第4話 ねぎぼうず

作者註*


清々しいのは、まだ「戦後」だったし

インターネットも、もちろんない。


だから、教師も隠蔽や保身、などはせず


正しいことは正しい。悪いことは悪い。



と、(オトコのね)教師ははっきりしていました。


(なので・・・この幸子のような腐れまんP(笑)が

後の、退廃的な・・・風潮の主流になっていったようです。

(小室マコちゃんみたいなネ)。


前の世代に反発するから、だいたい20~30年周期かな。



’70s 民主主義(を作っていたのが・・幸子の親世代)

’00s 反社会が主流(幸子世代が・・・主導だから)

’30s 元に戻る(そろそろ・・・なりそう。レトロが流行るのも、傾向)。



かもしれませんネ。(^^)。小室マコちゃん、ケイちゃんなんか、モロに反発

しかないですね。


逆らうだけ。中身からっぽ。 


まあ、コロナウィルスとかわんないですね。侵略する、増長する。それだけ。






-----*****------




ねぎぼうず




がっこう の まわり に・・・・・

はたけ が あります。


おじいちゃんや おばあちゃんが


てぬぐい で ほっかむり。もんべ で



なにか うえています。



せんろ の そば をとおって かえると


畦みち も。



ねぎぼうず も いっぱい。



その ねぎ を 両手 で はたくと



ぽん。



いい音がして ねぎ がはじけます。



おもしろいので この遊びが流行って・・・・・。



「だめだよ、ねぎ が しんじゃうよ」 と、はたけ の おじいさん が

言ったり。






・・・・そうか、しんじゃうのか。



しんじゃう って どういう こと?



僕 は なんとなく わかります・・・。売り物 に ならない のもあるのかな。



僕 は そういう こ でした。


生まれた のは 東京。 はたけ は あんまりない


かまた、 と言う 町でした。



そのあと、 ひもんや に ひっこして・・・



ちち が かいしゃ をつくったので


おとなのなかで そだちました。



なかには 、あとで ゆうめい になるような

ひとも いて。


放送作家のひと 、 たれんと の ひと。



そういうひとたち の なか でしたから


いつも、よそいき で、おとな の かお をしていました。



だから、そんなふうに おもったのでしょう。



おおおかやま の がっこう の こ は なんだか おさなく みえました。



この ねぎぼうず の じけん は・・・・・



あと で だれか が  がっこう に 言った ようで

 

みんな おこられた。


僕 は なぜか 怒られませんでした(幸子せんせい が ちち を

おそれた の かも・・・・)。



もっとも、幸子せんせい も かわいそうです。





どぼーん





あの 便所が こわいのか・・・。



1年生 に ・・・ おもらし が おおかった。



泣く子も いました。 女の子 に おおくて。

大人しくて、小柄な子に 多かった。



和式 の きんかくし の 中が ぜんぶ あな ・・・まっくらです。



おんなのこ の あな も まっくら なのにな(笑)




おとこ は まだ いいのです。



おんな は ・・・あれ を またがないと

おしっこ も できません。




ときどき ・・・・授業中に


いす の わき から・・・ぽたぽた・・・・と

雨だれ が・・・・・・。



そんなとき おおさわぎ するのは


たいてい おとこのこ。



すずき えいじ くん という・・・・小柄で はなたれ さわがしい


僕は きらいな子です。


それが 「あー!!すぇんせー」 と、はなづまり こえ で


わめく。




ひろこちゃん という  いろじろ で こがら な こが

がまん できずに・・・・。




幸子せんせ は ・・・そんな  しも の おせわ も

しなくては なりません・・・・。




それでは 眉間に 皺・・・天地茂 になる はずです(^^)。




いまおもうと、かわいそうだ・・・。



でもまあ、そのときは そうはおもわず。


ざまーみろ と おもっていた 僕でした(こども って ざんこく です)。


僕を ひっぱたいた やつ ですから・・・・。



でも 僕は ふしぎ に おもいました。




上級生 の いる 鉄筋 の 新校舎 なら

すいせん なので   こわくない。



いってはいけない。



そういわれていましたが、僕 は へいき でした。



(体がでかかったので・・・・3年生 くらい)。



知らん顔して 2年生 の といれ に はいっていました。



ときどき じょうきゅうせい が きても 


べつに へん にもおもわなかった ようです。



さんだる が きょうつう なのは・・・ちょっと きらいでしたけど。


それなので さんだる を・・・うわばき のまま はいていました。



それを みかけた どこか の ・・・・・じょうきゅうせいが



なにか わめいて いたので・・・・・ ぶっとばして やりました。



その こ は ・・・・といれ の ぬれた たいる に  ころがって なきました。



「なーんで、くちだけか(^^)」



ぼく は   えがお で・・・ 1年1くみ に かえりました。




このじけん は・・・いまだ に ・・・ばれて いません(笑)。



はんにん ふしょう  ふきそ しょぶん (笑)


ほんらい なら ぜんか 1ハン でしょうか。(笑) ぼうこうざい 。



ぼうこう は ぱんぱん でしたから ふかこうりょく(笑)。



おしまい。

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