八話

「我らフォルトナの者が疑われるなど、何たる恥……」


「でも、疑われて仕方ない状況だったんだから――」


「これでは、我らが能無しと侮られてしまう!」


 悔しさで感情が高まった護衛兵長は、思わずソファから勢いよく立ち上がった。向かいの椅子に座るメティエと、その後ろに控えるリリアとミアンは、呆気にとられてその姿を見つめる。


「……はっ、これは、失礼をいたしました」


 三人の視線に気付き、護衛兵長は気まずそうにソファに座る。


 メティエは小さく息を吐いた。


「あなた達の仕事ぶりは間近で見てきたし、その気持ちもわかってるつもりよ。本来は騎士団員で、忍び込んだ犯人を捕まえることなんて朝飯前の実力を持ってることも知ってる。だから、もう少し自尊心を抑えて――」


「お言葉ですが姫様、このご旅行に帯同している者達は、すぐれた働きをする者の中からさらに選び抜かれた者ばかりなのですよ。我ら騎士団員からなる護衛隊もしかり。姫様をお守りする自信は何者も越えることはできない。我らはそれほどの気持ちを常に持っております。それを、シアリーズ側は犯人が潜んでいるなどと……自尊心を抑えたくとも、それを傷つけられては怒りも湧き上がるというものでしょう!」


 護衛兵長の静まらない感情に、メティエはもうお手上げだった。


「……じゃあ、あなたはどうするっていうわけ?」


「もちろん、姫様を狙う卑劣な犯人を捕らえます」


「どうやって捜し出すつもり?」


「決定的な証拠はまだ見つかっておりません。ですので、地道に手掛かりを集めていくしかないでしょう」


「それはシアリーズ側で今進めてくれてるから、あなたはやらなくても――」


「姫様!」


 大声で呼ばれ、メティエは肩を跳び上がらせた。


「姫様は、犯人は我々の中にいるとお思いですか?」


「思いたくはないけど、その可能性はあると……」


「それです」


 メティエは首をかしげる。


「あくまで可能性なのです。厨房にシアリーズの人間が入れなかったとはいえ、シアリーズの人間が犯人でない証拠はまだないのです。もしかしたら、シアリーズの人間がフォルトナの者に頼んで薬を入れさせたのかもしれない。または、城外の人間が変装して厨房に忍び込んだのかもしれない。もちろん、フォルトナの者が犯人ということもあるでしょう。これらはまだ確定していない、可能性の域内なのです」


「……つまり?」


「証拠集めをシアリーズ側に任せるのは、危険だということです。証拠隠滅でもされたら――」


「待ってよ。それじゃまるでシアリーズ側に犯人がいるみたいな言い方じゃない。私達とシアリーズは長年の同盟関係なのよ。もっと信頼してあげるべきだと思うけど」


「誤解なさらないでください。私は何もシアリーズが信用できないとは申しておりません。同盟国として、良い関係を築けていることも承知しております。ですが、シアリーズ側に犯人がいる場合のことも考えるべきだと思うのです。我らは姫様をあらゆる危険からお守りしたいのです」


 護衛兵長の真剣なまなざしと口調に、メティエはしばらく沈黙した後、言った。


「……わかった。でも、シアリーズの邪魔はくれぐれもしないように」


「心得ました。では、護衛兵長として、姫様にお頼みしたいことがあります」


「何?」


「犯人を見つけるまで、このお部屋からなるべくお出にならないでいただきたい」


 メティエはまばたきを繰り返していた。


「私を、ここに閉じ込めるの?」


「今や姫様の周りは、犯人候補ばかりと言えます。重要な手掛かりが見つかり、犯人を絞れる段階までは、外出や出歩くことを極力お控えしていただきたいのです」


 旅行に来たというのに、部屋から出るなと言われては、一体何をしに来たのかわからない。この気持ちを当然わかってくれるだろうと、メティエは後ろに立つリリアとミアンに加勢してもらうため振り向いた。


