第6話 - 単なるいたずら
また、茶目っ気が発動した青い髪の妖精シュピー。
面白いいたずらが思い浮かんでシュピーの目が輝いた。
彼女たちを森の中の古い城に招待した後、晩餐会をもてなした。
「私はずっと前から生きてきて退屈を感じる。 テシエス。 お前はそうじゃないの?
ラミは長生きし始めたばかりなので分からないが、あまり長生きするとすべてがつまらない。 そして、私たち誰が一番長く歌うか見てみよう。 私は歌なら自信あるよ。」
「いいよ。」
「そうしようか?」
テシエスとラミ、シュピーは歌い始めた。
彼女たちの美しい歌声が森の中に響き渡った。
鳥たちも飛んできて一緒に歌いながら楽しくさえずり回った。
テシエスたちは10日間昼夜を問わず歌を歌った。
歌っていた鳥たちは1日も経たないうちに疲れてしまい、これ以上彼女たちの周りに近づくこともなかった。
青い髪の妖精が一番先に辞めると言い、テシエスとラミは同時に倒れた。
テシエスとラミは歌を歌いすぎて疲れ果てて倒れたが、ただ楽しい気持ちでけらけら笑っていた。
「 ホホホ。」
「 ホホホ。」
疲れ果てて油断していた。
シュピーが体力を回復するジュースをくれた。
今でも楽しんでいるテシエスとラミ。
彼女たちはジュースを飲んだ。
青い髪の妖精が言った。
「何百年もの間、この城で眠っていながら休むようにしなさい。
何百年も経てば誰かが現れるだろう。
そしたら私が君たち二人のうち一人を選ばせてキスさせて、選ばれた人は目を開けるよ。
もちろん選ばれなかった人も目覚めるよ。
その人が誰を選ぶか興味津々だね。 心配しないで。 君たちの時間は止めておくよ。
二人とも美しい状態でおやすみなさい。 私はこれまで本でも読もうか? フフフ。」
テシエスとラミはびっくりしたが,疲れ果てて立ち上がる力もなかった。
ジュースを飲んだせいで眠り始めた。
テシエスはつぶやいた。
「シュピー....お前またいたずらを.......。」
起き上がろうとしたラミ姫は再び倒れた。
「これが噂で聞いていた青い髪の妖精のいたずらだね。 友達の私にまでこんなことを.......。」
そして、500年という歳月が流れ、ロンド王子が現れ、テシエスにキスしたのだ。
セルフェは500年間も眠っているというのはどんなことだろうか。と思いながら空を見上げた。
「ロンド王子様、お元気でしょうか? もしかして拷問を受けるのではないでしょうか。 とても心配です。 」
「ラミにとって王子様はただの餌だからそうはしないよ。 心配しないで。セルフェ。」
そう言ったが、ラミ姫の性格をよく知っているテシエスは、本当にロンド王子が心配だった。
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