1 箱と鍵への応援コメント
マフラーから柔軟剤の匂いのする描写がいいなと思いました。嗅覚ってダイレクトに記憶に結び付くんですよね。
この主人公と似たような感情を抱いたことがある気がします。今まで頑なに抱え込んでいた愛しかったものから、別の選択をしようとするのは苦しいですね。
そんな感覚を伝える文章が、すごく好きです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
柔軟剤のくだり、嬉しいです。特に柔軟剤って(香水の類もそうなのですが)人や家を思い出させることが多いように感じます。
>愛しかったものから、別の選択をしようとするのは苦しい
まさにそうなんです……!
こちらのお話は、あまり外には出ないような、人の内面の悲しみ苦しみを描きたかったので、どこかで通ずるものがあったなら嬉しく思います。
5 それでも冬を歩いていくへの応援コメント
生きていると、傷付いたり大事なものを失ったりすることもありますが、その傷や空白も含めて自分なんですよね。
ナナシマイさんの繊細な文章がとても好きです。静かにぎゅうっと胸を締め付けられるお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
傷や空白を含めて自分、本当にその通りだと思います。主人公は最後まで損なったまま、それでも生きていくしかないと考えますが、あらためて自分でもそう感じました。「私」に寄り添ってくださり、ありがとうございます。
わあ、好きと言っていただけてとっても嬉しいです……!(興奮)
静かで小さな心の動きを書くことが好きなので、このお言葉を胸にこれからも書いていきたいと思います。