「二人とも、言ってあげてよ。私は旅行に来たんだって」


 すぐに反対の声を上げてくれるものと思ったが、二人の侍女は黙って考え込んでいた。


「え? 何? もしかして、賛成とかいう気なの……?」


 二人は顔を見合わせてから言った。


「まさか、国外でも姫様が狙われるなんて……私共は甘く考えていたようです」


「こうなっては、姫様の外出は、その、賛成しかねるというか……」


 反感を買うとわかりつつも、二人は恐る恐るメティエの表情をうかがう。予想通り、メティエは怒りと悲しみの混ざった複雑な顔で、今にも怒鳴りそうに二人を睨んでいた。しかし、それもすぐに消え、自分の中の感情を抑えるように目を瞑ると、一呼吸置いてから口を開いた。


「……じゃあ、我慢する」


 リリアとミアンは驚いた。


「あの、ご納得していただけたのですか?」


「出かけられないのは嫌に決まってるけど、命を狙われてるのは怖いし、皆には早く犯人を捕まえてもらいたい。そのためには私も足を引っ張らないように協力しないと――」


 リリアはメティエの前に回り込み、思わずその手を取っていた。


「姫様」


「な、何よ?」


「変わらないように見えても、確実にご成長なさっているのですね。私はとても嬉しく存じます!」


「失礼ね。成長くらいするわよ」


 メティエは恥ずかしそうに握られた手を引っ込めた。


「では姫様、この頼み、お守りいただけますか?」


 護衛兵長の確認に、メティエは小さくうなずいて見せる。


「感謝いたします。君達もくれぐれもよろしく頼む」


 リリアとミアンにも念を押し、護衛兵長は敬礼をして部屋を出ていった。


 その日からメティエは、風呂とトイレ以外の時は部屋を出なかった。食事はリリアとミアンが部屋まで運び、二人が毒見を終えてから食べることになった。春真っ盛りの自然を近くで見られないことに不満はどうしてもつのったが、部屋の窓からのお気に入りの景色を見て、メティエはどうにか辛抱していた。


 だが、そんなこととは知らない者が連日メティエの部屋の扉を叩いていた。シファルだ。


「メティエ、いるかい?」


 昼食の食器を片付けていたリリアは、またかと溜息を吐くと、その手を止めて扉に向かった。


「……王子」


 シファルはにこやかに聞く。


「メティエは――」


「失礼ですが、本日のご用件はなんでしょうか」


「え? ああ、今日はメティエに美しい絵を見せたくてね。地下の宝物庫でメティエが気に入りそうな絵を見つけたんだ。よければ一緒に鑑賞しようと――」


「せっかくのお誘いですが、お断りさせていただきます」


 リリアは頭を下げる。


「待って。それはメティエの意思なのかい?」


「もちろんです。申し訳ございません」


 シファルは納得できない表情を浮かべる。


「昨日も、一昨日も、メティエは断っている。せめてその理由を教えてほしい」


 リリアは悩んだ。フォルトナ独自で犯人捜しをしていると言っていいものなのか……。


「それは……申し上げられません」


 シアリーズの人間も調べていると言ったら、王子がどういう反応をするかわからない。リリアは言うべきではないと判断した。


「そうか。わかったよ……では、また明日に来る」


 暗い顔でシファルは去っていった。


 リリアは部屋に戻り、途中だった食器の片付けをまた始める。その横では椅子に座り、食後の紅茶を飲むメティエがいた。


「リリア、今日は何だったの?」


「宝物庫にある絵をお見せしたいと」


「絵か。ちょっと興味あるのにな」


 メティエは残念そうに天井を仰ぐ。


「……姫様、こう断り続けておりますから、王子もかなり不満をお持ちのようです。今日は理由を聞かれ、少し戸惑ってしまいました。このようなことが続きますと、王子のご機嫌を損なってしまうのではないかと……」


