第4話 書きたくて書きたくて、手が止まらなくなるプロット作成術
超簡単なプロット作成術を書くので、5分でプロットを書いて、物語を書き始めましょう。
今回の私の作品「異世界で手に入れた最凶ボディでハーレムを。一番しょぼい冒険」を例に出します。
(読まんでいいです、一応、検証用に)
〈前段〉
まずは「異世界迷宮でハーレムを」をTVで見ました。
『(エロ以外が)めちゃ面白い、奴隷でダンジョンもの良い!』と思って、小説を全巻読みました。
その結果、
奴隷メンバー1、良い子。
奴隷メンバー2、良い子。
奴隷メンバー3、良い子。
奴隷メンバー4、良い子。
『おおぅ、3人目以降、どうにかならんかったんかい!』とモヤモヤしました。
それを作者に言っても仕方ないし、編集部の指示かもしれません。
なら自分で書こう(自分の性癖だし)と思いました。
〈プロット1〉この物語で、何を書くか?(何を書けたら終わるのか?)
『自分が一番萌えるのはなんだ?』と考えた時、『普段は自分に自信がなく萎縮している子が、能力を開花させてキラキラしている瞬間』だと。
つまり『ダメっ子』が『ジャンヌダルク』になったら終わる物語を書こう。
〈プロット2〉書く順序
『ダメっ子』が開花するのが終章なので、
終章の前は『ダメっ子のダメっぷり』を書かんといかん。
その前には『ダメっ子』がなぜ最高なのか、他の素晴らしいキャラ達との比較をしなければいかん。
最初は「私は今、何を読まされているんだ」とならないよう、この物語はどんな物語か、縮小版を書かんとな。
となりました。
終章:ダメっ子が開花
終章前:ダメっ子のダメっぷり
中盤:ダメっ子の比較相手
・近づきがたい美形=天才+美形(みんな好きでしょ、私も好き)
・誰にでも好かれる人気者=努力型の秀才(みんな好きでしょ、私も好き)
・一部の人に好まれる濃い人=変態+高い地位(好きな人もいるよね、私は好き)
・(『ダメっ子』=私だけが好き、みんなに布教したい)
序盤:縮小版(素敵な異性と一緒にドラゴンと戦う話)
以上、プロットおしまい。
これを通過地点として、初め(序盤)から書きました。
書きたいところから書くと、微妙にテイストが違ってて、前後の話が接続できないことがあるので、私は序盤から書く派です。
私は好きな事しか書いていないので「かわいい!」「最高ぅぅぅ!」「さっさと、先を読ませろ、私」とか言いながら書いてます。
そして、これを読んだからと言って、素晴らしい作品になるかは、また別の話です。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
私が、美しいプロットだと感動したのは、この二人の先生。
・雪だるま方式の『Re:ゼロから始める異世界生活』の長月達平先生。
・ピラミッド方式の『物語シリーズ』の西尾維新先生。
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