ブァル厶武闘大会

コロシアムにて…

司会「さぁーて!今年も始まりました!」

「第76回武道大会!」

「今宵の勝利の栄光は誰の手に!」

「勝利者には我々が叶えられる願いをなんでも」

「叶えてあげますよー!」

「さぁーて!ここでクレイジーな参加者の」

「紹介です!まずはこの方!」

「風のヒュウ炎のブウマ水のウミミズ」

「土のスカルミーニャ!4属性戦士だー!」

「えーなおこの大会では魔戦士はどちらにも」

「参加可能となっております。」

「続いてぇー」と司会の紹介は続いてゆく…

「続いてぇー貴族マルコフの剣客ー!」

「お名前を教えて頂いても?」

カイは前に見たときより見目が整っていた。

 隣には桃色の髪に水色の瞳のエルフがいた。

フワフワとした髪に優しげなタレ目の綺麗な青年だ。

「…」

「こいつはノエ、エルフんで」

「俺がカイ、リルドラケンだ。」 

司会「ほぉーカイにノエタッグでの挑戦だー」

「どんな戦いをするか楽しみだー!」

ロゼ「…アオちゃんさ」

アオイ「…ああ」

アオイ「何かしらの魔導具の気配がする。」

ロゼ「…感じんだよなぁ〜殺意?なんか嫌な」

  「感じがするあれ枷を外さない限り」

  「止められない感じだね?」

アオイ「…ああ。」

ロゼ「………!」(あそうだぁー♪)

司会「さぁーて次も初参加だー!」

  「すぐに倒されるか、はたまたこの大会の」

  「トリックスターになれるのか?!」

  「武闘部門からアオイ!ロゼ!」

アオイ「よろしく…。」

ロゼ「あのさ!そのマイクかしてー」

司会「えっだ、だめですよ!」

ロゼ「ちょーとだけね?」

司会「ちょっとぉ!?」

ロゼ「えーこの俺ロゼとアオイは、宣言します」

「俺らが優勝するから早めにベットしといた」

「ほうがいいよー、後…おい!」

「奴隷連れてる上のハゲでポチャポチャの!」

「貴族さんよー!」

貴族マルコフを指差し言う

ロゼ「俺達が勝ったらアンタの奴隷」

  「二人共俺が貰うからな」

アオイ「奴隷の一人や二人の譲渡くらい」

   「もちろん出来るよな?(笑)」

マルコフ『?!?!!』

観客1「ヒュー良いぞー!兄ちゃん!」

店主「お前負けたら容赦しねーからなー!」

店主は俺達にベットしたらしい。 

ロゼ「おーおー!絶対に勝ってやんよー」

観客「ヒュー!ワーワー!」

司会「おーと!ノエカイチームに」

  「早速宣戦布告かー?その自信は」

  「どこから来るんだ?」

  「これは優勝するか楽しみだ!」

アオイ「どうせ潰すのは確定してるんだ。」

   「どう、こらしめようか楽しみだ。」

司会「さぁーてお次は魔道部門!」

  「テラ、アオイこちらはコンビで」

  「参加だぁー!っておや?」

  「アオイさんはこちらも参加なんですね?」

アオイ「まぁ〜色々合ってな。」

   「けど、こっちでも負ける気はない。」

司会「おっとぉこちらでも」

  「優勝するき満々のようだ」

テラ「敵は殲滅します。一匹残らず。」

司会「これは優勝できるかもしれませんね!」

  「では紹介が終了致しましたので皆さん」

  「控室の方でお待ち下さい。」

貴族の客室にて…

マルコフは腹が立っていた

マルコフ 「くっそう!あいつら」

     「私をこけにしおってぇぇー!!!」

    「愚民のくせに愚民のくせにぃいぃ!」

    「お前達!」

ノエ、「ッ!」

カイ「はい」 

「なんとしてでもあいつらを叩き潰してこい!」

「倒せなければお前達は」

「どうなるかわかってるよなぁー!」

マルコフは首を指差す。

マルコフ「お前達は勝っても俺の奴隷負けたら」

    「当然ゴミに捨てる…フンッ!」

ポルゴレは食べかけをカイに投げつける!

しかも熱々のまま…!これは痛い!

カイ「…かしこまりました。失礼します。」

ノエ「カイっ大丈夫!治療しなくちゃ!」

カイ「いや良いんだここの治療院を使わせて」

  「もらおう…魔力は大会に残して」

  「おいてくれノエ」

ノエ「…うん、わかった」

カイ「それに大丈夫だ俺達は最強!だろ?」

ノエ「うん、…けどあれ…ほんとかな」

  「僕らのこと貰うって」

カイ「騙されるなノエ…どこいっても」

  「奴隷は…奴隷だ…。」

「俺達は殺されないためにも勝つしかない。」

ノエ「カイ…。」

  「うん。」

カイはノエの首輪を見つめる…。

カイ「ロゼに悪いが…何が何でも」

  「勝たせてもらうぞ。」

カイは決勝で戦うであろう敵を思う。

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