 カップを机に置くと、すかさずミアンがティーポットの紅茶を注ごうとする。それをメティエは手で制した。


「でも、部屋から出るわけにはいかないし、かと言って部屋に招いても、夜遅くまで帰ってくれなさそうだし、どうにもできないわ」


「また明日に来られるそうです」


「明日も、か……」


 メティエは顎に手を当て、考え込む。


「……じゃあ、私が病気ってことにしておく?」


「仮病ですか? それは、どうでしょう」


 ミアンが横から言った。続けてリリアも言う。


「王子をだますのは、いかがなものかと……」


「だますんじゃなくて、これは思いやりよ。ただ毎日冷たく断るよりは、体調が悪いから断ると言ったほうが傷付かないと思わない?」


 リリアとミアンは首をひねる。


「ですが、結局は断るわけですよね」


「王子が素直に信じてくださるかどうか」


 懐疑的な二人を無視し、メティエは言った。


「決めた。明日から私は病気ってことで。部屋の前の護衛兵にも言っておくから、二人共もう断る理由を考えなくて済むわよ」


「そうなるとよいのですが……」


 二人は浮かない顔でお互いを見る。


 翌日、仮病効果は早速発揮された。シファルが訪れると、部屋の前を守る護衛兵はメティエに言われた通り、病で伏せっていると伝えた。いつもなら五分、十分と粘るシファルだったが、それを聞くとあっさり引き返していった。部屋の中からうかがっていたメティエ達は、予想以上の効果に喜んだ。


 だが、それも最初の一日だけだった。次に来た時には、シファルは護衛兵にメティエと面会したいと強く迫ってきた。症状を見て、薬を作らせるというのだ。メティエは内心しまったと思った。シファルの性格なら、病人を安静にさせておくより、自ら進んで看病に来ると予想できたはずなのに、そのことをすっかり考えから外していた。リリアとミアンはこうなることをわかっていたかのように、諦めの顔を浮かべていた。この日は護衛兵の頑張りで、どうにかシファルを帰すことができた。だが、シファルはかなり疑いを深めていた。


 その翌日もシファルはやってきた。護衛兵がお静かにと止めても、扉越しに何度もメティエを呼び続ける。これでは仮病を使う前より悪い状況だった。本当は元気ですと今さら出ていくこともできず、メティエはじっとシファルが帰るのを待つしかなかった。


 そして次の日、とうとうシファルは部屋に入ってきた。


 昼下がり、メティエはミアンの入れてくれた紅茶片手に、いつものお気に入りの景色を眺めようと、寝室へ向かおうとしていた時だった。


「――お入れすることはできません!」


「うるさい! そこをどけ!」


 突然扉の外から怒鳴り合う声が聞こえてきた。明らかにシファルの声だった。メティエは居間に戻り、カップを机に置くと、ただ不安を抱えながら扉の外の様子に耳を傾け続けた。


「姫様、何事ですか?」


 衣裳部屋にいたリリアとミアンも、声に気付いてやってきた。棒立ちのメティエを気遣うように横に立つ。


「シファル王子、ですか?」


「今日はやけに荒々しいご様子ですが」


 メティエもそう感じていた。普段の紳士な様子はなく、怒鳴り声と護衛兵ともみ合う音がやたら大きく聞こえてくる。


「……私が、怒らせたんだ」


「姫様……?」


 リリアがメティエの顔をのぞき込む。その悲しげな目は虚空を見つめていた。感情的なシファルの声を聞いて、メティエは初めて自分のついた嘘を悔いた。罪悪感ばかりが胸にあふれ、怒鳴る声がメティエの全身を締め上げる。こんな気持ちになる理由がメティエ自身にもよくわからなかった。ただ、シファルを怒らせた自分が悪いことと、怒鳴る声を聞いていると心が悲しくなってくることは確かだった。


