御伽草子～渡辺綱の変～

設定集（※読まなくても本編には影響ありません。）

登場人物

【藤原　徹（とおる）】

　ちょっとスレた大学二年生。フィクションが嫌い。幽霊や妖怪など、目に見えない存在が恐い。基本、突っ込み役。

【渡邊（わたなべ）　（の）綱（つな）】

　平安時代の京の都から時空を超えてやってきた。生真面目で天然。＜鬼切丸＞という妖刀を持っている。

【四季（しき）】

　徹がつけた仮の名前。陰陽師である安倍晴明が遣わした式神。

　普段は、狼の姿をしているが、自由自在に変化することが出来る。

　常に偉そうな態度で、人間を見下している。

【平井　将（しょう）】

　徹と同じ大学に通う二年生。歴史研究会というサークルに所属。歴史オタク。

　自分のことを平将門（たいらのまさかど）と同一視している。

【荊木（いばらき）　透子（とおこ）】

　徹と同じ大学に通う一年生。演劇部のマドンナと呼ばれ、大学内で一位か二位を争う美少女。

【安倍　晴明】

　平安時代の陰陽師。

【源頼光（みなもとのよりみつ）】

　平安時代中期の武将。

【坂田金時（さかたのきんとき）】

　頼光四天王の一人。大柄で赤ら顔をした、気の優しい男。

【碓井貞光（うすい さだみつ）】

　頼光四天王の一人。神経質な性格で、心を落ち着かせるため暇さえあれば読経に勤しむ。

【卜部 季武（うらべ の すえたけ）】

　頼光四天王の一人。豪傑で粗暴。酒癖が悪い。

【ツバキ】

　茶屋『あづま屋』の看板娘。

【モモカ】

　ツバキの親友。どこか浮世離れしている。