あやめっちは別の星から来たユナちゃんっていう子と出会った！

大阪の幼稚園

ユナちゃんとわたしは、大阪の家から、いっしょに幼稚園に行くことになった。

｢前の幼稚園では、ユナちゃんと2人でアイドルユニットの『マジカル･ユナアヤ』っていうのをやってました～！｣

って、あいさつした。

そしたら、みんな

｢やってみて～｣

って言うから

｢それでは...｣

って言って、ユナちゃんとちょっと相談してから

｢では...ピンクのパラシュートっていうのをやりますーっ！｣

って言って、みんなの前で、ピンクのパラシュートを歌って踊ったよ。

｢うわ～！すごい～｣

｢可愛い～｣

って、みんな言ってくれた。

｢あーっ！それ知ってるよーっ！その曲、大好き～｣

って言ってくれた子いた。

｢あっ！そうかっ！ユナちゃんの世界で何年か前に、やってた曲だったんだあ！｣

って思った。

先生も

｢すごい上手ですね～｣

って、ほめてくれた。

大阪の幼稚園では、みんなとすぐ、お友達になれた！

みんな、めっちゃフレンドリー。

ユナちゃんの世界に来てみて最初は

｢どんなところなんだろう～？｣

って思っていたけど、みんなめっちゃ優しくて、めっちゃ面白いから、すぐに、みんなのこと大好きになった！

大阪の家は、京都にめっちゃ近いところ。

あたりには古墳群もあったりする。

だから、この街のマスコットキャラクターは、ハニワの｢はにたん｣っていう、めっちゃ可愛くて面白いキャラクター。

幼稚園のみんな、めっちゃ面白いから、毎日、ユナちゃんといっしょに通ってても楽しい！

先生も可愛くて面白くて優しいから大好き！

幼稚園のみんなと遠足にでかけた。

弥生時代の遺跡のある公園！

このあたりも、めっちゃ歴史のある場所だから、なんだか、空気や雰囲気も、めっちゃ奥深い気分になってくる。

ユナちゃんは、もともと、今いる、この世界の1000年後の世界の子どもやから、ユナちゃんといっしょに幼稚園に行ってても、なんだか普通に幼稚園のみんなと、めっちゃ仲良く楽しくやっていけている。

ただ、この幼稚園のみんなの背中には羽は生えていない。

わたしやユナちゃんには、ちっちゃくて可愛い羽、生えている。

でも、みんな、2人の羽を見ても

｢うわ～！可愛いね～｣

｢きれいだね～｣

｢わたしも羽ほしい～｣

って言ってくれている。

パタパタと羽を2人で動かすと、みんな

｢きゃあああああ！めっちゃ可愛い～｣

って飛び上がって喜んでくれる。

｢ユナちゃんとあやめっち、この羽で空も飛べるの～？｣

って聞かれて

｢うんっ！ちょっとだけなら、2人とも飛べるよ～｣

って言って、2人で手をつないで、羽をパタパターってさせて、フワッと舞い上がって、ちょっと飛んでみた。

｢うわーっ！｣

｢すごいすごいーっ！｣

｢可愛いーっ！｣

｢カッコいいーっ！｣

って、みんな大騒ぎしている！

先生も

｢2人とも、良いもの持ってて、いいわね～｣

って、ほめてくれたから、嬉しい。