「止めに行く」


「それならば私共も――」


 三人が扉へ向かおうとした時だった。


「あっ、おやめくださ――」


 護衛兵の止める声が聞こえたかと思うと、扉は大きな音を立て、乱暴に開いた。シファルはつかつかと部屋に入り、その後を追って護衛兵二人も入る。


「……メティエ!」


 居間の中央に姿を見つけ、シファルは早足に近付く。


「も、申し訳ございません。我々だけでは止められず……」


 ひざまずいて謝る護衛兵だったが、メティエの意識は目の前のシファルに向いていた。


 シファルはメティエの両肩をつかみ、その顔をじっと見つめる。


「体調は? 顔色はそれほど悪くはないようだけど」


 メティエは目を丸くした。


「え……あの……」


「歩いても平気なのかい? ふらついたりしない?」


 さっきまでの怒鳴り声とは打って変わり、シファルは落ち着いた声でメティエを心配する。


「私は、平気だから」


「本当に?」


 メティエはうなずく。するとシファルはにこりと笑った。


「よかった。何ともないみたいで」


 この笑顔が、さらにメティエの罪悪感を深めた。王子が病気だと信じていたのなら、この場で謝らなければいけなかった。


「実は……」


 メティエが口を開いたと同時に、シファルも言った。


「悪いが、少しだけメティエと二人きりにしてほしいんだ」


 それはリリアとミアンに向けて言った言葉だった。聞かれた二人は戸惑いながらメティエに目で返事を聞く。メティエが小さくうなずくのを見て、侍女二人、護衛兵二人は頭を下げ、静かに部屋を出ていった。扉の閉まるかすかな音を聞いてから、メティエは再び口を開いた。


「私、実は――」


「病なんかじゃなかった」


 真剣な表情のシファルに、まるで心を読まれたかのように先に言われ、メティエは息を呑んだ。


「……やっぱり、そうだったのか」


 シファルは腕を組み、メティエを見つめる。


「わかってたの?」


「確信はなかったけど、そんな気はしていたよ」


 シファルは苦笑を浮かべた。


「怒ってる……よね。あんなに怒鳴ってたし」


 メティエは伏し目がちに聞いた。その目に睨まれるのではと、シファルを正面から見られなかった。


「ああ、大声を出してしまったのは、メティエ、君を心配していたからで――」


 予想外の答えにメティエは顔を上げた。シファルは優しく微笑んで続けた。


「だから、確信はなかったんだ。嘘かもしれないけど、本当に病にかかっていたらと考えたら、早く自分の目で確かめたかった。それなのに、君の護衛兵は……まあ、優秀だと言うべきなのかな。思わず取り乱してしまって申し訳なかったよ。でも、メティエが何ともなくて安心した。本当に……」


 安堵の表情を見せるシファルに、メティエはもう一度聞いた。


「私のこと、怒ってないの?」


「僕はメティエに対して、これまで一度だって怒ったことはないよ。もちろん今もね。でも、わからないことがあるんだ」


 シファルがメティエを見据える。


「どうして僕に嘘を?」


 当然の疑問だった。だが、メティエに説明する勇気はなかった。押し黙るメティエに、シファルは角度を変えて疑問をぶつける。


「以前からメティエは僕を避けるような節があったけど、最近になってからはあからさまに遠ざけているように感じる。あの事件以後からかな……」


 メティエは身を固くして聞いていた。


「犯人は今も全力で捜している。どこに隠れているのか、誰が犯人なのか、恐怖を抱く気持ちは僕にもわかるよ。でも、信じてほしい。僕はメティエのことを守りたいんだ。まだ頼りなく思うかもしれないけれど、僕はメティエのためなら、どんなことだってする覚悟がある。だから――」


