ニデックの音声説明を聞いた感想
岸田社長君の発言 (今回も音声会議に永守さんや小部さんは不在)
Q2のポイント
車載事業は、部品を頑張る。
イーアスクスだけではなく、電装、ボディ、パワトレ、シャーシなど
部品系で頑張る。もう二度と赤字を出さない覚悟である。
日本企業でも稀有なサプライチェーンを持っている。
車載でも新規の引き合いがある。ただし名前は伏せる(←?)
モータやステアリング関係
海外事業を頑張る。これからも車載はニデックの中核事業となる。
もっと長い視点で組織を変更した。
水冷モジュール
準備万端→ 売上を伸ばせる。何億? いつから?という声には答えられないが、
大きな立ち上げ(生産)ができる準備はできてる。
家電商業産業(MOEN)
インド戦略。クブリ、インド南西部。第二の都市に第二の工場の建設が
今年完成、来年から稼働。大型モータを生産。
インドのレイランドとの競合。商用車の生産。中国のパートナシップなしでの
事業とは全く異なる。
フランス南東部の向上も来年から稼働。
米州でのデータセンタ事業は「とどまるところを知らない」
オルタネータ、電源の需要がすさまじい。
相対的なマーケットシェアをニデックは保有。
米レキシントン、メキシコでの増産をする。
機械事業
工作機械は「シナジー」がポイント。
極めて高い精度の歯車加工、マシンツールとタキザワが共同開発の
新製品がついに市場投入。最先端技術のデジタルツイン。
この技術は日欧が最先端だった。中国が追い上げてきている。
中国での工場も立ち上げる。
企業買収。
カナダのリニアトランスファ。プレス機の会社。
2030年の筋書き
既存事業での7兆円とのことだが……(;´∀`)
さすがに難しいと思われる。25年3月でも2兆6千億がやっとだ。
「今までは非常に強いリーダー(永守さん)の力、一つの事業の力でニデックは成長
してきた。今後は、事業ごとのグループシナジーで頑張っていく。
そのために車載事業などでのグループ統合があった」
AI事業、5つの事業の中で最も楽しみにしてる。
回るもの、水冷、発電、蓄電、ニデックの技術がどんどん使える。
・アナリスト、記者からの質疑応答での岸田(サムラ君含む)の発言
ニデックの歴史。1兆に達するのに40年。2兆に4年。
3兆円には6年後。そこから5年で2030年になってしまう。
ここで7兆は高過ぎるよね
(でも永守さんに無理とは言えないんだ。察してくれ)
我々は10兆円は通過点と考えるべき企業ではある。
10兆円を目指せる企業体制を作りたい。
その体制を作ることなしに、3兆、4兆とはできない。
ここから2、3年は体力を作りたい。
車載事業の編成、シナジーの棚卸をようやく終えたところ。
イーアスクルは、広州汽車とステランティスとだけ取引。
他の企業には車載部品しか作ってない。
商用車のイーアスクル(トランクション)もある。
そっちは家電商業産業に含まれている。
今まで中国向けに特化していた。ニデックにしかできないトランクションとは
何なのか? という探索ができてなかった。どういう技術をやるべきなのか、
というプロジェクトを立ち上げてる。今が第三世代のイーアスクル。
次の世代の議論も開始している。
家電商業産業の中は、赤字ギリギリ、一桁%から10%以上の事業がある。
低いところをリストラ、20%以上の分野を伸ばす。
買収したばかりの企業を記載してるのもある。これから成長させる。
企業買収戦略は、永守代表が考えてる大型案件も含め、小型(主力5事業を埋め合わせるような)の両方をやっていきたいと思っている。私も日夜研究してる。
イーアスクルの出荷台数49万台の見通し、外部環境の変化によって35万台の見通しになった。90万~100万台のキャパ有り。それ以上の生産力は持たない。
今年より来年が下がると思わないが、安全な運転を合弁会社とやっていく。
ステランティスのEVがこれで終わることではない。
ステータやモータの部品事業も継続してやっていく。
欧州での車載に問題がある。拠点が分散しすぎてる。
今後も構造改革をするかもしれない。
車載のステータ、ロータの部品事業。数年後はどうなる?
NPE(合弁事業)以外の事業が始まるのは、最低でも1年でも時間を要する。
来年の上期以降になる。
3年後は……大きな事業にしていきたい。
既存事業は95年から開発、00年から開始。
今日の規模になるのに10年かかった。
1Q2Qが横ばい、3Qから上がっていく。期待を込めて準備を行っている。
中国の工作機械は、日独のマーケットがすごく大きい。
そこで中国も追いついてきてる。まだまだ日欧が先行してるが、
最近では現地企業の製品が出てきてる。日本の機械は強い。
そこで日本製の工場を立ち上げた。
筆者の感想
(*´Д`)
よくわからないが、今後も期待しよう。
事業規模が大きすぎ。生産拠点が大きすぎる。モータ事業の枠をはるかに超えた世界的な大企業。筆者の頭で把握できるような企業じゃないとは感じた。
岸田君もよく頑張ってる。
俺のニデックに関する分析は最近はずれまくってるので評価はしないことにする。
決算分析 @kintyou
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