第5話 初デートは…

あきは…一人娘が中学校へ上がるまで辛抱強く待っててくれた。

そのデートまでだ。


2人での帰り道にデートのプランを話しながらも練っていた。


ホントならば夜の遊園地とか、

海が見たい。とあきは良く話していた。



『だけど……出来ない。』

うつむあきの頭をポンポンとするオレ…


『いつか叶うよ。待つから。』



あきは申し訳なさそうにしていた。



やって来た念願のデート。

健全なデートをするはずだった。



だけど……

観覧車で2人きりになると、沈黙すら心臓が早鐘を打つ。


頂上に着く頃には、

お互い求める様に抱きしめあって熱いキスを何度も交わした。



あきが言う。

『私を……抱いて?』



オレの胸の中に顔をうずめるあきは…オレを求め始めた。


俺は意を決してあきの手を引き、ホテルへと向かった。



お互い下を向いている。

緊張が走っている。だけど……オレは。



キーを刺して部屋を開けると、

ムードある部屋に2人で感動していた。オレも余りホテルって

来たことねぇし。



抱くなら好きな女と、と思っていたからだ。



一緒にお風呂入って、身体を洗いあっこした。

バストの膨らみが意外とあるあきにオレは興奮した。



あきは…俺の大事なところを大切に扱ってくれた。


湯船に入った途端に

お互いが激しく求めだした。



『ダメ… ベッド行こ?』

オレは…あきの華奢な体を抱き上げて

ベッドへと連れていった。




そこからは…もう、記憶が無い。



ただ、ただ快楽だけが

俺達の愛を確かにしていた。

ソッと…確かめ合い時として激しく、あき

とても、可愛いかった。


何度も感じて果ててくれる。



オレは段々と男の自信を取り戻しながらも、

あきが絶頂になるまで耐えた。

(マジヤバい。イきそう!)



もだえる顔を見ながら恥ずかしがる、そんな女性が理想として思えてきた。



声が1層大きくなる。

オレは……

中で出してしまったが…避妊はしていた。




だが、数ヶ月後に……

その後もお互い求める度にしていたので、

あきは……仕事中にを起こして、





仕事の休みを余儀無くされたのだった。俺は考えた。

一人娘に妊娠させたと正直に話して……



あきとの再婚を本気で考え出したのだった。


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