「あなたを疑ってなんかいない」


 小さな声でメティエは言った。


「じゃあ、なぜ部屋から出てきてくれないんだい? 事件の恐怖で? 誰かが失礼なことをしてしまった? それとも――」


 シファルはメティエの肩を強くつかみ、真っすぐに見つめた。


「もう、僕の顔は見たくない?」


 すごみを含んだ口調に、メティエは思わず後ずさりしたが、肩をつかんだシファルの手が、それを許さない。


「この際、メティエの正直な気持ちを聞いておきたい。僕は君を愛している。心から。メティエはどう思っているんだい?」


 メティエはシファルと視線を合わせながら、たじろいでいた。そんな表情になっていることも自覚しながら、頭の中で発すべき言葉を懸命に探していた。


 思えば、シファルへの気持ちを真剣に考えたことはこれまでなかった。婚約者を勝手に決められたことで、両親と結婚への反感はあったが、当のシファルへの気持ちはないがしろになっていた。事あるごとに、しつこいというほど誘いに現れ、机の上は送られた手紙で埋め尽くされる。それは本当に面倒なことだったが、嫌うほどの理由ではなかった。では、気持ちがあるのだろうか? それも自身では答えが出なかった。


「……わからない」


 メティエは呟く。


「わからないの。嫌いじゃなくても、好きなのかどうか、私……」


 声が震えていた。これが正直な気持ちのはずだったが、なぜかメティエの心はちくりと痛んだ。


「……そう」


 シファルは肩をつかんだ手をゆっくり戻した。


「メティエの気持ちはわかったよ。帰国の予定日まであと二週間ほどか。それまで存分に自然を楽しんでほしい。また案内するよ。その時には顔を見せてほしいな。それじゃあ」


 シファルはいつもの笑顔を見せると、踵を返し、扉へ向かう。メティエはそんな後ろ姿を呼び止めようとして、すぐにやめた。呼び止めて何を言おうとしたのか、自分でもわからなかった。シファルは静かに部屋を出ていった。


 その後、メティエは護衛兵長をすぐに呼び、犯人捜しをただちにやめるよう伝えた。護衛兵長は反発したが、それでもメティエの意思が変わらないとわかると、悔しそうに了承した。ここはシアリーズ王国内で、国外の人間が勝手に捜索する権利はない。メティエはそれらしい理由を表向きには言ったが、本当はシファルに何も言えない後ろめたさから命令したのだった。疑いではなく、信じることで、メティエはシファルに詫びようとしていた。


 それからシファルは一度だけメティエを誘いにやってきたが、それ以降はぱったりと現れなくなった。シアリーズにいられる数日間を、メティエはリリアとミアンと共に部屋で過ごしていた。


「王子、今日も来ないんでしょうか……」


 ミアンが扉の方を見ながら言った。


「以前は毎日のようにいらしていたから、こう静かですと、少し寂しい気もしますね、姫様」


 リリアに聞かれて、ソファで横になっていたメティエは勢いよく答えた。


「静かなことはいいことじゃない。私もこうして落ち着いて昼寝ができるってものよ」


「ですが、間もなくお帰りになるというのに、王子は姫様とわずかな間でもお会いしたいと思わないのでしょうか」


「い、今まで会いすぎてたのよ。本来はこのくらいで十分なんじゃない?」


「そうなのでしょうか……」


 リリアの不安げな声は、メティエをより一層不安にさせた。あれほどうるさかったシファルの声だが、まったく聞こえなくなると、どういうわけか逆にメティエは落ち着けなくなっていた。そして、今日こそは現れるだろうと期待する自分に気付いた。そんな日が続くと、メティエは次第に不安を感じ始めた。気持ちに何も応えてくれない自分に、王子はうんざりしているのではないか? そう考えると、心がひどく寒かった。リリアはぴたりとメティエの今の気持ちを言い当てていたのだ。


「私、寂いしいんだ……」


「……何でしょうか、姫様?」


 聞き返すリリアに、なんでもないと言うと、メティエは強く目を瞑った。

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