械をどこかに飛ばす。
そして男の高笑いだけが残った。
「ひゃはははははははひゃっはははははひゃーひゃっひゃっひゃっひゃはははははは」
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